あずみ野 美光波探訪

安曇野を中心に信州を自由に散策しています

修那羅山石神仏:東筑摩郡筑北村坂井船窪山 安宮神社

2019-03-19 16:44:43 | 石仏

標高1037mに鎮座する安宮神社

その境内には多くの石神様や石仏様が祀られています

多くは珍しい姿の石神様です

左がこの神社の開祖(1795)修那羅大天武  

右が 風神(五穀豊穣祈願)で地元の坂井地区の人々によって奉納されたものです

 

私たちが一番お願いしたい石神様

銭謹金神(ぜに神様)

手には丸と四角の穴あきの銭をもっていますが、人々が日々のお金に困らないようにと奉納

 

 

酒泉童子像

餅つきなら豊作を 水汲みなら水の豊かさを 酒屋なら良い酒が出来ますようにと酒の神様として奉納

 

雪の下には杵を手に持つ その下は臼

 

 

神農様

稲束をくわえ 手にも持つ

稲田の生育を守る神農として祀られました

 

 

 

対神様(ついじんさま)

弁財天にあやかって彫られたもので、女性の福の神として祀られました

 

十一面観音(ブナ観音)

人気の石仏 受胎仏とも呼ばれる 自然の生命力と霊の神秘的な融合を物語っている

 

 

説明は修那羅山安宮神社石神仏群ガイドマップを引用いたしました

 

今回と次回は主なものを紹介します

 

今年はこの石像群をデジタル撮影したいと考えて足を運び始めました

山の中にありますから、木漏れ日が当たる僅かな時間を捉える時間がとても充実感を与えてくれます

写真作品をどうするかより、この石神様たちにまた、逢いたくなります

 

初めて修那羅山に登ってから40年

あれから40年

感じるものが、全然違います

 

信州修那羅峠

地元のひとたちには しょならさん とよばれ 親しまれています