2009年は黒星スタート

巨人３－６広島

プロ野球は今日からセ・パ同時開幕。
我が辰徳ＧＩＡＮＴＳは３年ぶりのホーム開幕ながら広島に逆転負け。
３回ウラに小笠原の逆転２ラン、ラミレスのソロホームラン。昨年この２人のアベックホームランが出た試合は負けなしだったが、いきなり出鼻をくじかれた。

「点を取った次の守りの先頭打者は絶対に出すな」という格言が野球にはあるが、逆転した後の４回に先頭の栗原に出塁を許すと、次のシーボルには甘く入ったスライダーをホームランされた。たった２人で２点のリードを振り出しに戻されると、あとは連打連打で逆転されてしまった。

どうも近年の巨人は巨大戦力のせいかエンジンのかかりが遅いようで…。
まあ、去年も開幕５連敗したことを思えば、まだジタバタする必要はない。
３連戦３連敗だけしなければいいのだ。もちろん勝ち越せばバン・バンザイなのだが。

今日の試合で気になったのはまず坂本。第３打席で当てにいくだけのファーストゴロに倒れると途中交代を命じられた。
あの凡退の仕方は選手の士気にかかわる。原監督も懲罰的な意味合いもあっての交代だろう。試合後、「愛の鉄拳」が炸裂したかもしれない。

それとアルフォンゾの守備は極めて不安である。そのうちピッチャーからクレームがつきそうだ。これで打てなければ始末が悪いが、バッチング技術は巧み（今日は１安打）だから使いたくはなる。原監督はどこまで我慢するのだろう？

良かった点はグライシンガー以降の投手。越智・山口・藤田・豊田が無失点に抑えた。今年は先発が手薄なだけにクルーンとマイケル・中村を含めた中継ぎ以降の投手の出来は今年の巨人の生命線となりそうだ。

あと代打で出た木村拓也、谷がいずれもヒットを放った。
シーズンは長い。彼らが控えているのは何とも心強い。

さあ、長いシーズンは始まったばかり。まだまだ、これからさ。
全国のＧＩＡＮＴＳファンの皆さん、今年も共に戦いましょう！
アンチの人もよろしく。お手柔らかに。

順位予想＝あてにならない

今フジテレビチャンネルのプロ野球ニュースで順位予想やってます。
セ・リーグはプロ野球解説者15人中13人が巨人の優勝を予想。２日のスポーツ報知では10人全員が巨人を優勝予想している。（ちなみに最下位も10人全員が横浜）
巨人ファンとしては悪い気はしないが、正直

解説者の順位予想はあてにならない

現に昨年２位に躍進したオリックスの昨年の予想はほぼ全員が５位か６位。多くの人が優勝に予想したソフトバンクは最下位。

予想なんてそんなもんだ。

巨人は昨年優勝したが、開幕５連敗し、一時13ゲーム差をつけられ、広島・中日にはシーズンを通して負け越しているということを忘れてはならない。

金村義明氏（元近鉄）は「巨人が独走するんじゃないか」と心配していたが、過大評価しすぎ。
2009年も厳しい戦いになるだろう。
とにかく中日だけには負けない。