こうふコンシェルジュでございます。

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大学生がいるまち。まちなか学園祭。

2016年11月11日 | いろいろ、もろもろ
自分が学生だった頃。

毎日楽しくて楽しくて楽しくて仕方なく、あそこお店ができたから食べに行こう、あそこにクラブができたから踊りに行こう、そんなことばかり考えて学生の本分そっちのけで、大人に混ざって大人のフリをしていた気がします。

せめても、学生が集うサークルやクラブ活動をしていたらよかったけれど、そういったものにも一度も入らず呆けていて、同じ世代が何を考えて、何が足りなくて、なんて当然考えたこともなく、悩み事も半径1mくらいの出来事でした。

当然、まちを好きになるとか地域のことなんて全く考えてもいませんでした。自分のことに重ね合わせると、大学生の私がそこのまちにいたことを知る大人はいなかったと思うし、学生十把ひとからげな扱いだったよなーなんて。私が当時感じていたその「足りている」ものは、刹那的なまやかしに過ぎなかったと今は気づいています。


このお仕事をしていると、多くの甲府の大学生の活動に触れたり、話したりする機会が多くあります。
学生たちから「甲府のまち」「まちづくり」そんな言葉が多く出てきます。
甲府で学ぶ学生の意識の高さは驚くものがあります。
大人が与えてくれる場所だったり快楽だったり、ではなく、自らの手でそれを作りだそうとしている志の高さがあるな。そう感じています。




と、前置きが長くなりましたが、この週末、11月12日(土)
「まちなか学園祭」が開かれます。



今年で三回目を迎えるこの学園祭は、山梨大学、山梨県立大学、山梨学院大学の各大学で、まちづくりに関する学科やサークルに所属している学生たちがこの甲府のまちの活性化についての取り組みを甲府のまちのなかで発表でするものです。

それぞれの活動研究発表やイベントがあります。

こども向けの縁日「YGU子供祭」では、甲州弁カルタや、ビンゴ大会などをしながら楽しく甲府のことを学べます。
一日限定の「ふらっとまちなかcafe」では、ジュエリーワークショップ、アクセサリーワークショップ、アコースティックギターライブなど。
スマートフォンでの写真撮影のレクチャーを受けれる「風景散歩~ちいさい甲府を探しに」は、甲府のまちなかで見える「最高の一枚」を撮り歩くと言うものです。


詳しくはまちなか学園祭HPをご覧ください。


甲府というちいさな「まち」だからこそ、学生の可能性も沢山あります。
学生がスポットを当てるものが何か、求めているものは何かを楽しみながら知れる機会は、今の甲府を知る機会かもしれないですね。