マネー・ボール (ランダムハウス講談社文庫)マイケル・ルイスランダムハウス講談社このアイテムの詳細を見る |
エンゼルスからFAになっていた松井秀喜の移籍先がアスレチックスに決まった。
アスレチックスといえば、88~90年にかけてア・リーグを3連覇。カンセコ、マクガイアの‘バッシュ・ブラザーズ’。盗塁王のリッキー・ヘンダーソン。長髪・髭の抑えの切り札エカーズリーと個性的な選手を揃え、強かった。松井はその頃のアスレチックスに憧れ、帽子を買ったそうだが、私も松井と学年が1つ下なので、憧れたし、メジャーを知るきっかけとなったチームである。
2000年代に入ると、少ない予算ながらも、強力な投手陣を揃えて地区優勝を何度もする。その模様を書した「マネー・ボール」は全米でベスト・セラーになり、私も読んだことがあるが、アスレチックスをこれから応援するなら、ぜひ読んでもらいたい本である。
松井より年齢が1つ上のイチローがいまだ衰えを見せない中、松井はヒザの影響もあり、バッティングに粘りがなくなってきた。おそらく松井の現役姿を見られるのは長くて3年、まあ2年が妥当なところだろう。
個人的には来年はメジャーでやって、再来年は巨人に戻ってきて最後の花を咲かせてほしい。
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