goo blog サービス終了のお知らせ 

Asato-log

 沖縄で生まれて大阪を経て、現在NYで子育てと踊りの毎日です。最近弁当も始めました。

Diego stcco

2012年04月19日 | Review
日本からNYへ戻る機内で映画をたくさん見た。

 そんな中、とても気になるものがあったのでちょっと検索してみた。

 「シャーロックホームズ」の第一作目です。数年前かな?ちょくちょくバスの広告で見てたくらいなんだけど、今年は第二弾の公開もあって機内での上映だったらしい。


 内容は普通にハリウッドらしいスリルがあってテンポのいい感じ。。。。内容よりも音楽にとても心を惹かれてしまった私。なんだろう??どうやって音を作っているんだろう??楽器が特定できないうえに、とても理科室っぽい。


 調べてみると、音楽の担当はハンズ・ジマーという方でこれまでにラストサムライ、パイレーツ・オブ・カリビアンその他日本で有名なやつのほとんどをプロデュースしている人だった。その人のWEBを開いてみたけど、なんか違う。。。


そこから、詳しく調べた結果この作品(1作目)にはディエゴ・スコットという方が参加している事がわかって彼のWEBサイトやユーチューブを検索すると、これが素敵だった。


 私が説明するよりも見た方がいいので是非見て見てください。
Diego Stocco

ちなみに2作目のサントラとは全然深さが違います。こういうマニアックな人になりたいです。

アルビンエイリー

2011年12月03日 | Review
 感想から言ってしまうけど・・・・今年のエイリーは本当に素晴らしかったです。毎年この季節はエイリーを観ると決めていて、3年前は臨月のお腹で出かけたなぁ。

 今年のエイリーはとは言っても、まだ始まったばかりなので厳密にはその夜のエイリーが凄かった。いまだに興奮冷めやらずでユーチューブで動画を見つけてみてます。

観たい方はこちらをクリック→ ☆☆☆

 舞台っていうのはやっぱりナマモノなので天下のエイリーと言っても、ダメなときもある。それが去年でした。去年の事をブログに載せてないか検索してみたら…よほどショックだったらしく載せてないかった。オーケストラの高い席をとり、楽しみにしていたのに当日は初雪そのせいか、ダンサー達の身体はガタガタでなんとも寒い舞台だった。

 今年は、日本からのお客様も連れて行くので少し心配だったけど、何といってもダイレクターにロバート・バトルさんが就任した初のシーズンだったのでとても楽しみにしていきました。

 開演してからすぐに、「あっ!今日は当たり日だっ!!」ってわかりました。何といっても観客の乗りが良すぎる。そしてキャストが良すぎる。ゲストでマシュー(ユーチューブの中の眉毛の濃いかわいい顔した兄ちゃん)と、クリフトン(三人のピースの真ん中の色白な人)が一緒に最後のピース踊ってる。女性陣も大物ぞろいだったし、新作も見れたし・・・・去年の分まで楽しんだ感じでした。

しかも!!アンコールでもうひと踊りしてくれたっ!!ダンサー達から元気と幸せをもらった2時間でした。


 途中で、ロバート・バトルさんが登場しとてもいいことを言ったのでメモ

 「ダンスは生活を彩ってくれるもの。」

 私がこれからの人生で踊りに携わっていく限り、観に来てくれる人の生活に少しでも彩りを添える事ができる表現者、創作者になりたいな。


 

辛口レビューです。

2011年11月21日 | Review
 

2週間前の週末、ある舞台を観に行った。古くからあるモダンのカンパニーの公演なのですが、あまりいい評価ではないので名前を伏せます。

 その公演には知人もたくさん出ていて、というか出演者のほぼ全員知ってる顔です。10年近く前にこのカンパニーの舞台を見て、とても感動しそれ以降ほぼ欠かさずにこのこのカンパニーの舞台は観続けている。


のですが・・・

 5年ほど前から、かなりひどくなっている・・・・。ダンサー達の一部はすでにダンサーとは言えない身体でしかも年もとっている。そしてそこで着る全身タイツ!!!残念なことにその一部が権力を持っている為、今旬のダンサーさん達は隅に追いやられているというとても悲しい状況。。。。。

 アランさんも一緒に観に行ったんだけど、彼自身も行く前からあまり行きたくないけど○○と△△が出てるし、彼女たちは大事な生徒だから・・・と最初から乗り気じゃなかったうえに、帰りは彼らしくなく暴言吐いてたそれはそれでウケたけど

 私みたいなペーペーが言うのもなんだけど、モダンっていうジャンルは確かにバレエとは違って見た目じゃない、だけど心だけでもないと思う。もしもアーティスティックな感性と心だけで作品が作れるのならどのジャンルの芸術も成り立たない。彫刻家は彫る技術というのを必要とするし、ダンサーには踊りの技術が必要だと思う。自分の求めるモノを表現するために特定の技術を磨く事で、それぞれのアートというものが成り立ち、プロフェッショナルとなるのでは?と思うのです。

 このカンパニーのダンサーさん達には、客観性が著しく欠けているような気がします。自分がこの舞台を見たときにどう見えるのか?振付家の伝えたい事は伝わっているのか?

 私にはダンサーのホウレイ線が異常に気になりました、リフトの時に持ち上げる男性の腕の震えが気になりました。絵としてみて美しいのが特徴のこの振付家の作品はパロディのようでした。

 私はこの振付家の作品が大好きです。カンパニーの方々にまだ正気が残っているのなら、もう一度出発するべきだと思う。

 あまりこういう舞台は観たくないけど、傲慢にならずに踊り続けようと気が引き締まりました。

村上春樹さんのスピーチ。

2011年06月20日 | Review


 私が村上春樹さんの本に出会ったのは大学のころ、ある人に熱心に進められて読み始めたのがきっかけです。その時から私にとって常にBEST3に入る作家なのですが、つい先日彼の原発に関してのスピーチ全文を読むことができました。

 私が今回の震災直後に心に浮かんだことは、村上春樹さんの書いた「神の子どもたちはみな踊る」という本の内容でした。短編集で、それぞれが地震に何らかの関わりのある話です。

 ある話では、地震後ひたすら流れる報道を一言も発することなく無言で5日間も見続けた妻が家を出て行ってしまったことから始まり、またある話では、東京の地下深くに眠るみみずくんを倒しに行く男とかえるくんの話だったり・・・・。

 私の説明ではあまりうまく伝えられないので、直接読んでください。

 村上春樹さんの本のように、彼のスピーチはとても素晴らしいものだと思います。

 「日本人は無常という言葉があります。この世に生まれたあらゆるものはやがて消滅し、すべてはとどまることなく変移し続ける。永遠の安定とか、依って頼るべき不変不滅のものなどどこにもない」 この先に続く言葉は、これまた感慨深いものがあります。是非読んでください。

 「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」

 我々はもう一度その言葉を心に刻まなくてはなりません。

 ロバート・オッペンハイマー博士は第二次世界大戦中、原爆開発の中心になった人ですが、彼は原子爆弾が広島と長崎に与えた惨状を知り、大きなショックを受けました。そしてトルーマン大統領に向かってこう言ったそうです。

 「大統領、私の両手は血にまみれています」

 トルーマン大統領はきれいに折り畳まれた白いハンカチをポケットから取り出し、言いました。「これで拭きたまえ」

 しかし言うまでもなく、それだけの血をぬぐえる清潔なハンカチなど、この世界のどこを探してもありません。

 我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。それが僕の意見です。


 ぐうの音も出ないほどずしんと心に響きました。


 最後にリンクを出すので是非、読んでみて下さい。彼の本と同じく、村上春樹の本は彼の言葉ではあるのですが、人間ではない何か大きなものが、彼を通してメッセージを伝えてるような感覚を持ちます。とても理想論かもしれません机上の理論かもしれませんが、日本人ならできると思うのです。日本人の持つ洗練されたセンス、頭の良さと美意識でまずは自分達の国を美しい緑の国へと変えられるはずだと思うのです。

言葉足らずで本当に申し訳ないですが、ぜひ彼のスピーチを一度読んでみて下さい。こちらです→村上春樹スピーチ

Food for Thought

2011年01月19日 | Review
 昨日からまとまった雨が降り続いていますね。気温が低かったらこれまた大雪だったのでしょうね、良かった

 先週末にSt.marks churchでコンテのパフォーマンスがあり、見に行ってきました。

 

 「食べ物の事を考える」と題されたこのイベントは、3日間に渡っていろいろな振付家が作品を上演。私は金曜の最終日に行ってきました.

 当日、何の予備知識もないままで受付に行くと・・・みんながかばんの中から何かをゴソゴソと取り出して、大きなバケツに何かを入れてから会場に入っていきます・・・。なんだ?私、何も持ってない恐る恐る聞くと、缶詰入りの食べ物を2個持ってきた人は入場料が5ドル、持ってないと10ドルだよ。問割れました。あ~ぁぁぁ家にいっぱいトマト缶があったのにぃぃこういうイベントは主旨を理解して行かないとちょっと気まずいですね。

 気を取り直して・・・

 その夜は、3人の振付家がそれぞれデュオを発表。それぞれの想像力とエネルギーについつい自分もテンション上がりました。その中でも、私のお目当ては「akamaru Kyujyosho」という愛媛から来た二人組。実は私は彼女達の事を10年以上前から一方的に知っていたのです!!

 大学時代に、神戸のオールジャパンダンスフェスティバルで愛媛大学の作品を見て以来、彼らのスタイルが大好きで愛媛まで見に行ったこともある程なのです。もしも、高校生の頃に知っていたら、頑張って勉強してセンター受けて愛媛大行ってた・・・かも・・・。「akamaru Kyujyosho」さんは、この愛媛大学に縁の方々で当時からパワフルなイメージを持っていました。その夜の作品も、地に足がついてるというかドーンと踏みしめて動く彼女達を見てとても元気をもらいました。己の道を迷いなく突っ走ってる姿はほんとにかっこいいです。

 終了後にチラッとお話しすることもできて、とても嬉しかったです。紹介してくださったNさんどうもありがとうございました。ところで・・・あのマッキー達は最後になぜ倒れたのですか?

スイートリトルライズ

2010年12月23日 | Review


 なにか映画を・・・と思っていると、つい2日前に読んだエクニカオリさんの「スイートリトルライズ」を中国系のサイトで発見!!内容はともかく、これって英語だと「小さな甘い嘘」的な意味でなんだかおしゃれでステキな印象なのに、このサイトでのタイトル表示は「甜蜜小谎言」というのです。多分「蜂蜜のように甘い小さな嵐」みたいな意味なのかな??ただ、私には「人をなめている小さな戯言」みたいな感じがしました。きっと私自身がこの本の登場人物にそう感じていたのでしょうね。

 エクニカオリさんはNYに住み始めてから好きになりました。私とは遠くかけ離れた女の人たち(おしゃれで淡々と生きている女の人)を読むのが面白いです。私には彼女達のことは1ミリも理解できないけど、人って色々だなと思います。

 この本の一番印象に残ったところは、ルリコさんが、「人は守りたいものに嘘をつくのよ」というところです。いつかそう思う比嘉日が来るのかな?とちょっと考えてしまいます。

食パン買いに。

2010年12月08日 | Review


 雲ひとつ無い綺麗な空です寒さは相変わらずですが、いい天気だと言うだけで元気が出ます

 郵便局へ日本からの荷物を取りに行った帰りに、友達オススメのパン屋さんに寄ってみました。110丁目のlexと3avの間にある小さいカフェSAVOYです。
 郵便局の斜め向かいで、アジア系の経営らしくカレーパンも食パンもあるよ!!って聞いてたのでちょっと前から楽しみにしてました店内もおしゃれな内装で思わずカフェラテを頼んでちょっとゆっくりしていこう!なんて思いましたが、時間が限られてたので断念カレーパンと食パンだけ買って帰りました。今度またゆっくり行きたいです。

 ケーキもあるしパンもサンドイッチもあって、オヤジ客の多さにビックリしました(5,6人の団体でどんどん入ってきてました)。ウェブサイトもしっかりしてるので、是非見てやって下さい。

アイスランド

2010年12月05日 | Review
本日も「音楽探し」。

 昔に買ったCDに「screaming-master piece」というものがありまして、アイスランドのミュージシャン達をドキュメント風に撮った??感じの映画のサントラです。

 買った頃からいい音だと思ってしょっちゅう聞いてましたが、最近「ビンランド・サガ」という漫画を友人に勧められ読んでいると、バイキングにとても興味を持ち調べていくうちに行き着いたのが「アイスランド」

 寒そうな名前ですよね~、実際に寒いのでしょうけど・・・。とても面白いところで、語りだすとキリがないのですが、私が特に興味を持ったのが「サガ」です。

 そして、私は説明ベタな為、興味のある方はコチラをクリックしていただけますか?アイスランドサガ

 アイスランドは独自の文化と音楽があり、国民数に対してありえないくらいのおんがく学校があるそうです。そしてミュージシャン達は世界中の音楽にとても大きな影響を与えているそうです。有名な人だとビョークかな?このシガーロスも結構有名だと思います。



 私は彼らの音楽の中に見え隠れする物語的な部分がとても好きです。きっと彼らの中に、先祖達の生きた歴史が息づいているのだなと感じます。

思い出したこと

2010年11月29日 | Review
 昔、エリックという白人金髪でブラピっぽいバレエの先生がいました。ちょっと昔のビバリーヒルズ高校白書にでもでてきそうな・・・さわやかな男前でした。そしてある日、彼はMOMIXのオーデションに合格し先生を辞めました。

 これがそのmomixです
MOMIX - Lunar Sea


 初めて舞台で見たときは衝撃的でした!!人って・・・・人って凄い!!!!!と思いました。サーカスに近い感じですが、シルクドソレイユが360度の舞台だとすると、momixは180度の映像のような世界を作りあげます。それぞれに、面白さがあると思います。

 エリックがなぜ、momixのメンバーになれたのかは長い間のナゾでしたが、つい数年前、彼に偶然会い聞いたところ・・・・シェネ要員〔身体を一本の棒のようにクルクル回る事〕で採用されたそうです。

 一芸に秀でるものは・・・ですね。



Complexions Contemporary Ballet

2010年08月11日 | Review
Complexions Contemporary Ballet


たった今帰ってきたと事です!!なんか興奮してます

 complexionsのステージを観に行ってきました。夏に行われるフリーの野外イベントの一つなのですが、昨日ふと見つけて急遽行って来ました。

 2つ前座があって、それからメインの彼らでした。2時間の長いステージなので息子が騒がないかが心配でしたが、始まって早々寝てくれてありがとう

 全部で4作品、しかも1つはワールドプレミアの大サービスプログラム
きてよかった~!!

 それぞれテーマがしっかりしている作品ばかりでしたが、NYに来たばかりのときに見た衝撃はそんなに無くて、でもやっぱりこの人達のステキな動きを脳みそに焼き付けようと心に決め、最後まで観る事に。


 そしたらやっぱり最後の作品はかなりのせてくれました


 「RISE」という作品でU2の音楽を使って踊るのですが、めちゃめちゃエキサイトでしたこういうところにアメリカを感じます、そしてアメリカのそういうところ大好きです私の言葉では伝わらないので、画像を載せます!!

 なんか、数日軽くストレスだったけど・・・あ~すっきりしたっ。