巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

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V旅行先でも打撃練習(阿部慎之助)

2014-12-11 18:39:38 | 巨人
巨人は10日から15日まで5日間、優勝旅行でハワイに行っている。
CSで4連敗したことで優勝旅行が(ナベツネの鶴の一声で)なくなっちゃうんじゃないかと心配していたが、無事に行われたことを喜んでいる。確かに日本シリーズに行けなかったのは事実だが、リーグ優勝したのも事実。しかも苦しみ抜いた末のリーグ3連覇。胸を張っていい。リーグ3連覇は過去にジャイアンツとライオンズの2球団しか達成していないのだから。

優勝旅行となれば、野球のことは忘れ、リフレッシュするものだが、ハワイに到着後、グラウンドでバッティング練習を行った選手がいた。阿部慎之助である。
今年は打撃で絶不調。2年前.340で首位打者を獲得した男が、.248でナント規定打席到達者では最下位に甘んじた。

阿部を苦しめたのは首痛。キャッチャーというポジションは時に打者のファウルチップをまともに喰らう。もちろんマスクは着けているが、その衝撃度は凄まじく14年間のプロ生活の蓄積から頸椎がイカれてしまった。それが肩痛に及び、今年は満身創痍だった。

そんな慎之助を見た原監督はシーズン終了後、ファーストへの転向を決めた。
ファーストというポジションは打撃力のある選手が守るポジション。慎之助も「来年、打てなかったら引退する覚悟」と強い決意を見せている。それがV旅行先での打撃練習へと駆り立てたのだろう。

同時に新聞には書かれていないが、ロペスへの思いもあるだろう。自分がファーストにコンバートされたことでロペスは解雇されてしまった。また今年の夏、阿部はファーストを守る機会が増えた。当然ロペスの出番はなくなる。普通の外国人ならふて腐れるのが当たり前だがロペスは違った。「俺が打てないばかりに悪いな」と慎之助が謝ると、「阿部さんは日本のスーパースター。気にすることはない」と返しただけではなく、ファーストの守備の極意を阿部に教えた。

ロペスだけではない。打撃練習には玉峰打撃投手がボールを投げた。
優勝旅行で楽しむのは選手だけではない。裏方さんも楽しみにしている。当然奥さん同伴だろうが、阿部のためにと練習に付き合ってくれた。来年、阿部はこうして支えてくれる人のためにも打たなければならない。
キャプテンとキャッチャーという重課からは来年は解放される。3割30本100打点。これがノルマだ。慎之助ならやれる。まだまだ引退なんかさせないよ。



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