goo毎日絵日記

毎日の絵日記。空気描き、その日その時の雑感。

手荒き「青嵐山姥田植え歌」

2010-04-30 08:15:04 | 日記
今朝は気温がたかく。石油ストーブをつけませんでした。未明の外に出ると、とろりとした羽二重お饅頭の色っぽいお月サンとご対面。中身は漉し餡かお芋サン。そして、朝陽は朱に空を染めて朱金メダルでご出勤。
さて、昨日は雷雨の後、小龍の如き風が残り、吹き荒れました。いろんな木々の、細かい可憐なものの飛ぶこととぶこと。花芽とおもえる薄紅したもの、それこそ若葉色の若葉、春落葉の樫の葉っぱ、それに黄砂もミックスされて、川の流れの芥のごとき流れを見せつけること。
山は全体がばさばさ・ユサユサ揺れて、ちがう意味なのですが「青嵐」と思ってしまいます。本当の意味は山気のある薫風というさやかなものなどですが、湖に来るたびに、湖そばの国道沿いのお宿に「青嵐」という看板を見つつ、そのたびに真っ青な青空に映し湖面に、風の吹き荒れ白波たつシーンだったので。それが未だに残ってい、昨日もその荒れ模様を、「青嵐」などと思い浮かぶのです。でも新緑の「青い嵐」なら、通りますね。
もうすぐ田植え前に集落のお祭りが五穀豊穣を祈ってのささやかとりおこなわれ。隣り集落から借りた大太鼓を響き渡らせてのお練りがおこなわれます。そのお祭りを祝った、威勢のイイ山のざわめきと思いました。
手荒き「青嵐山姥の豊穣祝い歌」山の神は里に下りてきて、田の神サンとなるというコトで。
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未明水鏡田圃雷新緑映し

2010-04-29 08:07:59 | 日記
起きるとしばらくして雷鳴。目覚めたときは、まだ月の気配を感じるような明るさだったのですが、お月サンはスタコラサッサと西の山蒲団にもぐり込んだようです。「今日の私の役目は終わった、明日も遅番だからね」と。
「ゴロゴロ」っと、そう遠くない距離です。やはり山中ですから、こういう天候の変化にはある程度警戒警報が発動します。だいたい雷鳴から、近づいてくるのか?遠のいていっているのか、距離を推し量ります。雷の時には何度も停電の憂き目にあってもいます。心底肝を冷やすような落雷なんてのもありました。近隣のトランスに落ちたとのコト。
そして風と雨のタッグが組んでの、叩き付けるような雨。戸も雨戸もガタガタ、雨樋から怒濤の雨漏れ。危惧するアタマがカチリ何か(「雷スイッチ」とも、もうせましょうか)に接続されたのでしょう。フッと思ったのです、この間から水の張られた田圃の点在する光景から、水鏡田圃などと思っていたのですが、これがこのソロソロ青く開けようとする時、稲妻と風にどよめく新緑を映していたらと。それが湖まで続くダンダン下がってゆく水鏡田圃の連なりとなれば…、なんてドンドンイメージだけが稲妻してゆきます。というわけで、とりあえず「風雨・稲妻新緑田圃の図」。
こういう時は先走るんですねえ…気走りして、手の方はピカリと絵柄が描き出せない。あとであれこれ、やってみるつもりですが、やればやるほど泥の塔…。イメージの「雷水鏡田圃の種」ポトリというコトで
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雨滴新緑山野図

2010-04-28 08:33:43 | 日記
→久しぶりに下から仰ぎ見る比叡山の山躰。水田の空映し、そして雑木林の若葉で作られて群生の数々。ダンダン田圃がその周りを採りか囲んでいって高まっていますから、まるで絵本の緑の城塞。空を映す水鏡田圃のおかげで浮いているように見え、「雨滴新緑の山野図」から。何かもうひとつ「雨滴新緑の城〃」フランスあたりのお城ツアーという趣で話を作り出せないかななんて思いは巡ります。
どうせ出来ないのですが、一時の頭の中の夢見。それも良し、出かけた収穫の1ページ。

●端折りマーク長くなりますので。昨日は雨のなか買い物。山中に棲むものですから、どうしても食料品は欠乏してくると、雨であろうが雪が降ろうが、出掛けなければなりません。街住まいのように、ヒョイとそこら辺にでて買い物という具合からまったくかけ離れて。「よし!行くぞ」食料調達の気持。それだけ予備食料を用意しておけばいいのですが、生来の無精もの。それに出不精がかけ算。朝食用のパンが無くなり、おにぎり、そしてその次の朝は素麺で煮麺。これは外から,いまやそこらの地面にドンドン増えている三つ葉を調達してきて放り込み,したためました。でも朝食はパンという長年の習性。牛乳というのも無くなったくると不安になってくるのです。ましてや、卵が心細くなってくると、弾丸が残り少ないという切迫した感じになってきます。家のまわりで野菜を育てればいいのですが、鹿にイノシシ、カラスに猿と多勢に無勢。近くで野菜を作るヒトも「これでは、何しているかわかラン」と嘆くほど。上もある檻のような、囲いをつくってさえ、突破するのですから。
出掛けて気付きました、風もあり怖ろしく寒いコトに。不用意になっているんですね。それにとみに華やかになってゆく回りの新緑に目くらまされて、気温の判断を誤ったという次第です。三軒のスーパーのハシゴ。早々に買い物を済ませ「ああ、寒!」といいながら帰宅の道中、↑
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新緑雨萌えフラダンス

2010-04-27 08:09:59 | 日記
ワーッ明るくなると、ヒタヒタ落ちる雨。未明はまだ雨が降っていなかったので「シメシメ」と思っていたのですが、散歩に出る前にタッチ・アウト。それでも少しはと思い、長靴に傘。いつもの家から出て最初のカーブの所からみえる草津方面、湖東付近と琵琶湖の色をたしかめます。だが今朝は、薄青く沈んだ冴えない色合い。空は灰色なれど意外と明るく、その代わり黒雲がウネウネ渦巻きながら西の方へ方へとめざしてゆき、立ちはだかる比叡山何のその一跨ぎ、なにか戦雲漂うけはい。そうそうに冴えない景色にバックとあいなりました。さすがの散歩強者(どこがさすがと自身で突っ込みをいれ)の私も、出鼻を挫かれ×=ペケ気分。
ひっくり返ると、グイとせまる木々。いままで針葉樹の姿ばかりだったのが、クヌギ達新緑が勢力分布を変えているコトを、その色彩からうったえてきます。昨日はやっぱり新緑に青空やなと思っていたのが、こういう動きのある空でもいいななんて勝手なもの。
地上でも風がでてきて、針葉樹の黒々とした濃緑尖りマント姿をバックに、枝イッパイ播き拡げた 新緑葉がぞよめき。優雅な「雨萌え新緑フラダンス」の体。という次第。
朝の新緑1ページが書き加えられました。雨の神にささげるのか、緑の神へ捧げられる、踊りなのかという図。

インテルの公募しているあなたも作家になりませんかなどというの応募してみました。絵本の所で 「季」天使のしごと  というのを 出していますもしよろしければ見てください。
http://www.intel.co.jp/jp/tomorrow/index.htm#/book/bookshelf
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五月晴れ筒鳥メールまだ?

2010-04-26 08:49:03 | 日記
4~5日まえ筒鳥の鳴き声を、谷向こうからコモるように聞こえたので「おっ今年も来た来た」と期待していたのですが、一度っ聞こえただけ。
毎年高らかに家のそばの雑木林の樹の天辺から。グイと押し寄せてくる新緑の「季」を告げる鳥として位置づけるように、高らかな音をたててくれるので、私としては「ワーッ怒濤の緑のヤ!」筒鳥の青空5月宣言」と愉しみにしています。
私としては、集落に年に一度訪れられる獅子舞・太神楽のごとし。勝手に、自然の行事カレンダーをここの山中に住まいするようになってから作っているんですね。
でも、そしてそのあとは雨模様か暗鬱曇り空、3月並みの気温というものもプラスされた。雨の中の電線にとまっていたり、家の軒に雨宿りしたりしている姿は認めたのだけれど、いっこうにあの独特の鳴き声をあげず。
そして昨日は久しぶりの朝からの青空、午後には「デヘヘッ」と、陽射しを浴びて、日々どんどんかわってゆく緑を見つつ、缶ビール(発泡酒ですが)。
谷向こうでい鈍い「ポンポン・ポン!」、いよいよ晴れの舞台の条件が揃ったのかと、マチマチの気持が弾んだのですがまたもやそれっきり。

太陽ッ+五月晴れの青空+クヌギの目覚まし緑+そして梢の天辺で誇らかに音を上げる筒鳥というのが条件。
           
           今日の青空に期待しています。
          「季」時報→五月晴れ・筒鳥メール
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