今晩は
昨日の夜の蒸し暑さにまいりました。夕立雲の凄まじき夕焼け、刻々と暮れてゆく様は舞台の凄惨な場面のよう。「空歌舞伎」熱帯夜の語り部がベンベンと。なまじ温い夕立が降ったばかりに、あたりは朦朧たる湿気で霞。風呂やの風呂場に足を踏み込んだよう。草いきれ、さすがの元気もののカラスも惚けたように口を明けて鉄柵に止まったまま。
しかしダンダン田圃の稲花咲き始めた緑は、強き緑色。蒸し蒸しの刻こそ育ち開花するのだと。夏草の中で道ばたの弾き語りがはじまりました。
というのが昨日だしたつもりのものです。
今宵は
今晩は!
未明、久しぶりの星空。そして開けてみると雲の殆どないスッキリ青空。雲達は山の上で笠雲になって待機。毎朝のジトッ・ドヨ~ンとした重苦しい空気なし。身体が動くんですね、湿気の摩擦なしに。で今日一日は確かに気温が上がったのですが、ソヨソヨとふく風の心地良さ。空は秋のような空。確かに台風がくれば多大の被害を及ぼしますが。何日か猛暑に悩まされた、今日は台風に「金」をと。