Asato-log

 沖縄で生まれて大阪を経て、現在NYで子育てと踊りの毎日です。最近弁当も始めました。

Ready to dance.

2013年12月05日 | 踊りの話。
珍しく朝から霧のNY。アストリアだけかな?

先週あたりから、復帰の準備をしていてそろそろ踊りたい私は色々と作戦を立てています。

まず、

ベビーシッターの確保。上の息子を見ていた子が二人とも帰国しちゃったので新しい子を探さねば。。。

筋トレ強化。踊りに行ってボロボロになっても家族は、待っているのでばてないために絶対必要なこと。

踊る心をもつこと。これ一番大事で、出産を機に踊らなくなる人ってここだと思う、実際母親モードから切り替えるのって本当に大変なのです。しばらく家の中に集中していたけど、スタジオにいる自分を思い出してその自分に戻すための準備をしないと、たとえクラスを受けに行くだけでもここはNY、こてんぱんにやられます。

身体も元気だし、しっかり準備してそろそろ踊ります。楽しみ~!!


iPad のいいところ。

2013年11月21日 | 踊りの話。


朝寝坊してしまった。。。。今日も寒いです。

ずっとアートマネージメント的なものに興味を持っていて、私の携わる踊りと社会を繋げていくにはどうしたらいいのか?いろんな人の話を聞きたい!ということで、ネットで検索したり詳しそうな人に聞いてみたりしてきたのですが、昨日ipadのitune store でいいもの発見!!

iTune U といって、いろんな大学の講義を見たり聞いたりできるやつ。UはーユニバーシティのUだね。
そこで見つけたアート、ダンスに関する大学やシアターの講義の録音。
私がずっと興味を持っている92streetY のアーティストトークもあり、しかも無料って!!素敵ですね。

朝弁当を作りながらとか、聴けるのが素敵。きっと一回じゃ意味がわからないので何度も聞くことになると思いますが、ほんとiPAD 様様ですね。

もうひとつ、英語の本が読めるようになりたいと思いーオーディオブックも愛用中。。。今のところ村上春樹さんの本の英訳版を聴いてます。日本語版で内容を把握しているので、こういう言い回しがあるのね!とかこういう時にはこう返すっていうのがイメージできてなかなか面白いです。

アルビンエイリードキュメント

2013年11月17日 | 踊りの話。
朝から霧雨の日曜日、ロンドンみたいって思うけど実際にロンドンに行ったことはありません。。すみません。

ランドリーにて久々に一人の時間です。

今日は夫が久しぶりに鳥を仕入れに行き、夕飯は焼き鳥屋さんなので私の今日の仕事は洗濯のみ!やったー!


なので現在、ランドリーにていろいろ研究中。。。

というのも毎日のように見ているアルビンエイリーのドキュメント動画。ここでダンサーたちが何人かの振り付け家さんとの作業風景があるのだけど、なかでも私の注目はロバートバトルさん。数年前から彼はエイリーカンパニーの芸術監督となりましたが、私がNYにきた10年も前から第一線で活躍されている方で、WSはいっつも満員で参加することだけでなかなか体力と気力のいるクラスでした。

彼のWSと作品を見ていていつも感じているのは、音の取り方と身体の使い方。


とにかくシンプル!、なのにというかだからこそ難しい!何も私はそれを踊りこなそうと思ってるのではなく、振り付ける側として彼の思考回路に少しでもはいりたいのです。

ドキュメントには、かれが振り写しをしているシーンがいくつかあって何度も見ているうちにその中に結構大きなヒントが隠されていることになんとなく気がついてきた。。。

慣れたリズムの中にある、「腑に落ちない感じ」を散りばめるのって結構重要かも。。。。もっともっといろいろ見たいなー。

たまに衝撃を受けるアメリカ人のポジティブさ。

2013年01月09日 | 踊りの話。
j

久々に朝一番で踊りに行った。ここ最近全然朝のクラスを受けてなかったので、新鮮な顔ぶれでなんか楽しかった。

更衣室でよく話をするアメリカ人の子に会って、最近どう?的な話をしていたら。。。

「昨日、Jのクラスを受けたんだけど全く理解できなかったんだよね。」

ってちょっとキレ気味に話しはじめた。。。。
「踊れなかったんじゃなくて、彼の説明が全く理解できなかったしクラスのうち3分の2の時間は彼のしゃべりで終わったんだけど!!何なんだろうね?あのクラス」

私も知っているそのクラスは、確かに大変なクラスで

「私も彼の踊りは好きなんだけどクラスは無理で数回しか受けたことがないよ。特殊なクラスだよね。」

とひとしきり盛り上がった。

びっくりしたのは最後の彼女の一言

「このまま理解できないのは悔しいから明日もう一度受けてやるっ!」

私だったらないなこの考え方。。。見習おうと思った。



確かなモノを。

2013年01月07日 | 踊りの話。


新年あけてすぐ、踊りに行ったのはバレエのクラス。

ガッツリ汗をかく前にクラスが終わってしまってもったいなかった悪いのはクラスじゃなくて私。

年明け早々、2つ作品を創ります。今年から作品を創り捨てするのではなくて、せっかく作ったものは再演できるように未来につなげていけるように真剣に作ろうと心に決めております

数年前から活動するプロジェクトで自分が口にしてきた、アーティストとしての作品つくりを自分自身が見せる正念場だと思ってしっかりやらねば。

なかなか厳しい状況でのスタートだけど、作品を創るために費やす時間(選曲から振り付け、衣装・・・etc)を無駄にしない。片手間に作品を創らないって決めた信念でした。



トイレで頑張る息子。

踊り納め。

2012年12月31日 | 踊りの話。
今年最後の踊りは雪の降る中でした。

踊ってる最中にも天窓や窓からちらつく雪と、そんな中真夏のような格好で汗を流して踊る自分に未だに違和感を感じます。

今年は本当にたくさんのことがあって、出産して4年経ってやっとエンジンかかったなという年だった。だからこそ?か、つまづくこともおおきかったなぁぁぁぁ。。。。

なんで自分は沖縄での活動をしているのか?それは、沖縄の若い世代(自分の世代も含めて)が自分を通して世界を見て行く人間が増えて欲しいと思っているから。私はゆっくりな人間だけど、自分の作った線路に誰かが乗っかったらきっとその誰かはきっと私よりも早くそしてもっと先にある何かに辿り着けると思う。そういう人が増えて行くことで、沖縄が変わっていけると思うから。

自分の信念を2013年はさらに確実に深いものとして自分の生きる道を自分で創りたい。自分は自分でしかないモノを一つ作ること。惑わされないこと。

2012年はあと一日。そうじするぞー。。。

Alvin Ailey dance company 2013

2012年12月16日 | 踊りの話。
NYに住んで11年。そして年末年始のエイリーを楽しみにし続けて11年。。。気が付くと私にとって唯一と行っていい年中行事

少し前まではピナを観に行くのも楽しみだったんだけど・・・さみしい

私の見たのは"Arden court"."MINUS 16"."Revelations"の三作品。

この冬に2作品を創る予定でいろいろと考えている私は、いつにもまして創る側の目線で見てしまった・・・・ちょっと後悔。。。観客として楽しめばよかったと。。。

一つ目のARDEN CORTは、ポストモダンと言われるジャンルの巨匠ポールテイラーさんの作品なんだけど・・・・もともと私はこの方の創る作品が理解できたことがない。今回もそうだったのでこれ以上は言いません。。。

2つ目の 「MINUS 16」はイスラエルの振付家オハッド・ナハリンさんの作品。。。これは個人的には大好きな作品で、いい意味で観客も巻き込み作品が終わった後にみんな楽しいパーティに行ってきたような気分になれる。この人の作品をもっと見て見よう!!と思った。

3つ目 「Revelations」はエイリーの王道、これを観なければエイリー見た気分になれないので毎年この演目が入ってるかをチェックしてチケットを買います。今年はライブミュージックだったのでいつもと一味違う感じで楽しめた。結構歌が入ってるのでどうするんだろう?って思っていたら、歌い手さんもたくさんいて生歌声を楽しんだ。

今年はカンパニーのメンバーが若返っていて新しいエイリーになったなという印象を受けました。だからなのか、REVELATIONSはちょっと物足りなさが・・・・ダンサーさん達が振り付けをもうちょっと忠実に、ホートンのテクニックの形をながさずに見せるという技を持ってほしいなと思った。


それにしてもみんな足長い、手長い、顔小さい。。。。

脱皮。

2012年10月24日 | 踊りの話。


春先からいろいろと忙しいうえに、考えさせられることも多かったこの半年。ここ数週間、やっと日常に戻ってきた感じがする。

いつも、じっくり考えて作戦を練ってから行動するタイプの私だけど、この半年はじっくり考える時間がなくて頭と体は動いていても心がついていけないことが多々あった。

そんな中、アランさんだけは何も変わらず接してくれるというか理解してくれているなというのを今日、ふとした瞬間に感じることがあった。アランさんは私を特別にかわいがったりはしないし、コントロールしようという事もしない。彼は私を一人の人間として尊重してくれているのだという事を私に対する態度、そして周りに対する態度を見ていて今さらながら感じた。

実際に今日踊りながら、「あっ、何か一つ吹っ切ったな」と思う瞬間があってそこから自分の踊りが変わった。それは偶然とかじゃなくてこういう踊り方をしたいなと思っている自分の理想にかなりぐんと近づいた。私が気づいたときにアランさんが同じように気づき、とてもびっくりして褒めてくれた。

嬉しいというよりも自分以外の人が気付いたことに驚いた。そしてうれしかった。

ここ数か月、感じ悪かった私を黙ってほったらかしててくれて本当に感謝です。

DUMBO

2012年10月05日 | 踊りの話。


ここ数年はこのために秋口が忙しいな。



ブルックリン橋のたもとで行われるアートフェス。

洗練されたというよりはこれからのアーティストたちの祭典。



工事現場でもアート?



今回、私はここに沖縄のダンサー達を連れてきた。沖縄で第一線で活躍している彼女たちが実際どう思ったのかよく分からないけど、ここからまた新しい何かが生まれてくと沖縄はもっと面白くなる。きっと。



怒涛の一週間

2012年09月25日 | 踊りの話。


沖縄よりダンサーが入ってちょうど一週間。やっと落ち着いてきた・・・・・とはいっても本番は今週末なのですが。。。

この一年で本当にいろんなことが変わって、わたしにとっての2012は確実に変化の年だ。今までやってきたことを充実させつつ、自分の道を確実にしていく年だと思う。


私はダンスの先生になりたいのではない、自分がこの10年かけてノロノロとやってきたことを、シンプルにしてこれからの沖縄の子達に将来生きて行く道の一つとして、こういう生き方もあるよ!って示したい。若くて才能があって頭のいい子なら私が10年かかった事を数年で成し遂げてまた新しい道を作っていくはず。こうやって沖縄で生まれた人間が世界を見て未来をみていくことに沖縄の未来があると思うから。

偉そうなことを言ってるけど、とりあえず自分の目の前のものをコツコツとこなしてみます。