水曜に無事、一仕事終えました
朝から結構な雨空。
いくら今日が本番でもママであり主婦な私にはやるべき事が山積みで、というかいつもよりも大忙しだな
。土砂降りの中朝ランへ
MP3で、今日の作品の音楽を聞きながらイメトレして、家帰ってご飯作って夕飯も作って・・・・・・とりあえず3pmに出発。
4時から2時間のリハの後、DTW(ダンス・シアター・ワークショップというスタジオ付きシアターです。)へ移動しました。そこの3階にあるスタジオでのショウです。
タイトルにもあるwork in progressとは、未完成な作品を披露して観客や専門家たちの意見を聞いてさらに良い作品を作っていこうという試みで、プロアマ問わず行われているものです。
さて、まず出演者とスタッフでミーティングし、順番を決めました。今回は3つのグループが発表しますが、私達は2番目に決定
座ってた順番
。客が徐々に入りだし、8時にスタートしました。
初めのグループは、若い女の子の振り付け家でメキシコ出身だと言ってました。色白のブロンドヘアなタイプのメキシコ人の子で、とても育ちのよさそうな雰囲気でした。ダンサー達も若くて3人ともきゃぴきゃぴしてます。作品は、音と動きの関係性を重視したという通りクラッシックの音を細かくダンサー達が表現していました。後半は準備のために見られませんでしたが振付家のやりたい事が理解できる作品で、きっとこの子はこれから伸びるだろうなという感じです。ただ・・・ダンサー達がちょっと未熟すぎる感じがしました。きっと振り付けの彼女は若いけれど、もっと大人っぽい感性の子なのだと思います。彼女の表現を受け止めるにはダンサーが若いな
と思いました。
そして、私たちの出番・・・・・・音のつなぎが悪すぎでした・・・・・曲の切れ目切れ目すべてに何故か無音…そのたびに私たちダンサーはお互いアイコンタクトで乗り切る・・・みたいな。はぁ、疲れた
。
最後は、アグレッシブダンサー軍団による全くあり得ない奴
。この作品に関しては語るのも嫌なのですが・・・彼ら4人は全員手足も長く、技術もあってとても自分に自信がありました。そして、作品自体もとても技術の高いものでした・・・・何が嫌だったって?う~ん・・・・振付家の、ダンサーたちのエゴというか、表現する人間が舞台では出してはいけない(私はそう思ってます)俺って凄いでしょ!という感じ。客に対して上から目線の感じが生理的に嫌だった!?のです。
その後、みんなで輪になってそれぞれの作品に質問と議論コーナー。やっぱり私の振付家のマリアさんはかなり突っ込まれてました。6月に舞台ありますが、これからどう軌道修正していくのかかな?とちょっと心配です。でも、一緒にやると決めたからには私も一緒にいいものにする努力をしなければいけないなと思いました。このディスカッション1時間もかかったのです・・・・原因はアグレッシブ軍団
・・・・自分たちの作品の事を、グループ内で盛り上げ褒めあってを延々と繰り返してました。っていうか、そういう身内で褒めあうのは身内だけでやってくれ!!
帰りも土砂降りの中、息子と夫の待つ家にいそいそと帰りました。ちゃんちゃん