今日は過疎の集落を訪ねてみた。
20年ぶりだろうか、30年かもしれません、なにせ久しぶりだ。
今は住人は町に出たようです、時折り来ているようで、かろうじてですが現在の姿を保っている。
かつては桜が咲き畑も耕して生活をしていました。美しい山村の光景がありました。
何処の集落に行っても同じような光景で家も荒れ果て、朽ちている。
ほとんどの集落で僅か残された者が生き抜いている。
少し離れた家でおばちゃんに会う、話をしてみると一人暮らしだという。
父ちゃんは8年前に、息子も3年前に逝ってしまったと・・
もう、一人に慣れて、寂しくないと家を見ながら話してくれました。
何年かしたら、日本にはかつての山村は完全になくなってしまうのでしょう。
最後に立ち寄った家でした、どこか寂しげに老犬が見送ってくれました・・・