我が家の落ち葉の訪問
家の下は土間なので、落ち葉の季節は毎年、様々の方法で落ちが入りこんできます。こんかいは風が吹いた否、鮮やかな紅の紅葉。
お次は朝散歩から帰ってきて、露に濡れてぴったり張り付いていてベットリと張り付いていて。
お次は堂々の入場行進というところで中央突破。すぐにお戸口すぐで引き取り願いましたが。
そして今朝は、昨日から靴底にくっついていたようで靴を履こうとしてヒラヒラ。みると靴底スタンプが。歴戦の落ち葉の風格で捨てがたい味が。
十一月二十八日
午前はこの冬一番の寒さ、道路の凍結注意と。たしかに毎朝行き来する渡り板は霜でツルツル。でも案外、ヤッケを被らず朝散歩。それもこれも太陽のお蔭。東の雲壁が低く薄く陽射しを感じられたおかげとも。西の空は絹雲が繰り出してきたれどマズマズの出だしの朝。午後からは砂紋様の曇り空、でも外仕事するにはほどほどの寒さとも。
冬の進捗指数(味気ないので、冬の女王の鮮やかな白き領土宣言)の比良に「霧氷の聖なる帽子」。この冬一番の気温とか放送されていたのですが、いがいと寒さ噛むことなしの空気。たしかに歩いている足はじんわり地の冷たさを意識させられてはいましたが、なにさ太陽王の援護が幸。しかし芯は動きを鈍らせていいたと。午前の外仕事していて、不用意に及び腰で重きモノをつい!
腰がクランク、まあ動けぬほどではないのですが。壊れやすい積み木状態。ドミノ倒しにならなくてさいわい。それとお「ティンバー」と叫ぶ木こりにならなくて。ワンコ蕎麦の、椀を高く次々と積み重ねる心地グラリ•グラリ痛ッー!
午後からきわめてソロリソロリの切なき、半身用心深く行動。梯子を立てかけ枝払い。地のモノが天井に神々に伺候する心地。何時、ぎっくり裁定•雷がくだされると知れないと思いつつ。イカロスになってもと「半身•半神•半日」
十一月二十七日
昨夜より風。晴れて曇って、朝散歩はグッショリ久しぶりに濡れました。道路に昨日からの風でさぞやビッシリと落ち葉がと期待していたのですが、存外なく。あったのはチョッピリの寒さと湿度だけ。
玄関先も落ち葉の多数の訪問者があると思っていたのですが2~3の訪問葉だけ。
それでも、がんばって我が家の紅葉は大半の葉を落として、紅葉絨毯を作ってくれました。
そして極上の美人!失礼にあたるのかな。「麗人」を
用事から返って来た奥サンが車から降り立ったとき、オーディションに訪れていた落ち葉の中からその姿を見出して伴ってきてくれました。
十一月二十六日
雨がこぶりになって
クヌギの紅い狐葉が不行跡に
落ちだした
そして宵になると雨戸を鳴らす風が
月の支配人が見事差配して
我が家の玄関先にも早速 紅・黄色・狐色の三種類を
明日になったら家の中にも
青い落ち葉があったら、ワインで乾杯しよか