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プログレッシブ・ロック編:ピンク・フロイド(狂気)

2006年09月05日 | 洋楽のルーツ
さて、ケイト・ブッシュからギルモア→ピンク・フロイドへ行きます。

プログレの中ではそのネーミングからか曲調からか、ちょっとマニアックな存在のバンドですが、プロレスのアブドーラ・ザ・ブッチャーの入場テーマ曲「吹けよ風・呼べよ嵐」の作者といった方が判り易いかもしれません。
メンバーはロジャー・ウォーターズ (B・Vo)、リチャード・ライト (Kd・Vo)、ニック・メイスン (Dr) シド・バレット (G・Vo)、65年ロンドンで結成、デビュー67年。翌68年にデヴィッド・ギルモア(G・Vo) が加わり5人編成となりますが、69年には中心的存在であった、シド・バレットが脱退。
バンド生命が危ぶまれますが、残された4人はこの危機を乗り越え、70年代の名作を次々と発表します。
この辺はピーター・ガブリエルが脱退したあとフィル・コリンズを中心にメジャーなバンドになっていった同じくプログレのジェネシスを連想させます。

私が聴いたのは、名盤「狂気(73)」がリリースされたあとでしたが、当時クラシックがまだ退屈に感じた年代だったので正直長い曲は苦手でした。
プログレ=長い曲というイメージが私にはありました。ELPにしても同じですが、彼らはかっこよかったし、また、別の魅力がありましたね。
しかし、その「狂気」の中のマネーという曲を学園祭のロック喫茶のようなところでかけていて、初めて聞いたときはそのシンプルさとコインのじゃらじゃらするスロットマシンの効果的な音に魅了されてしまいました。
ピンク・フロイドのマニアックなバンドというイメージは、当時NHKのヤング・ミュージック・ショーでしたか、ポンペイの競技場かなんかの遺跡で延々とやるライヴが放送され、これが非常に神秘的で退屈でした。(苦笑)
これが私の中のフロイドのイメージにはついてまわりました。
後編に続く

「狂気」

「おせっかい」(吹け夜風呼べよ嵐)


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2 コメント

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彼方 (はな)
2006-09-06 16:28:17
避けてとおった道。何も思い出せない。

ジャケットはシンプルで素敵なのにね。ジタバタ
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ふ~む。 (サミー)
2006-09-06 16:42:55
前回のELPにしてもプログレは一般的に人気がないのか?ちょっと意外です。

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