坂本勇人は基本的にレフトへ引っ張るタイプの打者だ。打球方向はセンターより左方向が圧倒的に多い。
だが今年は一味違う。外角のボールを逆らわずに右方向に打つシーンが目立つ。
例えば8日の試合。松本のタイムリーで先制した後の打席で、外角のストレートをセカンドの頭上を抜けるタイムリー。10日の試合でも外角のストレートに対し1・2塁間を破るヒットを放っている。それも非常に自然な感じで外角のボールに対し反応している。
坂本は内角を打つのが球界でも3本の指に入るほど上手いので、投手は自然と勝負球を外角に投げる。それを逆らわず反対方向に打たれるので相手はたまったもんじゃないだろう。9日現在、首位打者に立っているゆえんである。
2010年のキャンプの時に「右にも大きな打球を打ちたい」と語っていた時に、私は「引っ張れ、坂本」と題し2010年3月15日に‘二岡が右中間に大きな打球を打てたのは天性の才能。坂本がそれを追うのは危険’と諌めたが、こういう打撃を続けるのは大歓迎である。
坂本の成長は打撃だけではない。今年は守備の時にピンチになると、坂本が率先してピッチャーに声をかけている。昨年までは小笠原がその役割を担っていたが、小笠原は不在で、村田は移籍したばかりだし、エドガーは外国人ということを考えると坂本が適任である。レギュラーに定着して5年目。内野のリーダーとしての自覚も出てきたようだ。
とあるアンケートの「将来、スターになっている選手」で1位になった坂本。メジャーには行かず、このまま巨人で活躍してほしいと願わずにいられない。
だが今年は一味違う。外角のボールを逆らわずに右方向に打つシーンが目立つ。
例えば8日の試合。松本のタイムリーで先制した後の打席で、外角のストレートをセカンドの頭上を抜けるタイムリー。10日の試合でも外角のストレートに対し1・2塁間を破るヒットを放っている。それも非常に自然な感じで外角のボールに対し反応している。
坂本は内角を打つのが球界でも3本の指に入るほど上手いので、投手は自然と勝負球を外角に投げる。それを逆らわず反対方向に打たれるので相手はたまったもんじゃないだろう。9日現在、首位打者に立っているゆえんである。
2010年のキャンプの時に「右にも大きな打球を打ちたい」と語っていた時に、私は「引っ張れ、坂本」と題し2010年3月15日に‘二岡が右中間に大きな打球を打てたのは天性の才能。坂本がそれを追うのは危険’と諌めたが、こういう打撃を続けるのは大歓迎である。
坂本の成長は打撃だけではない。今年は守備の時にピンチになると、坂本が率先してピッチャーに声をかけている。昨年までは小笠原がその役割を担っていたが、小笠原は不在で、村田は移籍したばかりだし、エドガーは外国人ということを考えると坂本が適任である。レギュラーに定着して5年目。内野のリーダーとしての自覚も出てきたようだ。
とあるアンケートの「将来、スターになっている選手」で1位になった坂本。メジャーには行かず、このまま巨人で活躍してほしいと願わずにいられない。
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