車検が近くなってきたので、球切れサインが出かけてきたヘッドライトロービームのHIDバーナー(ヘッドライトバルブ)交換と、先日取り付けた純白のLEDテープと色が合わなかったポジションランプの交換を実施いたしました。
交換前はIPF製のバーナーで、7年くらい前に当時の愛車だったトヨタノア用に買ったD2R。
それを昨年1月に今の愛車のスバルXVに換装してたんですけど暗さやチラツキを感じるようになり、ヘッドを点けてよく見ると「ピンク色の光」が少し出始めていました。
(光量低下や変色やチラツキが出始めると「交換時期が近いサイン」なのだそう・・・。)
「ハロゲンバルブの5倍の寿命」と謳われているHIDですが、「以前のハロゲンが3年保ったからHIDなら15年は行けるだろう!」なんて云うことはなく、さすがの高寿命なHIDも5~7年位が交換の目安らしいですね。
【選んだバルブ】
・【Amazon.co.jp 限定】M's Basic by IPF ヘッドライト HID バルブ D2S D2R 共通タイプ 純正交換 6300K 2600ルーメン AMZ-HD63D2
・【Amazon.co.jp 限定】M's Basic by IPF ポジションランプ LED バルブ T10 6500K 130ルーメン 後方照射全反射レンズ AMZ-PL001
この2点です。
昨日のお昼に注文かけて、翌日の今日午前9時半に着弾しました!(Amazonっていうかヤマト運輸早い!!!)
届いたのはこんな感じの簡易的包装で封筒でのネコポス配送。
「おいおい中身は大丈夫なのか?」と思いましたが、中身はちゃんと厚紙で保護(?)されていましたので黙認・・・。
ちなみに先日取り付けたアイラインLEDテープはKAC_有限会社加倉というところの「シリコンチューブLEDライト30cm2本組」。
ってなわけで、雨が振りそうな雰囲気でしたので、仕事場の軒下をお借りして早速(午前10時)取り付け開始~^^♪
【ポジションランプ交換】
結構面倒くさい作業なんですけど、もう何度もやってるので手慣れたもんです。
最初はXVの取説通りにやって腕が傷だらけになり「もう二度とポジションランプ交換なんてするものか~!!!」ってな気分にもなったのですが、みんカラの先輩諸氏の詳細なレビューを参考にしたらメチャクチャ簡単にできるようになりました。
1:左右のフェンダー内側の防音材をグロメット2個とともに外します。
2:大きめのマイナスドライバーをポジションバルブ裏の凹みに合わせ、反時計回りに1/3回転すればソケットが簡単に外れます。
3:新たなバルブをソケットに挿し、点灯確認。(もし点灯しなければ180°向きを変えて挿し直せば点くはずです。)
4:点灯確認できたら逆の手順でもとに戻します。
左右のポジションランプ交換はそんな手順でものの10分程で完了~♪
さあ!お次は大嫌いなヘッドバルブ交換です。
【HIDバーナー(HIDバルブ)交換】
何故「大嫌い」かと云うと・・・・・・・。
昨年1月にノアに付けていたロービーム用のHIDバーナーをXVに換装したときのこと。
顛末はポジションバルブ交換のついでにHIDロービームバルブも交換。 - MADPAPAのポンコツ写真館 (goo.ne.jp)
を参照してくださいませ・・・m(_ _)m
手順がクソ面倒くさい事と、前回のバルブ交換の時に大事な愛車をちょこっと壊しちゃった事で「大嫌い」になっちゃったんです・・・^^;
とは云え、業者に依頼すると何万円も掛かっちゃうので自分で頑張らねば!
「今回は失敗しないように!」とふんどしを締め直し(トランクス派ですが・・・^^;)つつ、昨年1月にもブログで書いた事と重複しますが、あえてもう一度もうちょこっと丁寧に書いてみようと思います・・・^^;
1:まずは簡単な左側(助手席側)から取り掛かります。
2:ウォッシャータンクの口元をグロメット一個外してフリーにします。
3:隙間から手を突っ込んで、ロービーム裏のフタを反時計回りに回して外します。
4:HIDバルブにつながっている給電用のバラスト(コネクタ)も反時計回りで外れます。
5:HIDバルブが2点支持の針金で固定されているので、一本づつ奥へ押し込みながら外します。
6:バルブを抜き取ります。(付いてたバルブは廃棄するので、結構ぞんざいな扱いです・・・^^;)
(取り外した旧バーナーとこれから取り付ける新バーナーです。同じIPF製ですが旧が6000K。新が6300Kです。)
7:バラスト(コネクタ)に新たに取り付けるバルブ(HIDバーナー)を取り付けます。
(このときにガラス部に手が触れないよう最新の注意が必要です。(手が触れたりしたときはアルコール等で脱脂します)
8:エンジンルームや周囲の安全を確認し、エンジン始動。
9:ヘッドライトスイッチON!
10:空焚き(ヘッドライトユニットへバルブを取り付ける前に数分(3~5分)新しいバルブを光らせる行為です。)です。
(空焚きをすることによってバルブに付着している余分な油や水分を飛ばします。そうすることによって点灯確認やヘッドライト内の曇りや汚れの防止ができるとのことです。是非やったほうが良いと各メーカーさんが云ってます。)
11:空焚き完了後、HIDバーナー(バルブ)をヘッドユニットへ戻します。
12:外すときと逆手順で復元します。
(このときにバルブの向きや固定がしっかりとできているか確認しつつ行います。)
13:もう一度点灯確認します。
14:裏フタを取り付け、ウォッシャータンクの口元を復元したら「左側ロービーム」の玉交換は完了です^^v
(向かって右が新品バルブ。左が交換前の旧バルブ。旧バルブに薄ピンクの色が出ています)
【面倒くさい運転席側(右側)ロービームバルブ交換】
さぁ、大嫌いな運転席側ロービームのHIDバーナー交換です。
「バンパー片はずし」なんて云う裏技が炸裂します!
運転席側だけヘッドライトユニット真裏に、インナーフレームがくっつくくらい迫っているんです。
そのためヘッドライトユニットを外さなきゃ裏フタが外せませんしバルブも抜けないし・・・。
どういう理由でそうなっているのかは解りませんが、整備性が悪いったらありゃしない・・・。助手席側はそんな事しなくてもバルブ交換できるのにねぇ・・・。不思議な構造です。
そんな「バンパー片はずし」。
運転席側のバンパーのみを外していく手順です。
1:まずはいろんな周辺部品を外します。
グリル上やバンパー周辺のグロメット(樹脂製の留具)を片っ端からはずします。
(外した位置や形は写メ撮るなどして覚えておきます。)
2:エアクリ(エアクリーナー)への空気導入部品を外します。
画像の2箇所のグロメット外すと簡単に取れちゃいます^^v
3:バンパー裏とフェンダー裏の2個のグロメットも外します。(すみませんm(_ _)m画像なしです。)
4:全て外し終えると、バンパーが簡単に外れます。(やや上方へ引っ張るだけです。)
5:おっと!忘れてました!ヘッドライトユニットとボデイやバンパーの養生はちゃんとしておきましょう!
6:ヘッド上ネジ2箇所+グロメット、ヘッド正面右側ネジ2箇所、ヘッド側面ネジ一箇所+グロメットを外します。
7:これは絶対に忘れちゃいけない!ヘッドライトウォッシャーのフタを外すこと!
(前回私はこれを忘れて、バンパー外したときにヘッドライトウォッシャーのバネが伸びちゃってエライ目に逢いました!!!)
8:下の写真でボッチって云ってますがヘッドユニット外側の位置決め用の突起です。
ヘッドユニット下の黒い樹脂パーツを横に開きつつ手前に引くと外れます。
(ボッチに気付かずに無理にヘッドを外そうとするとボッチが折れると思われます。)
9:ここまでくればしめたもの^^v
ヘッドライトを前部へスライドして、左側と同様に裏フタを外し、バラストを外し、針金を2箇所外し、旧バルブを取り外します。
10:
右側バーナーの空焚き状況です。(3分ほど行いました。)
11:後は外した逆手順で復元します。
12:後は復元部分のチェックや置き忘れ工具や部品が無いことやネジの閉め忘れが無いことを確認し、作業完了。
【事前・事後】
交換前。
写真ではわかりにくいのですが、左右とも外縁にやや薄ピンクの色が出ています。
HIDバーナー&ポジションバルブ交換終了。
白さ明るさOK!左右差なしでカットも出ている模様。
ヘッドとポジションとアイラインの色目もバッチリ合っています^^♪
なんたって、「純正交換バルブ」なので、過度な見えやすさや明るさは求めていません。
車検通って、今より少しでも見やすくなってくれれば御の字!
ゆるく・優しく・簡単に愛車のDIYできちゃったぜ!な部分も、下手な写真とともに発信していけたらなぁと思っています。
長々とお付き合いありがとうございましたm(_ _)m
PS:暗くなってからどんな塩梅かテストしてみました^^;
写真がないのはごめんなさいなんですけど、自分的にはアイラインとポジションの色の一致と、ヘッドロービームの明るさ復活を体感できて大満足です!!!