こうふコンシェルジュでございます。

甲府のことを知りたいと思っていらっしゃる方!
甲府への移住を考えている方!
いまの甲府の情報満載でお届けします。

年末のご挨拶

2015年12月28日 | 甲府・四季の姿
いつも甲府市移住定住コンシェルジュでございますブログをご覧くださいましてありがとうございます!

今朝の市役所10階からの眺めです。



南に日本一の山、富士山

西に日本二の山、北岳

頂はもう、真っ白。

この山々に見守られていて、それを遠くに眺め、美しさを実感できます。

今年もあと残すこと少し。

今日でコンシェルジュも仕事納めです。

来年もまた同ブログでお会いできることを楽しみにしております!



それでは皆様、良いお年をお迎えください!!ありがとうございました!!!


朝寒や冬霧おおう盆地かな

2015年12月25日 | 甲府・四季の姿

今朝の甲府盆地は霧に包まれています。

良かった、朝霧で。夜霧だったらサンタさんが迷ってしまうとこでした。


コンシェルジュは朝霧で道に迷いそうでしたが、なんとか市役所へ出勤できました。



いつもなら見える甲府駅が見えません
ココリも。

市役所を真下から見上げて霧に包まれている感じ。


6階から平和通りを見るともっと見えませんでした

最近、霧の朝が多いです。
空気中の水蒸気が少ないから冬、霧が出やすいとのことですが、いつもの冬とは違う景色が続いています。



さて、今朝、地元紙の山梨日日新聞に先週開催されたコンシェルジュ対談ナイトの記事が載っていました。


前橋の鈴木さんからも上毛新聞の記事が送られてきました。



記事を書く人の目線が違うとこんなに違うんだなと、うなずく霧の日です。

ある視点にたった撮り溜め

2015年12月24日 | 甲府・四季の姿
11月の終りくらいから、甲府のまちのなかを歩いていると、クリスマスだなーと感じるデコレーションを見かけます。

都会のデコレーションに比べたらとっても地味でちっぽけだけど、なんとも温かく感じます。

市役所そばのオリオン通りの街頭

花屋さんのまえ

山梨県生涯学習センター

甲府駅前。



打ち合わせ先だったり、ランチ先だったり。我が家だったり。


これはいつも私が利用している市役所のトイレです。
おばさんがいつも季節の花を飾ってくださっていますがこのシーズンはスノーマンが置かれています。

だれかが喜ぶために。そんな気持ちがデコレーションに現れているからこの季節はやさしい気持ちになれるのかなーって思います。






そう考えると、私が甲府盆地の夜景を見てあたたかい気持ちになるのは、誰かの足元を照らすために、誰かの帰りを待つために灯している明かりだからかなーなんて。そう思えます。






ガーデンナイトフィーバーとまちの貨幣価値。

2015年12月22日 | セミナー情報
ガーデンナイト「地域の移住コンシェルジュ対談ナイト」、無事終了しました!
こちらが私の対談相手、前橋市の移住コンシェルジュ、鈴木さんです!

おいでくださった皆様、ありがとうございました。
また本来なら質疑応答や取材等のお時間がたっぷりある予定でしたが、21時の終了予定の時間までしゃべり続けてしまい、申し訳ありませんでした。

だれか私の口を縫ってください・・・



ガーデンナイトは前橋と甲府の地酒の交換から始まりました!
甲府が持参したのはもちろん、甲府のワイナリーの一升瓶ワイン!
ワインと日本酒で乾杯してはじまりましたが、肝心なコンシェルジュ二人はお酒を飲めず・・・二人は持参した甲府の水で乾杯となりました。


前橋はおいしいソースせんべいや豚肉のおつまみ、日本酒やイタリアはオルヴィエートの新酒ワインを持ってきてくださいました。なぜイタリアのワインなんだろうと疑問に思っていたら、イタリアのオルヴィエートと姉妹都市だからなんだそうです。


甲府はあわびの煮貝を大小色々取り揃えました!また、煮貝の煮汁がしみこんだローストビーフも!

どれもこれも評判最高!!おいしいーおいしいーと皆さんの声があちらこちらから聞こえてくるたびに「よっしゃ!!」と見えないようにガッツポーズ。鼻高々でした!


また私が踊っているようにも見えますけど・・・


コンシェルジュ対談という試みはこれまでになかったものです。
切り口が地方の就職や、生活にかかるお金のことなどについてということも大変珍しいことです。

就職活動の仕方だったり、産業や就職口のことなど、前橋、甲府それぞれの視点から話しましたが、共通、共感する部分が非常に多く、自治体の大きさは違えど地方都市の生活の成り立ちをよく理解することが地方での就職を成功させるポイントなんだなと思いました。


地方は職種にもよりますが、都心の収入より少なくることもあります。

地方での就職活動中、その額面に戸惑いを見せる人もいるのも確かです。
今の収入より下がるとなると、生活はできるのか?との不安が出るのは当たり前です。

収入と支出のバランスはどんな場所でも取らなければいけないとは思いますが、収入が減ったからといって生活の質が落ちるかといったら、そうとはいえない、というようなことを話しました。


経済産業省は、地方への移住・回帰の動きを後押しするため、生活コストの「見える化」システムを作成しました。

これは、市区町村別に、地域の家計収支や地域の暮らしやすさを貨幣価値で示すことにより、生活に係わる様々なコスト・ベネフィットを比較・検討することができるシステムです。約1万人を対象にしたアンケート調査を元に作られています。

http://www.meti.go.jp/policy/local_economy/seikatsucost/index.html



このシステムに「地域の暮らしやすさ指標の貨幣価値」という項目があります。こちらはなかなか数値ではあらわす事のできない利便性、教育・子育て、医療・福祉、災害、自然環境、ライフスタイルといった暮らしやすさに関する貨幣価値が表示されます。


例えば「40歳代・夫婦と子供(小中高生)」世帯で甲府の貨幣価値を見ると、その額は年間にすると228万1787円ほどの価値があると試算されます。

では、東京で一番人口の多い世田谷区と比べましょう。

世田谷の貨幣価値は199万6926円ですから、その差にして28万円の差があります。言い換えると甲府に住むほうが価値が高いのです。

唯一劣るのは鉄道駅やバス停までの距離、飲食店の集積度とショッピングセンターの近さにおいてだけです。

特筆すべきは、「働きやすさ」。有効求人倍率は世田谷のほうが高いにも関わらず、貨幣価値は世田谷区9万3174円に対し甲府のほうが21万7303円と、その価値にして12万4千円も高いのです。
これは、通勤に関わる時間等が加わることにより価値を高めているようです。



項目も詳細に見ることができます。

それぞれの項目において、新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、山梨といった中部地方の316自治体中でのランキングも出ます。
「病院までの距離」「高度な救命措置が可能な救命救急センターまでの所要時間」「地域活動(まちづくり、町内会、PTA活動など)に関わる人の割合」「地域保育所の待機児童率」「大学(短大除く)までの距離」「ショッピングセンターへの距離」「バス停までの距離」においては1位であり、
「治安の良さ」「小中学校までの距離」「老人福祉施設の在所率」「飲食店の集積度」「地域で取れた食材の入手しやすさ」といった項目も上位に位置し、甲府の生活の利便性というものはお金に換えるとかなりの貨幣価値になると出ています。


こうしたシステムがすべてではありませんが、地方へ移住する、地方で就職するということの不安を解消するひとつの判断基準でもあると思います。
経済産業省の生活の見える化システムで、今お住まいのまちの貨幣価値を見てみてください。



ガーデンナイトではこうした数値は出しませんでしたが、前橋も甲府も都会の生活にはない、また収入では得がたい価値を話せたのではないでしょうか。




甲府に住んでいて実感する何ものにも代えがたい自然環境の程よさ、生活、労働環境をとりまくゆとり感。そうしたことももちろんですが、こうしたコストベネフィットとしても、皆様にお伝えしていければなと思います。





くるーきっとくる、きっとくる、再来週

2015年12月17日 | 甲府・四季の姿
再来週の今日って何の日かしっていますか?

もう、ぼけーっとはしていられないですよ

再来週の今日は大晦日!来年がやってくるーー!
2016年1月1日、ニューイヤーです!イヤーーー!!!


早すぎて、追いつけない。

困ったよう。





さて、今日の甲府は久しぶりの冬らしい寒さになりました。

市役所10階の展望フロアからみると、甲府の西側にそびえる南アルプスの山々が雲で覆われています。雪でもふっているのかな?



平和通りのケヤキも葉がだいぶ落ちてしまいました。オーヘンリーの最後の一葉ごっこができるくらいしか残っていません。


最近、私がデスクで夏から育てている多肉植物の「たにくん」がちょっと紅葉というか枯れ初めて来たんです。



それを数日、水遣りをやめて窓辺に置いといたら
花が咲きました!


デスクと窓辺ってほんの数メートルしか違わないのに!枯れそうって思っていた「たにくん」が命吹きかえした!

お水も与えすぎていたのかもです。少しうれしいなー





今日は夜まで予定がびっちり。ダブルトリプルブッキング。だめね。

ちょっと気を引き締めます。




甲府×BASARAに続いては×前橋!!!!

2015年12月16日 | セミナー情報

甲府×戦国BASARAに続きまして、

今週金曜日は、×前橋!!!!

前橋の移住コンシェルジュ×甲府の移住コンシェルジュの対談があるんです!

それも相手は

前橋コン × 甲府コン

大丈夫でしょうか、私、足軽なんですけれど・・・
前橋のコンシェルジュさん、大将の兜を手に持っているけれど私、紙製の陣笠・・・

戦いじゃなくて良かった、対談で、と笑。


今週金曜日に、東京駅八重洲口徒歩4分にある移住・交流ガーデンにて

「ガーデンナイト 地域の移住コンシェルジュ対談ナイト」が開催されます!


19時スタートです


19:00 シニア等のポジティブセカンドキャリア推進事業の支援金制度の紹介、移住コンシェルジュの紹介等
19:30 移住コンシェルジュによる対談
     ・ 東京との収入格差に反する地域の豊かさについて
     ・ 地域の仕事の探し方
     ・ 地元企業の特徴と地域の人気就職先
     ・ 地域の移住就職に対して知って欲しい事
20:15 交流会
21:00 イベント終了

こんな感じです!


「前橋へ移住いかがですか?」「甲府へ」といういつものセミナーとはまた違い、今回は「移住と地域のお仕事」を中心にした対談ナイトです!



前橋のコンシェルジュさんも私も当日は鎧を脱いで、ゆるゆるとした感じで話します♪

人口34万人の前橋市と、19万人の甲府市は規模は違えどお互い県庁所在地。

一般に想像される「田畑を耕す田舎暮らしの移住」とはまた違った県都としての役割がある地域なので多くの共通する特色がある前橋市の移住コンシェルジュとどんな話になるか楽しみです!
 
甲府からは甲府のワインとおいしい、高級なおつまみをご用意します!

ご興味のある方、こちらからファックスか、お電話でお申し込みください!

甲府のまちを知るゲーム、戦国BASARA!

2015年12月14日 | いろいろ、もろもろ
お出かけするとき

同級生と会うとき

とりもつ煮を食べに行くとき

ライブのとき

いちごパフェ食べるとき

風邪ひいたとき
信号渡るとき

コンシェルジュも
コンシェルジュ父も

よろい姿で出かけます。


御館様武田信玄公のお膝元、甲府の住民は毎日こんな格好なんです。

というのは、冗談ですが、そう思えるほど、私のアルバムには戦国コス姿がたくさんあります



武田信玄公のふるさと甲斐の国「甲府」は、2019年に開府500年を迎えます。500年って、結構すごくて、ちょっと震える笑


甲府市では、それを記念して、こんなイベントを開催しています!!!

2019甲府開府500年KOFU × 戦国BASARA
「戦国宝探しゲーム」です!
http://kofu-sengokutakarasagashi.jp/

前期は2015年12月5日(土)~1月31日(日)(12月29日から1月3日まで景品交換のみ休戦)

後期は2016年 2月6日(土)~3月31日(木)

市役所1階展示コーナーと甲府駅構内にある観光案内所で宝の予言の書をゲットしてください!

予言の書に記してある謎をといて、風、林、火、山の4っつの金数が入った宝箱を探し出してください。
検索範囲は甲府の武田神社から、北口、甲府市役所周辺にかけてです!

この謎を解いたら、先着でkofu×戦国BASARAオリジナルめんこがもらえるほか、
クリアすると抽選で「甲府に泊まりま賞」「戦国BASARAで賞」「おしゃれな伝統工芸で賞」「100%ジュース召し上がりま賞」「古き良き伝統工芸で賞」「ビッグなペンで賞」といった、甲府と戦国BASARAならではの賞品があたるチャンスが!!


この機会に甲府のまちを歩いて散策してみませんか???

詳しくはこちらを↓↓↓
http://kofu-sengokutakarasagashi.jp/

もみじのいかだとインディアンサマー

2015年12月11日 | 甲府・四季の姿
11月は曇り空が続き、寒い寒いと思っていたけれど、実は今年は暖冬で、
甲府の11月の平均気温は気象庁の統計開始以来、2番目に高かったんだそうです。

今日も、明け方から降っていた雨がやんだら、気温がグッと上がってきました。
コートを着たら暑いくらいです。

さっき、山梨県庁で諸々用事を済ませ外に出ると、雨にしっとり濡れたもみじがきらきらで、


足元のアスファルトはさながら紅葉筏のようでした。



こうした、合間の瞬間に


「ああ、いい」

言葉が漏れます。


何がいいのか言葉ではっきりとは表現できないけれど、
その光景を見て、心が少し動きます。
それも、甲府市役所から半径500メートルの景色です。



あれをどうするか、次にどうするか・・・色々思い巡らせて呼吸をしていることを忘れている時や、お仕事が終わって、まだ緊張を引きずる様に背中がパーんと張った状態での帰途に、「ああ、いい」に救われるのです。


一瞬で身体の中の深いところに溜まった重い空気みたいなものが、ほ~っと、出るのです。



まだ楽しませてよ、少し待っててよって言いたい程、季節が足早に過ぎる、甲府駅前11月中旬からの景色です








恵まれてる。そう思わずにいられません。

そんな甲府、駅前の景色です。



就職を考えること セミナーの報告

2015年12月10日 | セミナー情報

写真を続けてみると演歌歌手が新人歌手を励ましながらリサイタルをしているように見えますが・・・実は大真面目にお話しています。


この写真、先週4日に東京は有楽町のやまなし暮らし支援センターで開かれた「第7回やまなし暮らしセミナー山梨で働こう!」の光景です。

9月の甲府セミナーがきっかけで11月から甲府で働き暮らしている三宅君が、もうすっかり会社の一員として求人情報、会社案内を説明し、コンシェルジュが創業100年近いホテル、ワイナリーの新しい顔として活躍を始めた三宅君を紹介している様子です。


この日は1週間という短い告知期間、そして金曜日の6時半からという開催時間にもかかわらず多くの方にご来場いただきました。

県内の9社が企業説明のプレゼンテーションをし、ハローワークによる求人情報、JR東日本企画による移住援助金の説明をしました。

さらに今回のために集めた16社の求人情報を用意しました。個人面談は開催時間を大幅にオーバーするほど真剣に皆様臨まれていました。



今回は山梨県が主催のセミナーで甲府市はご協力という形をとらせていただきました。

甲府市はこの県内にあって、間違いなく働き口が一番ある場所ですし、県都甲府の役割が見えてきています。
9月からセミナーやフェアなどに参加し、皆様とやり取りをさせていただいておりますが、
「働くところありますか」といった質問が多く「就職に特化したセミナーを開催して欲しい」との声を聞いてきました。その声に応えるためにも県や、市単独ではなく、甲府商工会議所、また派遣会社にもご協力を頂いて開催することに意味があります。
山梨県は、官も民も垣根なく一丸となってこの移住施策に向かっていく必要性を実感している日々ですので、この一歩は次につながる大きなステップとなると思っています。



生活環境の素晴らしさ、自然環境の素敵さなどはもちろんのことですが、生活をしていくための基盤である「就職」はなくてはならないことです。来年にも都内での就職セミナーの開催を予定しています。
決まりましたらまたここでお知らせさせて頂きますので、よろしくお願い申し上げます!

山梨で働こう 4日、有楽町で18時半からセミナーします

2015年12月02日 | セミナー情報
今朝、ある記録に挑戦しました。

自分の部屋を出て市役所のエレベーターに乗りこむまで3分という記録。新記録を樹立です。うれしいです。

途中、満員電車に乗らなくてはいけない環境ではできない、甲府ならではの荒業です。



さて、今週の金曜日の18時30分から、有楽町の交通会館5階、やまなし暮らし支援センターで、
「第7回やまなし暮らしセミナー やまなしで働こう」を開催します。


平日、夕方に設定した理由はお仕事終りにちょっと聞きに言ってみようかなーって思っていらっしゃる方にいらして頂きたいからです!
これから移住を考えたいけれど山梨って仕事あるのかなーていう漠然とした不安にもお応えできるかと思います。


老後の悠々自適生活も移住の形ですが、今のお仕事の環境を変えて、少しだけゆとりのある空間で生活するっていうことも移住の形。そんな多くの方の声にどうやって応えたらいいのだろうと、考えていました。

今回、山梨県が主催で甲府市、ハローワーク、甲府商工会議所、そして民間企業さんのオール山梨が一体となって移住就職の応援をします。

当日は教育関連、ホテル、ワイナリー、電気工事、広告代理店、人材派遣、不動産、農業、地域おこし協力隊など多くの業種が参加します。
ハローワーク、派遣会社も参加しますので、登録して今後ゆっくり探すこともできます。
正社員、専門職、パート、アルバイトなどの情報満載です。

また甲府の中小企業へ移住就職する場合の支援金の説明もあります。これはある程度の条件がありますので聞いてください。




事前申し込みが必要ですので、やまなし暮らし支援センター
03-6273-4306へお電話いただくか、
yamanashi@furusatokaiki.netへメールください。
ファックスの場合は03-6273-4307です。

当日まで出席できるか分からないという方も当日とび込みするかもって一報だけ下さるとうれしいです。

「第7回やまなし暮らしセミナー 山梨で働こう!」

日時
2015年12月4日(金)18時30分~20時30分
場所 
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館5階
(NPOふるさと回帰支援センター内)

JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 京橋口・中央口(銀座側)徒歩1分
有楽町線 有楽町駅 【D8】出口 徒歩1分



有楽町で逢いましょう♪



太陽と大地とともに生きる、地域おこし協力隊募集

2015年12月01日 | セミナー情報
ピッピピ ピッピピ ピッピピ

ああーーー

あと少し寝ていたい

けれど、太陽が顔を出してしまう。急がなければ。


重たい体を起こし、歯を磨き、顔をぱぱっと申し訳程度に濡らす。
ああ、水が冷たい。目が覚める。

作業着に腕を通し、帽子をかぶる。

庭においてある車に乗り込む。ブロロロロン

AMラジオのDJが、すがすがしい声でおはようございますと挨拶してくれた。

おはよう。返事をしてみた。

さっ、今日もいこうか。




家から仕事場へは車で3分もかからない。信号もない。


すでに作業をしているおじいさんたちがいる。
早いな。あたりは白んできてはいるけれど、まだ夜明け前だというのに。



仕事場に到着した。
荷台につんであるかごを肩にかけ、手袋をはめる。

長靴に履き替え、


すうー
音がするように空気を吸い込んだ。


よし、朝ごはんの時間まで今日もがんばろう。
今日はとうもろこしの収獲だ。

とうもろこしは朝日が出るまでに収穫するのがいいんだ。



日が昇った。朝陽は日中感じるよりずっと、早く動く気がする。
温度も頬でグッと感じる。

朝陽ってこんなパワーがあるんだって農業に携わって始めて知った。


とうもろこしの皮をむいてみた。

うん、いい実のなりだ。こうなるまでに一年がんばってきたんだ。


農家は一年中仕事がある。秋から冬にかけては比較的暇にはなるが作業はある。
剪定、土作り。
おいしいものを都会に住む人たちにお届けするためにこの作業はなくてはならない。地道な作業だ。


1月の下旬から2月の上旬にかけて肥料を入れながら土作りをした。

マルチを敷き、二粒づつ種を蒔いた。芽を出したらひとつを間引き、
寒さや霜にやられないようにトンネルをかけ温度管理をしてきた。


春先になってくると温度が上がり過ぎないようにトンネルを開けたり閉めたり。


平行して、3月から、桃の花が咲き始めたら桃の授粉と摘蕾、摘花。


5月にはベビーコーンの収獲がはじまり
6月頭から7月下旬にとうもろこしの収獲、選別、出荷。
すもも、桃も同じタイミングで収獲、選別、出荷、この時期が一番忙しかった。


8月になると、今度は梨の収獲だ。
これで一通りの収獲は終わる。


農業。
太陽と一緒に生活する。
太陽が昇ればお仕事をし、太陽が沈めばその日一日は終わる。

お昼ごはんを食べたらお昼休みもある。

もしかしたら人間が農業を営み始めた頃から太陽とともに労働をするこのスタイルは変わらないのだろう。

季節、天気。五感を研ぎ澄ませながら、大地の声に耳を傾け、作物の恵み、恩恵を受ける。

ああ、農業。されど農業。


と、農家の一日、一年を私の農業体験と農家さんへのインタビューをもとに書いてみました。



さて、ここからが大切な本題です。


甲府の南部、とうもろこしの産地の旧中道町一帯。
そこで農業しながら地域の行事やイベントに参加し、将来的に独立や就農を目指す
「甲府市南北地域おこし協力隊」の隊員を2名募集しています。
甲府への移住もセットです。

活動内容は農産物の生産販売、加工品の生産販売、地域情報や地域イベントへの参加活動内容の発信です。

資格は20歳以上50歳未満

待遇は報酬費208、000円/月

活動期間は平成28年1月から平成30年12月の36ヶ月です。


住宅補助は上限で月27,000円出ます。

軽トラック貸与、交通費支給、作業服支給、任意保険加入

休日はお盆と年末年始混みで年96日です。

とうもろこしの他に桃、すもも、梨、ぶどうの果樹も作ります。東京でのマルシェ出店による直接販売のほか、築地や大手流通への直接納品をします。

資格としては3大都市圏等をはじめとする都市地域から甲府市に住民票を移動(移住)することです。



移住が前提の為、希望者には2泊3日程度の農業体験、短期宿泊体験を実施します。
日程は要相談です。交通費及び宿泊費はこちらが負担します。食費は自己負担でお願いします

電話またはメールでご連絡ください。書類選考、面接等あります。

こちらのサイトをご覧ください。
http://shun-ka.com/

甲府市上向山町792-2
旬果市場です。
tomo@shun-ka.com
055-220-5066
です。



「地域おこし協力隊」

人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある[都市]]住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。