今宵、ラグタイム

今晩は！
今朝は水彩画の青空と雲から始まりました。紙はブレダン紙かな。そして徐々に青灰色の空に、時折明るくなり陽差しも。ついたりきえたり、フリッカーより間遠い。中途半と云えば、中途半端。昨日が快晴すぎました。天気予報は雲後雨と。でも曇りのまま。なんか私の頭の中の蓄音機ラグタイムなんて古いジャズの曲が。そしてモノクロのフランス映画が。明滅するような天気の所為かな。
　　　　　　

青空、フリーマーケット「雲」

今晩は！
佳い天気でした。今日は青空フリーマーケットが行われました。「雲」の出店が浮かびならび、それはそれは大盛況となりました。「雲」綿菓子やなどお馴染みのもの。雲の海産物を扱ったところ「鰯雲」など飛ぶように売れています。私の好きなのはヤハリ骨董のお店ですね。天使の梯子なんて光りものから、金団雲・魔法の絨毯なんてモノも売っています。そしてとあるお異国のモノを扱う西洋骨董「雲」店でこんなモノに出くわしました。。
　　　　　　
クレオパトラの吐息を納めたガラス瓶というのもございましたが。少しミイラ臭い。そして、フッと隣に「雲・海泡石パイプ」に目が止まりました。「これはと訪ねると」かの英国シャーロックホームズが吸ったパイプの立ち上った烟から作ったというものです。儚げで、そしてサスペンスの香りがそこはかとなく。逸品とといえば逸品、さて購入しょうかどうか。マズは値段を訊ねて。偏屈そうなジロリの雷オヤジの雰囲気…。ちなみに助六の「雲」キセルをスパスパ。

ハト豆な青空

今晩は！
昨日はまだ、台風のモノものしく武装したような雲が残っていて。時折雨つぶを降らしていたけれど。今朝の空は全面解除の穏やかな秋の青空。そのかわり、寒さの第一歩をかんじるひんやり空気。日陰にいると、半袖の二の腕が冷たくなってくる。もちろん陽の当たる、照りつける陽差しに身体は熱くなるのだけれど、汗ばむほどではない。朝、北のお山頂きから。まるで競技会のように一、定の間隔を置いて「小さな雲」が、お山を踏み切り台のように何もない青き空に飛び出てきて。厚みのあるしっかりした形、まるで豆大福さながら。でも形を少しずつ変えるパフォーマンス。「ハト豆の青空」の朝。
散歩のあとの朝食は、焼きたてのパンとカマンベール・チーズ、ミルク・ティー。そのあとは雲の品評会。

北山時雨に、ようおこし！

今晩は！
今日は久しぶりに昼前に京都へ。台風一過とならず雲行き怪しく、朝方は結構な雨が。でも出かける頃は陽が照り、青空が。なにやかやと野暮用を済ませ、一路帰宅の道は河原町通りを上ります。横断はしますが、滅多に縦断は。文字通り繁華な河原町のお上りさん。物珍しきかわりよう。そして二条通を左折。鴨川を渡りますれば、陽差しあれど雨粒。北に連なる階調の山々見れば「北山時雨」もよう。前日の大雨で鴨川まだ濁り色の流れ。空気、秋の気配がグイと。
「よう、おこし北山時雨。さっ！まずはお漱ぎを」亭主。

雨琵琶法師の「雨語り」

今晩は！
何日雨雲模様の不安な空、そして後に白々と飛沫くようい降る雨の日。
ようようチョイと青空が見えてきたのは午後の三時をぎてから。ウネウネと風が梢を大きく揺すぶり、あまつが時折。青空が見えても雲は相変わらず鈍色。「雨琵琶法師」三日三晩の雨語りしたと。
序破急の手を緩めぬ雨語りに酔い、ボトボト滴垂れる「雨疲れ」しました。あな怖ろしき！