先日、ケーブルテレビで「ザ・商社」というテレビドラマを再放送していた。
このドラマは1980年にNHKが放送したものだが、3年にわたる構想期間、4ヶ国またがるロケーション、6ヶ月に及ぶ制作期間など、それまでのテレビドラマの枠を超えるスケールが話題を呼んだドラマである。
私はこの頃大学生で安アパートに同じ大学のT君と今で言うルームシェアをしていました。ルームシェアと言うとカッコいいけど男同士のむさい共同生活じゃね~
で、同居人のT君がこのドラマが好きだったんですよ~
主演の山崎勉がすでにこの頃渋くてかっこよかった!
そしてなんといっても世界的ピアニストへの野望を持つ女性、松山真紀役の夏目雅子が強烈な印象でした~
なんと第3話では上半身ヌードを公開!
当時のNHKにしては頑張った~とT君も感激していました。多分、演出の和田勉の功績ですね。
超豪華なスタッフをご紹介すると。
原作:松本清張、脚本:大野靖子、音楽:林 光、演出:和田勉
出演:山崎 努、ケン・フランケル、夏目雅子、勝野 洋、片岡仁左衛門、佐藤慶、中村玉緒、加藤治子、浜田光夫、大和田獏、水沢アキ
私はT君に付き合って何話か観ただけだったのですが、いまだに強烈な印象が残っているドラマでした。
特にラストシーンの山崎の言葉はいつまでも私の脳裏に焼きついております。
ザ・商社DVD
石油にとりつかれた男。その男にとりついた女。現実に起こった事件をもとに描いた経済ドラマ。高度成長期の日本のシンボル ― 総合商社を舞台に繰り広げられるダイナミックな人間模様。「日本人とは何か」を痛烈に問いかける。