こんにちは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)、ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーションについて、ブログに綴っています。
能登を中心とした大きな地震で被害を受けた方にお見舞い申し上げます…。
ゴールデンウィークも終わりが見えてきました。長いお休みだった方は、そろそろ「仕事」の2文字がチラついているかもしれません。
わたしもそんな一人。
そんな時に感じるちょっとした不安感やワクワク感を確かめているところです。
さて、そんな時
たまたま家族が観ていた『阿佐ヶ谷アパートメント』という番組(NHK総合)で、衝撃的な言葉が耳に飛び込んできました!
「公共のトイレの水を、意図的に流さなかった」
というある方の”懺悔”です。
詳しくは現在配信中の番組で…
ええ!!
そんな事を公共の電波で流しちゃっていいの?放送しちゃうの?!
ドキドキしながら目と耳が画面に釘付けになります。
ハラハラしながら聴いていると、話は思わぬ方向に展開していったのでした。
公共トイレの水を”意図的に流さなかった人”は、盲目の和太鼓奏者です。
現在、街なかにあるトイレは本当に様々な仕様のものがあります。
和式
洋式
自動的に流れるもの
レバーで流すもの
壁のボタンで流すもの
(ボタンの形状、位置も様々…)
などなど
目が全く見えないその方は、毎回苦労してボタンを探し、水を流すのだそうです。
そして、時にはどうしても乗らねばならぬ電車などの都合で、「ごめんなさい!」と思いながら、やむを得ず流さず出てきてしまったことも…。
自分が難なく出来ているゆえに、お話を伺うまで思いを至らせる事ができませんでした。
そうか、
そうだよね…。
初めて入るトイレで、毎回毎回用を済ますために形状やボタンを確認しなくちゃいけないんだ。
メーカー各社は良かれと思って商品を開発し、施設でも良かれと思って導入しています。しかし、必ずしもそれがユニバーサル(みんなに優しい)なものになっていないという現実。
ユニバーサルトイレ(多目的トイレ)でさえ、統一規格になっていないという事実。
改めて考えさせられました。
番組の別のコーナの中では
『思いやりの一方通行』というキーワードも出てきていました。
この言葉も響きました。
私達の多くは、自分の知識や経験の範囲内でしか考えることができません。
だからこそ想像してみる、相手の立場や目線で考えて・見てみる、という事はとても大切で欠かせないのですね。
そして更に、相手に「どう?」「それでいいかな?」と確かめてみること。
何気なく観ていた番組から、多くの気づきがありました。
皆さんはどの様にお感じになったでしょうか。よろしかったら感想など伺えたら嬉しいです。
今日もお読みいただきありがとうございました。
思いやりの一方通行 確かにありますね。良かれと思ってやったことが。去年99歳で亡くなった奥様は大正産まれ旦那様(社長)は4歳下。
疲れて奥様がお昼寝されてすぐに社長が目薬指してくれ(いつも奥様がさしてました)と奥様のお部屋に。
私が奥様休まれたところだから私がしましょうか?といったら奥様がパッと起きられて目薬さされました。そして
これは私のすることやからあなたがお父さんの目薬をいれることはしなくても良い〜とキッパリいわれました。奥様しんどそうでやっとお昼寝されたとこやから思ったのですが社長の顔に触って目薬さすことはあかんてことやな〜
夫婦の決まり事やったんだとその時気づかされました。
96歳の社長奥様亡き後ちゃんとお一人で目薬さしてます。
コメントありがとうございます✨
目薬をさしてあげる&さしてもらうは社長様ご夫婦のスキンシップだったのかもしれませんね💕そう考えると、ご高齢夫婦の愛情表現に胸が熱くなります!
相手を思ってやったり言ったりしたことが空回りすると、ちょっとガッカリしますけど、sr1007さんの優しいお気持ち、私は受け取りました✨
マグノリア