ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその60-クリアヒット

2012年12月15日 | ボクシング
閃光の一撃。

私は昔からボクシングのファンで今でもテレビをとおしてボクシングの試合を観ている。
日本にも偉大なるボクシング選手は多数存在した。
中でも「具志堅 用高」は忘れてはならぬチャンピオンの一人だ。
プロ9戦目で当時世界最強といわれたチャンピオンを7回マットに沈めた。
日本ボクシング史上最短の挑戦を制しチャンピオンベルトを巻いたのだ。
その後13度王座防衛に成功しており、日本人としては未だ破られていない記録を持っている。
今でこそテレビのヴァラエティで活躍している彼だがその彼がこれほど偉大なチャンピオンであったことは決して忘れてはならない。
先日今年最大に注目されたボクシングの試合が開催された。
現在最強のボクサーと謳われ6階級制覇をはたしたフィリピン出身のマニー・パッキャオ。
そのパッキャオと過去3度にわたり拳を交え一歩も引けをとらなかったメキシコ出身の4階級制覇をはたしたファン・マヌエル・マルケス。
この二人の4度目の試合が先日開催された。
過去パッキャオの2勝1分、どの試合も接戦であった。
パッキャオは得意の左ストレートでマルケス以外の対戦相手は殆どマットに沈めていた。
または圧倒的な勝利を得ていたのである。
しかしマルケスだけにはいつも接戦を強いられていた。
その二人が事実上どちらが強いかを決める一戦なのである。
試合は両者とも1度ダウンを奪われるという緊迫した試合だった。
結果は6ラウンド2分59秒パッキャオが得意の左ストレートを放とうと踏み込んだ瞬間マルケスの右カウンターがヒット、パッキャオは音もなく前のめりにマットに沈んだ。
これである、これこそがボクシングの醍醐味である。
一瞬のカウンターに崩れ行く肉体。
このカタストロフィーこそボクシングがアートである所以である。
このボクシングの持つアートに魅入られて私はボクシングを観始めた。
この美しきボクシングのアートの世界、まだボクシングを観たことが無い方には是非一度観ることをお勧めする。

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1 コメント

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Unknown (映画マニア)
2012-12-22 20:17:18
寒さが一段と厳しくなってまいりましたがお元気でお過ごしでしょうか、映画マニアです(^-^)

三浦さんボクシングお好きなんですね!!
私の弟が一時ボクシングジム通うほどボクシングにハマっていた時期がありましたよ!!笑
弟曰く、薬師寺さんや辰吉さんより具志堅さん渡嘉敷さん輪島さんこそが日本最高のボクサーだとよく言ってました。笑

拳という武器だけで戦うボクシングは己の鍛錬、技術等で戦う洗練されたスポーツだと思います(^-^)
ボクサーの日々のトレーニングの過酷さといったら…涙が出ますよね、それを支えるご家族も。
年末によくやるボクシングの試合は一度見ると見いってしまいますよね、今年もやるのかな(^-^)
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