豊中市ブログ「マチカネくんのとよなか草子」マチカネくんと魅力文化創造課職員が、豊中のさまざまな魅力を紹介していきます!

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隠岐の島がやってくる!

2012年07月23日 | とよなかInfo

都市活力創造室長の長坂です。

梅雨も明けて、いよいよ夏本番。今年も豊中の夏の風物詩、豊中まつり(8月4日(土)、5日(日) 豊島公園)が近づいてきました。

豊中まつりといえば、エイサーやカチャーシーが乱舞する兄弟都市・沖縄市との交流が有名ですが、そのメインステージ「沖縄音舞台」の近くに、いつも磯の香漂う、岩ガキやサザエなどの豪快な網焼が人気のコーナーがあります。

青い大漁旗がたなびくその場所は、島根県隠岐の島町の直営のブース。

 

町職員自ら、この日のために豊中入りし、地元の新鮮な海産物や特産品がふんだんに並べられることから、大勢の人でにぎわっています。

もちろん、今年の豊中まつりにも出店が決まっています。ご期待ください。 

隠岐の島町と本市の交流がはじまったのは、平成15年(2003年)春のことで、同町にある島根県立隠岐高校が第75回選抜高等学校野球大会に21世紀枠で初出場の際、同町職員が高校野球発祥の地・豊中市を訪れたことがきっかけでした。

以降、少年野球やママさんバレーボールでの市民交流もはじまり、豊中まつりでも大人気のコーナーとなっています。

平成22年10月には、隠岐空港と大阪国際空港のそれぞれの玄関口にあたる都市同士、両空港と互いの地域の活性化のために「空港で結ぶ友好都市」協定も締結しました。

隠岐の島町は、島根半島の北東約80㎞の海上に位置する隠岐諸島の中の最大の島、島後にある町です。後鳥羽上皇や後醍醐天皇をはじめ流人によって貴族文化が伝わり、江戸時代に隆盛を極めた北前船の寄港地として多様な事物がもたらされた同町では、独自の伝統と文化が大切に育まれてきました。

日本海の豊かな自然に囲まれた隠岐の島は、まさに海の幸の宝庫。1年を通して旬の魚が味わえます。甘みが強く透き通ったイカや、ミネラル豊富な岩ガキは、絶品の味。

 

 そんな隠岐の島の魚介類が、この春から、豊中に直送されています。新鮮な魚介類をできるだけ早く、豊中の消費者の食卓に届けたいと、隠岐の島町職員が市内の鮮魚店と交渉を重ね、取扱いが実現しました。 

取り扱っているのは、阪急蛍池駅西側ビル「ルシオーレ」1階の鮮魚店「魚浅」です。

毎週1~2回、朝、隠岐の港に水揚げされた魚介類が、翌日にはお店に届けられ、店頭に並んでいます。

隠岐の島町の担当者によれば、6月末までは旬の岩ガキが中心でしたが、夏のこれからの季節は、サザエやアワビをお送りできるのではないかとのことです。

  

また、隠岐空港には、夏のこの時期はジェット便が就航します。「おもいっきり隠岐の島」と銘打ち、地元の旅行代理店が大阪国際空港からの出発便を組み込んだツアーも企画しています。

 詳しくは、隠岐の島町のこちらのサイトまで

http://www.town.okinoshima.shimane.jp/informations/view/1762 

今年の夏は、隠岐の島に浸ってみてはいかがでしょうか。

 

なお、同町のある島根県には、大阪国際空港からの就航路線が3つもあります(隠岐空港、出雲空港、萩・石見空港です)。 

これらの都市をはじめ、島根の特産品を取り扱っているお店等の情報が、島根県大阪事務所のサイトに掲載されています。

http://www.pref.shimane.lg.jp/osaka/