ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその80-ドライヴ

2013年05月14日 | アメリカ映画
「5分間だけ待つ」逃し屋。

過去車のドライバーを扱った映画は沢山あった。
代表例はスコセッシ監督の「タクシードライバー」などが思い浮かぶ。
今回紹介するのは「ドライヴ」
犯罪者などを逃走させる車のドライバーの話である。
ストーリーを紹介しておこう。
アメリカの或る地方で車の修理工や車のスタントをしている主人公のドライバー。
彼の裏の顔は犯罪者などを逃走させる「逃がせ屋」だった。
或る日彼は同じアパートに住む女性と親しくなり恋心を持つようになる。
しかし彼女には服役中の夫と息子が一人いた。
やがて彼女の夫は服役から戻ることになる。
しかし彼女の夫は刑務所で借金を作りそれを清算するため或る男から質屋の襲撃を命令される。
それを知った主人公は「自分が責任を持って逃がしてやる」と言い彼に協力を申し出るが......
物語は途中から意外な方向へ進行する。
そしてまた意外な結末を迎えることになる。
映画自体もしっかりつくってあり観るに十分の内容である。
監督はニコラス・ウィンディング・レフン。
デンマーク出身の監督である。
この映画は昨年の「カンヌ映画祭」で監督賞を受賞している。
スピーディな進行、思わぬストーリー展開。
どれをとっても満足のできる内容である。
是非観ることをお勧めする。
2011年アメリカ製作、カラー100分、日本公開2012年、監督ニコラス・ウィンディング・レフン。

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1 コメント

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『ドライヴ』 (映画マニア)
2013-07-05 13:06:35
『かもめ食堂』に続いて、友人が見つけてくれた『ドライヴ』やっと鑑賞できました(・∀・)

この作品はとにかく雰囲気ですね!
言葉少なめで哀愁漂う静かな雰囲気だったので最初から最後まで入り込めました!

OPのカーチェイスから競技場駐車場まで逃げるシーンは見るだけで興奮、すごかったです!
個人的に印象的だったエレベーターのシーンはドキドキものでした
一途で寡黙な主人公ライアン、ゴズリングがまた絵になる格好良さで素晴らしかったですね
言葉少なめな冷静な表情の中に怒り悲しみ切なさが全てが伝わってくる演技には脱帽です(俳優さんは改めて凄いなと実感しました。笑)
そして何より音楽が良い
感情を抑えた選曲がぴったりあっていて映画全体がかっこいい
まさに雰囲気で感じる映画です
ヒロインのキャリーマリガン、可愛らしく素敵でした(●^o^●)
こんなに想われた女性は幸せですね。
だからこそ見終わった後とても切ない気分になりました。。

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