JR大糸線のアーチ橋?が前から気になっていたので行ってみました。
大糸線と除沢川にかかる交差型単弦アーチ橋ですが、線路に斜にかかる吊り橋です。
川の護岸に影響のでないような設計で、吊ることで強度を補っている様です。
流れる川の名は万水川とも呼ばれ御宝田のわさび畑に向かっている。
アーチをくぐるように電車がはしる。
後方にはアルプスが見えて鉄道ファンには魅力的です。
橋を記事にしていて思い出した、去年、静岡県富士宮市の白糸の滝に行ったところ、真新しいコンクリート橋が滝に似つかなくて疑問に思ったことがあります。
世界遺産に登録するために「100年前の姿を再現する」のが名目だそうで、架け替えを行ったようです。
それに伴い高台の土産店にも移転要請が出ているようで、店主が嘆いていました。
新しい橋の構造は日本で初めての技術的工法で、どうしても作りたいとの国の方針で進められたそうですが、どこかの競技場の問題に似ています。
それまでの白糸の滝には、すぐ前に店(創業は明治43年)があり滝壺を覗くには難しかったが、景色と一体にはなっていて風情がありました。
景勝地には商店が並ぶ光景で、一つの文化ですが・・・この100年は消えてしまった感じです。
確か富士山は文化遺産のはずでしたが
最近行った人はどのように映ったのでしょうか・・・