わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

2年 算数 はこの形②

2022-04-11 11:33:45 | 日記
先生「はこの形を写し取りました。
   どんなことに気付いたか、思い出してみよう。」
児童「面の数は、みんな、6つでした。」
  「面は、長方形と正方形でした。」
  「私の箱は、長方形の同じ形が、2つずつありました。」
  「ぼくの箱は、6つの面、全部、正方形でした。」
先生 板書する。
  「今のまとめを ノートに書き込もう。」




*学研「なぜなに学習相談」のサイトを使って、プリントを作る。

   書き込めた児童に、 空欄を埋めて、文を読んでもらう。

  「6つの面で、1つの箱ができるね。
   みんなが写し取った面を 正しくつなぐと
   箱ができるね。

   では、この6枚の面を どうつないだら箱になるかな?」
   段ボールの6枚の面を 黒板の桟に置く。
児童 面を見て、頭の中で、組み立てる。
  「箱、作れます!」
   児童数人で、面を持ったり、テープで貼ったり、指示出したりして
   箱を作る。
先生 実況中継。
  「6面をつないで、箱ができました!」
児童 拍手👐

先生「では、問題です。
   5面(あ、い、う、え、お)は、つないであります。あと、もう1面をつけます。
   どの面を 付けたらいいでしょうか。」



児童 考える。「分かった!」
先生「では、聞いてみましょう。」
   3つの面を「これですか?」と聞きながら、順に指す。
  「これですか?」
児童「それです!!」
先生「では、そう考えた理由を 言ってください。」
児童「同じ大きさの面が 2つずつだから、これです。」
  「この面の相手が、いない。これと、同じ面の相手です。」
  「こことここの長さが 同じじゃないと、箱になりません。」
先生「では、みんなが選んだこの面を使って、箱を作ってみよう。」
児童 代表児童が、箱を作る。
  「できました!」拍手👏



2年 算数 はこの形①

2022-04-11 09:51:36 | 日記
先生「『はこの形』の学習を します。」
   黒板に「はこの形」と書く。
  「『はこ』ってどんな形で、できているかな?」
   『形』のところに 色を付ける。
児童「四角形です。」
先生「どんな四角形?」
児童「長方形です。」「正方形です。」
先生「そうだね。長方形や正方形でだね。」

先生 手のひらに入るくらいの大きさの箱を 見せる。
  「このはこの形は、どんな形ですか。」
児童「長方形です。」
先生「こことここここと・・・が長方形。

   この平らなところを 『面』と言います。
   では、いくつ面があったかな?」
児童 考える。「4つ?じゃない、6つだ!」
先生「みんなで数えてみよう。」
   みんなで数える。

先生「みんなに家から、箱を持ってきてもらいました。
   今日は、その箱の面を 写し取ります。
   写し取ると どんな形が 何枚あるか分かりやすいですね。」

   B4の紙に、6面写し取るには、箱の大きさを考えないと
   いけないことに 気付かせる。
   →数個持ってきた箱のうち、どの箱を写し取るか、自分で決める。

   黒板で、箱の形の写し取り方の見本を 見せる。
   (箱を しっかり押さえる。紙のはじから、写し始める。)

*写し取り方を 説明して、板書する。
 ①面にのシールを貼る。
 ②一つ面を写し取ったら、どの面かわかる文字(あ、い、う、え、お、か)を書く。
 ③気が付いたことを 書き込む。



先生 児童の写し取る様子を 実況しながら、机間指導する。

   6面、写し取れた児童に、気付いたことを 書き込むよう
   声をかける。
児童「ぼくの、みんなと違うなぁ・・・6面全部、正方形だ。」
先生「ホントだ! 〇さんの箱の面は、全部、正方形だね。
   それを、この紙に書こう。」
児童 写し取った紙に、書き込み始める。

先生 多くの児童が、写し取りと書き込みが終わったのを確認して
  「◇さん、箱をみんなに見せてください。
   その後、写し取った紙を、みんなに見せて、
   気づいたことを 言ってね。」
児童 箱を見せる、紙を見せる、気付いたことを言う。
  (授業の時間内で、できるだけ多くの児童が発言できるようにする。)

*まとめるのは、次回の授業の最初に。