今晩は!
午後九時半頃。半分に近い月は、そろそろ西の雑木林に軟着陸しそう。冬の大三角が定規が出張ってきています。律儀なこってなんて云ったらおこられるかな。「一月最期を論じる」なんていっても、ナンもありゃしません。ただお題目を上げて、愉しんでるだけ。一月なんぞアッとう間の出来事。「春」「春」なんて世間さまでは叫ばれだしていますが。きつい二月に逃げ腰なのではなんて、まあ1杯どうです。
今晩は!
午後九時半頃。半分に近い月は、そろそろ西の雑木林に軟着陸しそう。冬の大三角が定規が出張ってきています。律儀なこってなんて云ったらおこられるかな。「一月最期を論じる」なんていっても、ナンもありゃしません。ただお題目を上げて、愉しんでるだけ。一月なんぞアッとう間の出来事。「春」「春」なんて世間さまでは叫ばれだしていますが。きつい二月に逃げ腰なのではなんて、まあ1杯どうです。
今晩は!
粉雪が、サラサラ・ポトポト落ち降る一日でした。さぞや「冬の宮廷」は興にのって、道化兼吟遊詩人が面白可笑しく音頭をとって、次々と「詩」が謳われたことでしょう。いまも、月を杯に美酒が酌み交わされてつづいています。
比叡のお山は雪雲隠り。
今晩は!
「三日月の杯は」早々に西のお山に沈むんでしまい。一日、粉雪をチラした空は星達の合唱団に今は積を譲っています。ときおり、車のヘッドライト案内嬢が客を導いていますが、「寒」ないは冬の映画に魅入られています。これらか熱いお風呂にはいります「温かく寝」
今晩は!
居座ってます、強面「寒気一家」の面々が。外に出れば、睨み付けられ、これみよがしにブンブンと風見得を切られ、寒気の啖呵。背は縮み、手は悴み、頭はザワザワ、古傷はいたみ、ついつい恨みがましく薄青い薄情な空を力なくみあげます。快刀乱麻の「寒気」切り丸を要請しなければ。しかし、片づくのに一週間はかかりそう。まあそれでも、快刀乱麻にねがわな。
今晩は!
グイと、銀灰色の空。磨きすぎた百貨店のお盆やで、無言無表情、堪らんな!といっても、相手は空や!どんな手札もってるかわからん。こういう時は落ち着いてというても、なかなかそういうワケにはいかん。結局、上の塩梅見つつ、恐る恐る動かなしたたない。でもいつの間にか、寒気縛りヤデ!