十月三十一日家の中はジットリ冷えていたけれど、午後より外でうごくと汗ばむほどのに。カエルが鳴き、コオロギも。小鳥たちは葉のほとんど落ちた枝で公園のジャングルジムの如く遊ぶ。陽が翳るとすぐに冷え冷えと、地面がそれだけ冷たくなっているのやろか?
でも急に寒なって、ようようお山が紅葉に。
目の覚めるような各地で「紅葉マジック、やりたいのやケド!如何?マネージメント」
十月三十一日家の中はジットリ冷えていたけれど、午後より外でうごくと汗ばむほどのに。カエルが鳴き、コオロギも。小鳥たちは葉のほとんど落ちた枝で公園のジャングルジムの如く遊ぶ。陽が翳るとすぐに冷え冷えと、地面がそれだけ冷たくなっているのやろか?
でも急に寒なって、ようようお山が紅葉に。
目の覚めるような各地で「紅葉マジック、やりたいのやケド!如何?マネージメント」
十月二十九日朝に時雨れて始まり、あとは割と穏やかなフンワカ白い雲の一日。それでも前日の雨で確実に寒さのメモリがすすんだ感。温度計はけっこう12度なんて数値だけれど。底冷えがする。これも湿気のなせる技なのか。午後四時になるもうとたんに寒々として、一日終わりやデ!と空気の色が素っ気なく変わる。
朽ちた角材の、何の役目かわからんようになった針金八番線気分ヤナ!
十月二十八日 未明より雨粒。明けてお昏い空の演出。気温は変わらずやケド、寒さをジワリジワリと感じだす底冷えを感じるでだし。しかし、カエルも鳴いてる、虫も飛んでる、鳥も鳴く、上手いモンや。こちらは湿度を纏い付かせた責具にされてきてジンワリジンワリ、漏刻や。足元が湿気冷気に浸かりだした。「季の雨粒•砂時計」やな。
頭の中も漏斗で秋雨がポタリポタリかいな。それに雨雲まで充填してきよる。秋祭りの雨夜店のヨーヨー釣り水風船やナイ…。
十月二十七日 対岸が霞みの温度差で街の排気ガスとかその他諸々の濁った藍色。そして少し朝焼けの掛かった黄土色。そしてピンク、ドンよりした乳白色といいたいケド乳朱色、それもキチンとした分かれ目のない、変化で薄青空に。お陽サンもそんな空気のサウナで戸惑うはで、今日一日は湿気ありの天気に。気温が低いときは底冷え、そして気温があがってくると蒸しっとする嫌味ったらしい暑さに。夏の残等の連中がまだ鎧を脱がんで、亡霊ととしているよう。今日の空はそういうたら壇ノ浦。おまけにここは琵琶湖。伊吹山の耳無し芳一が、月明かりの竹生島に語るのかな?