こうふコンシェルジュでございます。

甲府のことを知りたいと思っていらっしゃる方!
甲府への移住を考えている方!
いまの甲府の情報満載でお届けします。

ぼくの体重測定

2016年04月28日 | 甲府・四季の姿
ぼくはアメリカンビーバー

アメリカンなんだけど、甲府生まれだよ。



4月14日に甲府市遊亀公園附属動物園で生まれたんだ。日本で4番目に古い動物園の一番の新入りです、よろしくおねがいします!




毎日2時半、体重を量るのが日課なんだよ。
飼育員のおじさんが巣から出してくれるの。

ぼく、ちょっと眠くて、寝ぼけ眼だけど、ごめんね
まぶしくて  目が開かない



ちょっと目が覚めてきたよ!

あれ!!!なんだかお空飛んでるみたい!!!ぶーーーん


ピース!!!ひゃっほー!



体重は小さなかごにのってはかるんだよ
かごにのったら、少しじっとしてるの
でね、終わったら、

ご褒美に泳がせてもらうんだ!




きもちいいなーー♪



あ、お父さんだ!!



おとうさーーーん!!!


おじさん、お父さんがお迎えに来てくれたから、また明日ね!

お父さん、今日もぼく少し大きくなってきたって!!
ぱくっ

あたまから

ぱく

きゃああああああああ

お父さん、なんだか、キャーってみんなの声が聞こえる!!みんなが驚いているみたい!


ぼく、食べられちゃっているわけじゃないからね!お父さんがお家に戻してくれてるだけだからね


あ、お母さんも窓から心配そうにみてるーー!ぼく、もうすぐお家だからまっててね。





と、いうことで、ただいま甲府市遊亀公園附属動物園、春のベビーラッシュです!



ベネットアカクビワラビー、モルモット、アメリカビーバー、コモンマーモセットの赤ちゃんが生まれていますよ!順に皆様のお目にかかれる日が来ると思います!

ゴールデンウィーク、是非!



フェイスブックページはこちら
https://www.facebook.com/kofuyukizoo/info/?tab=page_info

ホームページはこちらをクリック
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/zoo/index.html


甲府での子育ての相談はここへ

2016年04月22日 | 甲府・教育
「保育園の手続きの仕方を教えて欲しい」
「こどもの肌荒れがひどくてどうしていいかわからない」
「こどもに障害があり、これからの生活に不安がある」
「甲府市にどんな子育て支援があるのか」
「イライラして子どもにあたってしまった」
「何度注意してもゲームをやめない子どもをどうしつけたらいいか」

4月1日に甲府市役所3階にオープンした子育て相談センター「おひさま」に寄せられた相談の一部です。





子育て中、「子どもと二人きりで孤独を感じる」「こんな話をしたらもしかしたらダメな親と思われるかもしれない」そんな思いを抱えながら一人で頑張りすぎているお母さんたち。
その不安や悩みを相談してみませんか?
「助けて!」って言っていいんです。


転勤や移住で知らない土地に来て子育てする。そのプレッシャーと不安はどんなものなんだろうって思います。


甲府に移住を考えているお母様、子育て中の皆さん!


「おひさま」では妊娠中から、18歳未満のお子様をお持ちのお母さんやその家族の子育て、家庭の不安や心配ごとに専門職員が親切、丁寧にお話を聴かせていただきます。
専門職員とは臨床心理士、保健師、看護師、社会福祉士など10人のスペシャリスト。心強い限りです。



電話、面談、メールでその不安や悩み、心配を何でも相談ください。

ここに何でも話をしてくだされば、悩みの解決への糸口が見つかるかもしれません。
その不安が少しだけ軽くなるかもしれませんよ。



4月1日に開設してから今日までに一日20人前後の方のご相談を受けています。


甲府市役所の3階の窓口にはこどもがぬいぐるみやおもちゃ、絵本で遊べるスペースもあります。

市内の保育園情報もこちらにありますし、子育て支援情報もあります。

どこに公園があるか、
子育て中のママさんとつながって情報交換できる場所があるか
子どももお母さんも楽しめるイベント情報を教えて欲しい


そんなちょっとしたことでもオッケー!

移住してきてからの子育ての不安はこちらがあるので安心してくださいね!!!

甲府市役所へ手続きに来た時、甲府駅前に来た時、買い物に来た時でもお気軽に!!!



子ども相談センター「おひさま」

http://www.city.kofu.yamanashi.jp/jidoikuse/kenko/kosodate/sodan/sogo.html


電話番号055-237-5917(ダイヤルイン)
ohisama@city.kofu.yamanashi.jp

是非是非お気軽にご相談ください!

面談の場合は予約してくださると、嬉しいです!!!




今改めて。甲府に住む人に知っていて欲しいこと。

2016年04月21日 | 甲府地域のこと
今なお続く予測ができない地震

揺れが続くなか、耐えて生き抜く被災者の懸命な姿
そしてその被災者を支えるために尽力されている方たちの姿
連日テレビに映し出される熊本をはじめとする地震によって姿を変えた九州の景色。


なんと表現をしたらいいのでしょうか。
何と言ったらいいのでしょうか。

心が痛む以上の言葉があれば、それが当てはまるかもしれません。

改めてこの度、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、甚大な被害を受けられました皆様に対しまして、吏心よりお見舞い申し上げます。


私たちは何ができるか。それをしっかり考えながら対応をしていきたいと思っています。





皆さんはご自身が住む場所でどこが避難所かご存知ですか?


実は私の家族の中でも、どこが安全で、どこを避難所と思っているのか認識が違ったのです。




我が家は甲府駅から徒歩3分程度のところにあります。

甲府駅ロータリー、県庁の庭、市役所駐車場、舞鶴城公園、児童公園、舞鶴小学校、駅前大型駐車場といった建物との隣接距離がある程度確保された広場が家から同程度にあります。

この週末、両親と避難所のことについて話しましたら、


父は甲府駅が地盤が固く安全だから駅前ロータリーに避難するといい
母は広いから駅前の大型駐車場がいいのではないかという。

実際は駅前の大型駐車場が一時避難地で、備蓄を備えた避難所は近所の小学校なのですが、命を守るということを頭に置いて平時に話し合った中でも認識は違うのですから、家族間でのすり合わせは重要です。



今年3月11日に、こちらのブログで甲府の防災について書きました。「3月11日。その時を迎える」そのなかで

甲府市防災情報WEBを活用して欲しいことを書きました。
こちらをクリックしてください


今、このタイミングでまた見ていただきたいと思います。


甲府市が発行している
「知る!備える!守る!我が家の防災マニュアル」

これは自治会などを通じて全戸配布されています。


今後30年以内に88%の確率で東海地震が発生すると予測されています(平成24年1日11日地震調査委員会発表)

山梨県が発表した東海地震における被害想定調査報告書によると

想定される地震規模は
震度6弱(一部の地域は震度6強)
地震の規模 マグニチュード8
死傷者934人
建物全壊数754棟
建物半壊数5080棟
(午前5時を想定)

と大きな被害が予想されます。

この防災マニュアルのなかには地震ハザードマップ(揺れやすさマップ)があり、
東海地震だけでなく、釜無川断層、藤の木愛川断層、曽根丘陵断層等による地震も想定されています



こちらのブログをご覧頂いている
甲府に移住をされていらした皆さん、また甲府にこれから移住をご検討されている皆さん

甲府のまちでどこへ避難すればいいか、必ず確認してください。そして住む場所がどういった場所か確認を必ずしてください

防災マニュアルには様々な安全情報とともに甲府市内全域の避難所マップもあります



甲府に今日移住してきた方に防災マニュアルをお渡ししました。

新しく生活が始まる場所の避難所をよく確認すること、
また、いざという時、そこに自分が居るということを知ってもらうためにも自治会や近隣の方たちに挨拶をしてくださいと、アドバイスをさせて頂きました。




この防災マニュアルは甲府市役所1階ロビーの平和通り側入り口脇にある防災情報コーナーと
2階の市政情報コーナーに置いてありますので、必ずご覧になってください。




地震はいつ、どこで起こるか。それは誰にも分かりません。

災害を止めることはできませんが被害を減らすことはできます。

まず、その時が来る前に「知る」ことから始めましょう。

知る
備える
守る


できることをすぐに実行ましょう。


まず大きな地震が起こったときの一時的な避難地はどこか。そして防災資機材や非常食の備蓄がある避難所はどこか




それぞれが大きな災害が発生した場合のことを知るのは、 今です。









一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております

2016年04月19日 | 甲府・四季の姿


どこからか種がこぼれたのでしょうか。

駐車場の脇、側溝との隙間に一株のすみれが咲いているのを見つけました。


下を向いて歩いていてもいいことはあるものですね



そんな状況と同じような歌があります。


「とぼとぼと歩いてゆけば石垣の穴のすみれが歓喜をあげる  山崎方代」


山崎方代は甲府出身の漂泊の歌人です。

大正3年、甲府の南部、右左口に生まれました。

家庭の事情で甲府を離れてからも、故郷、右左口の景色を沢山詠んでいます。そのことからも「望郷の歌人」とも呼ばれていました。


生涯独身であり、街頭で靴の修理などをしながら各地を旅しました。寂しさと孤独と向かい合い素直な表現でいくつもの歌を生み出しました。



方代については《こちら》をクリックしてみて下さい。




好きな歌があります。



「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」



もろもろ思い出して・・・ぐっと来ます。




方代の故郷、右左口。

「みぎひだりくち」ではなく「うばぐち」と呼びます。


ここは南北に細長く伸びる甲府の南側に位置します。


右左口はかつて中道往還の宿場だったところで、今なおその面影が残っています。

農業をされている方が多く、とうもろこしの産地としても有名です。



是非この右左口の景色をご覧いただきたいので、甲府市移住・定住コンシェルジュのページにアルバムを作りました。



甲府市にお住まいの青柳さんからお写真を提供していただきました。

《こちらをクリック》





皆さんが想像している里山の景色はまだここにあります。



こんな景色を見ていると、方代の心にずっと里の景色が刻まれたのも分かるような気がします。















無尽と自然と要介護

2016年04月07日 | 甲府の人
甲府の桜に心を奪われて、季節も心もすっかり春真っ只中。

満開になってからはすっきりしない天気が続き、今日も雨。これで甲府盆地の桜は終りかなー。
そして木々が大地がこの雨をぐんぐん飲み込んで、これから新緑の季節が始まりますね!

昨日は晴れ間が見えたので市役所近くをぐるりとお散歩しました。

市役所近くの公園は

緑と黄色に衣替え。なんと軽やかでさわやかなんでしょう!!!



街路樹のケヤキも柔らかく芽吹いて、通勤もウキウキ気分です♪とりもっちゃんもお手手つないでどこかへお出かけのようでした。



さて、地元紙、山梨日日新聞にこんな記事が載っていました


厚生労働省の調査で、65歳以上の高齢者に占める要介護認定を受けた人の割合、要介護認定率が山梨は14.2パーセントと全国でもっとも低く、全国平均を3ポイント下回っているという結果が出ました。

昨年末に同じく厚労省が発表した介護を受けたり、病気で寝たきりになったりせず、自立して生活できる期間を示す「健康寿命」は男性72.52年、女性75.78年と共に全国1位。

要介護率の低さ、健康寿命の長さ、あわせて1位ということに意味があるかなって思います。

とかく、都市部に比べ田舎は施設や病院に預けず、家族がケアに当たることが多いという傾向もあり、ご家族の負担が多いのかも知れません。ですが、言い換えてみれば、それだけ孤立している老人が少ないということとも解釈できます。

記事の中でこの結果を、生きがいや役割のある高齢者が多く、自立した生活が送れる間は介護保険を申請しない意識が高齢者にあることが認定率が低かったことの理由に挙げられています。


実際、私の周りをみても年配の方がとても元気です。趣味や地域の事業に情熱を傾ける方が多いような気がします。

農作業をしたり、庭の手入れをしたり、四季を感じながら自然に触れ合い、動植物とふれあい、ケアする日々の担いがあることで、「生」にいつも向かい合っているのかなとも。


あわせて山梨の習慣でもある「無尽」の存在も大きいと思います。
同級生や同業者、また地域といったキーワードのつながりで定期的に飲食をする無尽。

例えば、私の母親の場合、私が幼稚園や小学校の頃の今で言う「ママ友」仲間と今でも無尽をしています。
かれこれ40年くらい、月に1度、ランチタイムに集まっています。20代、30代のころから40年ですから、もう皆さんいい年になっています。

ママ友の中には県外からお嫁に来た人も少なくないです。

この40年の間の話題は
子どもの教育こと、旦那さんのこと、義父母のこと、お仕事のこと、そして健康のこと。悩みも喜びも何でも話しているようです。

そんな何でも話せる気心知れた仲間づきあいと、発散がこのおば様方のパワーなんだろうなと思います。


私も、昨夜無尽会に出席しました。
コンシェルジュのフェイスブックやブログで紹介している舞鶴城公園で桜のお花見無尽です。

20代後半から30代の間に知り合った出身地も学校もお仕事も別の昭和48年生まれというつながりの会です。

毎月一度顔を合わせることで、その仲間の健康や、お仕事や色々なことを気にかけるようになるし、お互い、いつまでも元気でこの会にこれたらなんて思っています。



甲府へ移住して得ることのできること。


それは都会にはない、居住や自然といったゆとりの生活環境といったこともありますが、

もしかすると、他者とのつながり、緩やかな仲間とのつながりと健康もその要素かも知れない、そう、このニュースから考えられるのです。