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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 第19回「果たせぬ凱旋」感想

※ネタバレをしないように書きますが、少しは含んでしまうので、ネタバレを好まない方はこの先はお読みになりませんように。

 

これを対立と呼んでいいのかは分からないけれど、兄弟仲がうまくいっていないことは、誰かにその隙をつかれる原因なんだ、と実感しました。

たぶんお互いに対面で話せば和解は意外と簡単だったンじゃあないかな?

疲れきった義経くんを迎えるポンコツ父ちゃんが、本当に優しくてね。

ああ、今回はこのシーンのための回なんじゃあないかな?と思ったくらいです。

 

義経くんは里ちゃんと静ちゃんの間には立ちたくないンだな、と思わされるシーンも。

もう夜のファミレスに行くことはないだろうけれど、まだ独身の頃、MIFさんとファミレスで食事をしていたら、近くの席で1人の男性が2人の女性達に問い詰められていた場面に遭遇しました。

男性はヘラヘラしていたけれど、女性達は鬼の形相。

いやー、すごいモノ見ちゃったな、と思ったモノです。

私はたまたまそういう三者面談をしたことがないけれど、世の中には三者面談の経験をしている方はそこそこいらっしゃるのだろうな、と思った次第です。

義経くんの三者面談のシーンはその時のことを思い出させてもらいました。

 

それにしても法皇さまの意地悪なこと。

まだこの時代は武士の世の中への過渡期だから、貴族や皇族の謀は当たり前の時期。

とくに武士の勢力拡大に抗うには、内輪もめを上手に取り入れて内紛を起こさせたい、そして武士たちを貶めたいという気持ちがむき出しです。

 

私は建礼門院徳子さまの行く末も少しは出てくるかと思っていたのに、やはりこの辺りは出てきませんでした。

その代わりに行家叔父ちゃんも今回で登場終わりみたいですね。

里ちゃんの後妻打ちもどきが、頼朝くんの手勢と信じられてしまったり、うまく行っていないことがさらにヘンな方向に転がるし。

 

見ている方が「うわー、違う、違う、そうじゃあない!」と言いたくなる展開でした。

次回は安宅の関からでしょうか?

次回も楽しみです。

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