こうふコンシェルジュでございます。

甲府のことを知りたいと思っていらっしゃる方!
甲府への移住を考えている方!
いまの甲府の情報満載でお届けします。

あたらしい甲府の地図

2016年10月14日 | 甲府地域のこと
最近手に入れた地図があります。欲しくて欲しくて古いビルの3階の一室にあるオフィスまでもらいに行きました。


それがこれ。




オフィシャルではなくて、ブートレグ。ようはアンオフィシャルというか、実に私的目線満載の甲府の地図です。





甲府に移住して、
甲府にオフィスを構えて
いろんなお仕事をしている人たちが作ったもの。

冊子版とweb版があります。


http://yamanashi-map.net/

見ていて面白い。
非常に私的なコメントが書いてあります。
ブートレグ。

案外まちって、それぞれの目線でそれぞれの感覚でみたものの積み重ね。そのまちのつまらなさだったり楽しさだったり。
何を発見するか、どう思うかなんだよなーって思っているので、そんな感じの感覚が詰まっている気がする地図です。




どんな地図を広げるか。

それで見える景色が違う。


地図に何を記していくか。それによって生活も違う。


自分だけの甲府地図作りたくなってきました。





足手まといだからお嫁に行きます。10月3日注目

2016年09月21日 | 甲府地域のこと
先日、市役所を12時半に出発し行ってまいりました、昇仙峡へ。13時には着いているという甲府駅からも近い名勝です。

昇仙峡についてはこちらをご覧ください

昇仙峡ロープウェイに乗ったのは、実は小学生以来
驚きました!「こんなに景色、よかった???」って。これまでわざわざ県外のいいところへいってロープウェイ乗っていましたけれど、昇仙峡、まさかのこの眺望。こんなに近いところに、あった!再発見です!
「昇仙峡はあえて、行かない」なんていってたけれど、撤回。いい!!!行く!!!!
久しぶりに行ってよかったです!



今回の目的は10月3日販売の田舎暮らしの本の取材です。

ロープウエイを降りたところでちょこっと写真を撮るかと思いきや・・・

こんな場所を越え、こんな道を越え
こんな道なき道をすすむという・・・

「ここから20分くらいのところにすごく綺麗に見えるところあるんで!」と甲府に移住してきた藍ちゃんにナビをされてという。
なんとなく取材前に胸騒ぎがしたからかろうじてスニーカー。
履いててよかった。

こんな階段もこんなはしごもおかげで登れました。

目指すはあの林の向こうに見える岩肌のところ。

藍ちゃん、カメラマンさん、ライターさんがづんづん突き進み・・・私はぜーぜーと呼吸があがりました。


頭にめぐるは
足手まといだからお嫁に行きます♪のフレーズだけ・・・
歩いても歩いても追いつけない・・・
私の人生のよう

そしてこんなおちゃめな看板は私に帰れといっているかのよう・・・

「大丈夫ですかー??」って
待っててくれる皆様。

はい、足手まといなんでお嫁に行きます。
なんてすっこどっこいな返事をする自分に余計に疲れ・・・




そして、無事、藍ちゃんが、かの剣岳より恐怖を感じる日本一怖いという「まんじゅう」に到着し撮影しました!なんで怖いかって?それは饅頭のようにまん丸の岩。その先つるりといったら・・・ひょえーーー!!!!って想像するだけで怖いです。


カメラマンさんも藍ちゃんも腰が引けているような。
藍ちゃんの表情が固くなったところで笑わせようとしたカメラマンさんがライターさんに向かって「面白い話してください」って。
ライターさんが一生懸命面白い話をしようとしてると、藍ちゃんが、

「面白い話ならコンシェルジュが得意なんで」
なんていうもんだから、カメラマン、ライター、藍ちゃんの三人が「では、コンシェルジュさん、よろしくお願いします!面白い話を!」なんて言い出し・・・そういうときは浮かばない・・・私今まで面白い話、したことありましたっけ?とりあえず高校時代の話をしておきました。あの頃のネタを・・・




しかし、ここの眺めは別格です!



甲府盆地!まさに周りを山に囲まれた山の都

こちらは南アルプスのほう。

こちらは北杜のほう。


この景色の良さを求めて、皆さんここまでくるのね。と感心しつつ、帰ろうとしたら、

おしりがブルっとぎゅっと、なんとも言えない感覚になりました。




ということで、こちらでの取材は10月3日発売の、宝島社の「田舎暮らしの本」に出ますので、是非皆さん、
読んで、見て、ください!よろしくお願いします。



ちなみに、足手まといだからっていうのは曲で、本当は「お嫁にいきます」ではなく「別れて行きます」なんですけれど、いつもまにやら私の頭の中で勝手な替え歌を作ってしまっていたという・・・

甲府のこうふくDAY!5月29日はこうふ クゥゥゥゥ!の日!

2016年05月24日 | 甲府地域のこと

5月29日甲府駅北口の歴史公園にて

雑貨、飲食、ワークショップなどを集めた

529マルシェ(こうふくマルシェ)~こうふのみりょくがぎゅっ!」を開催します!






ラインナップは口福で幸福なものが沢山。
 


私もこのチラシをみているだけでおなかが空いてきました。
あれ食べてこれ食べて、想像しちゃいます!







気づきました?
なぜ5月29日に甲府のマルシェをするか

5月29日を、ごがつにじゅうきゅうと読まずに、ごーにーきゅーと読まずに、ごにくと読まずに

「こうふく」と呼んでくださいね!

だからこの日じゃないとだめなんです!


ラッキーなことに今年は5月29日が日曜日。しかも、歴史公園のとなりの甲府駅北口のよっちゃばれ広場で
春の蔵出しワインバー2016」も開かれているタイミングです!


今回の529マルシェは甲府市の女性職員の有志19人が集まって発足した任意団体「女子カフェ」のメンバーが5月29日を「甲府のこうふくデー」と銘打って開催するものです!

女の子目線のかわいらしいマルシェになるはずです!是非是非皆様、足を運んでみてください!





今改めて。甲府に住む人に知っていて欲しいこと。

2016年04月21日 | 甲府地域のこと
今なお続く予測ができない地震

揺れが続くなか、耐えて生き抜く被災者の懸命な姿
そしてその被災者を支えるために尽力されている方たちの姿
連日テレビに映し出される熊本をはじめとする地震によって姿を変えた九州の景色。


なんと表現をしたらいいのでしょうか。
何と言ったらいいのでしょうか。

心が痛む以上の言葉があれば、それが当てはまるかもしれません。

改めてこの度、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、甚大な被害を受けられました皆様に対しまして、吏心よりお見舞い申し上げます。


私たちは何ができるか。それをしっかり考えながら対応をしていきたいと思っています。





皆さんはご自身が住む場所でどこが避難所かご存知ですか?


実は私の家族の中でも、どこが安全で、どこを避難所と思っているのか認識が違ったのです。




我が家は甲府駅から徒歩3分程度のところにあります。

甲府駅ロータリー、県庁の庭、市役所駐車場、舞鶴城公園、児童公園、舞鶴小学校、駅前大型駐車場といった建物との隣接距離がある程度確保された広場が家から同程度にあります。

この週末、両親と避難所のことについて話しましたら、


父は甲府駅が地盤が固く安全だから駅前ロータリーに避難するといい
母は広いから駅前の大型駐車場がいいのではないかという。

実際は駅前の大型駐車場が一時避難地で、備蓄を備えた避難所は近所の小学校なのですが、命を守るということを頭に置いて平時に話し合った中でも認識は違うのですから、家族間でのすり合わせは重要です。



今年3月11日に、こちらのブログで甲府の防災について書きました。「3月11日。その時を迎える」そのなかで

甲府市防災情報WEBを活用して欲しいことを書きました。
こちらをクリックしてください


今、このタイミングでまた見ていただきたいと思います。


甲府市が発行している
「知る!備える!守る!我が家の防災マニュアル」

これは自治会などを通じて全戸配布されています。


今後30年以内に88%の確率で東海地震が発生すると予測されています(平成24年1日11日地震調査委員会発表)

山梨県が発表した東海地震における被害想定調査報告書によると

想定される地震規模は
震度6弱(一部の地域は震度6強)
地震の規模 マグニチュード8
死傷者934人
建物全壊数754棟
建物半壊数5080棟
(午前5時を想定)

と大きな被害が予想されます。

この防災マニュアルのなかには地震ハザードマップ(揺れやすさマップ)があり、
東海地震だけでなく、釜無川断層、藤の木愛川断層、曽根丘陵断層等による地震も想定されています



こちらのブログをご覧頂いている
甲府に移住をされていらした皆さん、また甲府にこれから移住をご検討されている皆さん

甲府のまちでどこへ避難すればいいか、必ず確認してください。そして住む場所がどういった場所か確認を必ずしてください

防災マニュアルには様々な安全情報とともに甲府市内全域の避難所マップもあります



甲府に今日移住してきた方に防災マニュアルをお渡ししました。

新しく生活が始まる場所の避難所をよく確認すること、
また、いざという時、そこに自分が居るということを知ってもらうためにも自治会や近隣の方たちに挨拶をしてくださいと、アドバイスをさせて頂きました。




この防災マニュアルは甲府市役所1階ロビーの平和通り側入り口脇にある防災情報コーナーと
2階の市政情報コーナーに置いてありますので、必ずご覧になってください。




地震はいつ、どこで起こるか。それは誰にも分かりません。

災害を止めることはできませんが被害を減らすことはできます。

まず、その時が来る前に「知る」ことから始めましょう。

知る
備える
守る


できることをすぐに実行ましょう。


まず大きな地震が起こったときの一時的な避難地はどこか。そして防災資機材や非常食の備蓄がある避難所はどこか




それぞれが大きな災害が発生した場合のことを知るのは、 今です。









少し知っていて欲しい消防団のこと。

2016年03月16日 | 甲府地域のこと


昨日の地元紙、山梨日日新聞に、甲府への移住を検討されている方向けのホームページ「甲府の暮らし方~甲府に住む人に知ってほしい6つのこと」が開設されたことが載りました。

少しずつ手を入れたり、写真を追加したりしていますので、たまにのぞいてくださいね!

この記事の隣に出ている児童が火災予防を呼びかけながら町内を巡回をした記事。小学校とその地元の消防団がともに初めて企画したそうで、子どもたちが拍子木を打ちながら「火の用心、マッチ一本火事のもと」と声を張り上げながら地域を回ったそうです。
自分のまちの安全を自分たちで守る。そんな心がけを子どものうちから持つということは本当に大切なことかもしれません。

この季節、夕暮れ時になると「こちらは○○地区消防団です。乾燥している日が続いてます、火の元にご注意ください」カンカンカンと、鐘の音と共に消防団のパトロールの声が聞こえてきます。

首都圏から引っ越していらっしゃった方はこういった警ら活動は、驚かれるかな?私にとっては子どもの頃からこの時期に親しんでいる呼びかけと光景です。

おかげで「少し火には気をつけなければな」って思うのです。
それ以上に身近に感じるのは、地元で起こる火災のときに、近くに出動拠点がある消防団が初期消火を行い被害を最小限に食い止めたという話を聞くからです。



消防団は地域ごとに組織されていて

「移住すると消防団に絶対入らなくてはいけないのですか?」と聞かれることが多いのですが、入団は強制ではありません。任意です。

普段は、それぞれの職業で活躍されている人たちが、地域で災害が発生した場合や火災予防活動などの際には、消防団員として活動にあたる仕組みになっています。
消防団は地域に密着した消防機関として「自分たちの街は、自分たちで守る」という郷土愛護の精神に基づき組織されています。

現在、甲府市の中には32分団、1224人が任命されています。


消防本部と連携して火災発生時の消火活動や、地震・風水害などの大規模災害発生時における災害対応、救難救護等の活動に取り組みます。
これは、私の幼馴染が消防訓練をしている時の写真です。このブログに載せるためにもらいました。
普段から訓練して、いつ何時発生するかわからない有事のために備えています













■消防団員になるには
採用条件は、以下の条件を満たしている必要があります。
・入団を希望する消防団の区域内にお住まいの方又は勤務されている方
・18歳以上の方で、男女は問いません
・心身ともに健康な方


消防団員を随時募集しています。


山城地区、相川地区などは90人を超える人たちが参加しているようです。相川地区は甲府市の北部の山に近い場所ににあるのですが、そんな場所柄自警の精神が強いのではないのかなーと思います。

出動回数
をご覧頂くと、いざという時のためにどれだけ備えて居るのがよくわかります。



団員さんの報酬は年1万7千円で、お祭りの警備なども含めて出動手当も出ます。




甲府市は日々、地域のために貢献している消防団の皆さんを地域でも支える制度もあるんです。

サポート店は市内に157店舗ありまして、飲食店や販売店などでの割引などの特典が受けられます。



また、平成27年度から、甲府市学生消防団活動認証制度がスタートしています。

この制度は、真摯かつ継続的に消防団活動に取り組み、顕著な実績を収め、地域社会へ多大なる貢献をした大学生、大学院生又は専門学校生について、甲府市がその功績を認証することにより、就職活動を支援することを目的とするものです。

ですから、甲府市内に住んでいる大学生も結構多く入って活動しているみたいです。




先月2月3日の節分祭「大神さん」では




人ごみの中、警備をしているまちの消防団員の皆さんの姿をあちらこちらで見かけました。

この方たちはみんな、私が住む甲府市の春日地区に住んでる一般の住民です。

普段は会社員だったり、自営業者だったり、主婦だったり、色々なお仕事、立場の方たちです。


自分たちのまちを自分たちの手で守っている姿、素敵です。私は入っていないので、なおさらとってもありがたく、その精神にも脱帽です。





春日地区消防団で活躍している本屋さんの宮川君は、



「色んな職業や年齢の人たちと活動することで、ゆるやかにコミュニティーが広がっていく点はいいですね。人柄がよくて暖かい人が多いので、そういう人とつながれるのがいいです。

無理強いせずにできる範囲で地域に協力していく姿勢なので、サラリーマンも自営業の人も続けていくことができると思っています。防災の視点で色々と勉強をさせてもらえるのも有り難いですね」と話してくれました。


こうした消防団の活動が時として地方で強制されること、また負担となっているという声を耳にすることがあります。


実際にちゃんと知識をもって、自分がその地域とどう関わりたいのか、何ができるのかを考えてみることも地方に住むことを考える時に必要になってきます。
その地域の消防団は、その地域に住む方たちです。その地域に住む方たちがどのようにその地域を大切にしているかを知る目安でもあるかなって思います。