今回の骨折の時に履いていたモンベルのテナヤブーツについてちょっと調べてみた。
ネット上でテナヤブーツを履いていて骨折したという記述が見つからないのだ。
私は、2014年4月にモンベルショップで、店員さんと相談しながらテナヤブーツ(品番1129322)、中敷き、靴下を購入した。
それはそれまで履いていたメレルのトレッキングシューズとノースフェースの靴下がどうも足に合わない感じがしたからだ。
それから、4月奥多摩・御前山(3時間40分)、5月西丹沢・シダンゴ山(3時間20分)、6月山梨県・三ッ峠(3時間20分)を歩き、8月群馬県・谷川岳(5時間で骨折、骨折後1時間)で左足関節外果骨折をした。
ネットで調べると、テナヤブーツが足に合わないという方が少しいる。
しかもテナヤブーツは2つタイプがあって、MIFさんが使っているのは1カ所のリールアジャストシステムで締め具合を調整するものがある。
一方で私が使っているのは、2カ所のリールアジャストシステムで締め具合を調整するようになっている。
MIFさんが使っているものは旧タイプなのだけれど、この1カ所締めタイプでは、下りの時につま先が痛くなる人がいて、いくつかのブログでこのタイプの欠点としてあげられている。
私のタイプはそれを改良するために、足の甲と足首の2カ所で締められるようになっているのだ。
まだ発売されて時間がたっていないのか、このタイプで足に不具合が出たという記述が見つけられなかった。
そのため「新タイプのテナヤブーツで骨折した人もいるよ」という意味合いでブログに記述を残しておこうと思う。
このブログでも少し書き残しているが、4月の御前山ではかかととアキレス腱が痛くなった。
まだ足慣らしだから…という意味で、それは気にしないことにした。
ところがブログには書いていなかったが、5月のシダンゴ山でも同様の痛みがあった。
一方で、6月の三ッ峠では以前ほどの痛みはなかったので、だいぶ足がなれてきたのだろう…と 8月の谷川岳に履いていったのだ。
ところがその谷川岳で、左足関節外果骨折をしてしまった。
漢字ばかりでピンと来ないかもしれないが、要するに左足の外くるぶしを骨折したのだ。
外くるぶしは、まさにこの靴で覆われている部分。
テナヤブーツだから外くるぶしの骨折だけで済んだのか、それともテナヤブーツだから骨折したのかは不明だ。
ただこれだけは絶対に記しておきたいことがある。
私は今年5月に人間ドックを受診しており、その際、骨密度を測定しているが、同年代に対して110%の骨密度だった。
私は決して「骨が弱い人」ではないのだ。
確かに女性だし年齢的に考えたら、若い男性に比べたら骨密度は低いことは自覚している。
でも、骨折をした当日だって自分がまさか骨折をしているだなんて、レントゲン写真を見るまでは信じられなかった。
なによりもテナヤブーツはハイカットシューズで、購入してから3ヶ月半しか経っていない丈夫な靴なのだ。
靴下だってちゃんとモンベルのものだし、中敷きだって別売りとはいえ店員さんと相談して買ったものだ。
しかも転んだところは、谷川岳天神尾根の天狗の留まり場前の何もない本当に緩やかな下り坂だ。
テナヤブーツが悪いとは限らないけれど、左足関節外果骨折という靴に覆われた部分を骨折した私は何か納得できない部分がある。