都市活力創造室長補佐の津田です今日は、高校スポーツが盛んな豊中ならでは話題第2弾で、女子サッカーについてお届けします
女子サッカーと言えば、なでしこジャパン
昨年、FIFA女子ワールドカップドイツ2011を制して以来、女子サッカーの注目度は急上昇ロンドンオリンピックでの活躍も期待されるなど、これからますます女子サッカーから目が離せなくなりそうです
そんな中、“豊中のなでしこ”大商学園高等学校女子サッカー部が近畿高等学校サッカー選手権大会(女子の部)に準優勝今年度から正式種目となった女子サッカーでインターハイ出場を果たし、市長を表敬訪問してくれました
大商学園高等学校女子サッカー部は創部7年目現在は3年生11人、2年生13人、1年生17人が在籍しています。毎日の厳しい練習やライバル校との切磋琢磨に加え、関西女子サッカーリーグ、関西LigaStudentなど、大学生や社会人チームも加わる大会にも参加して、実力を磨き、今では府内トップクラスの実力校に成長しました
初のインターハイ出場への道のりは、まず、大阪高校春季サッカー大会からでした
同大会は、府内11チームが参加。これまで同大会2連覇中の大商学園高校は危なげなく決勝リーグへと勝ち進みました。決勝リーグは大阪桐蔭高校、茨木西高校と合同Aチーム(千里青雲高校ほか5校)の4チームによる総当たり戦です
決勝リーグ2試合を圧勝して迎えた、5月27日。大阪春季大会の優勝をかけて戦う相手は大阪桐蔭高校。
大阪で同じ年に創部されたライバル校です
試合はこう着した展開のまま、迎えたロスタイムFWの田中選手が値千金のゴールを決め、大商学園が1-0で劇的な勝利を飾りました
次は、いよいよインターハイ出場をかけた近畿大会です。
6月下旬に行われた近畿大会は6校によるトーナメント方式です。大商学園は初戦に勝てば、インターハイ出場が決まります。
インターハイ出場をかけた試合の相手は八幡商業高校(滋賀県)です。
試合は、プレッシャーをはねのけた選手たちが縦横無尽にフィールドを駆けまわり、見事6-0で完勝。インターハイ出場を決めました
おめでとうございます
近畿大会の決勝では惜しくも兵庫県のライバル校日ノ本学園高校に0-2で敗れましたが、インターハイでは両校が勝ち進めば決勝で再戦することができます
インターハイの初戦は8/1(水)、10時にキックオフ場所は、長野県松本市の松商学園総合グラウンドです。相手は常盤木学園高校(宮城県)
ん?常盤木学園でピンときたあなたは女子サッカー通(笑)
同校は昨年の全日本高等学校女子サッカー選手権大会の優勝チームで、ロンドンオリンピックのなでしこジャパンに3人も輩出した名門です
初戦でそんな強豪校と当たるなんて(涙)、と思いながら、キャプテンの傳(つたえ)早織さんにお話を伺うと
「勝ちます!!」ときっぱり
「うちのチームはパスでつなぐサッカーが得意なチーム。初戦は強豪ですが、優勝めざしてがんばりたい」
そうだよね、自分たちのこれまでの努力を信じて戦えば、きっと扉が開くはず
インターハイ制覇へ頑張れ大商学園高校女子サッカー部
さらに、2年生の松原有沙さん(豊中市在住)がU-17日本代表スペイン遠征メンバーに選ばれ、6月のスペイン遠征に参加しました今年の9月にはアゼルバイジャンでFIFA女子U-17ワールドカップ2012が行われます。
頑張れ、松原さん
大商学園高等学校女子サッカー部 http://www2.daisho.ac.jp/w-soccer/