久しぶりの投稿となってしまいました。
今回の長野県北部地震の被害は大変なもので、神城断層から東側と西側では大きな差が出ていました。
特に東側の揺れ方がすごかったようです。
今日は文化財についての現状の一部です(11月27日撮影) 今はもうすっかり雪に埋もれてしまいました。
ここでは30体ほどの石仏が被害にあってしまいました。
観音様も驚いたでしょう・・
なんと優しいお顔立ちだろうか・・
全てが倒れて割れてしまったり、顔に傷などがついてしまいました。
このあたりの石仏は松本平のとは彫りが違います。独特の優しさがあります。
日本海の方から塩の道を通じて入ってきた、彫りのスタイルなんでしょうかね、天保の時代に作られたものです。
地震の話題から、もう寒波の話題へと、世の中は移り行く年の瀬となってしまいました。
冬は確実にやって来て、何事もなかったかのように多くの物を雪の中に隠したのです。
今はもう雪の中に横たわってしまった石仏たち、春がやってきたら早く起こしてあげたいものです。