日暮れて 鼻白む雨足

明るいときは、日照雨。けっこうキツいのも。まあ温かった。
で日が暮れると、冷気の牙が。
「冬の雨ん棒」
無愛想になるわな、ぼうぜん（呆然憮然）

十二月並のさむさやて

「冬やな」「冬や！」

冬わかれ

恋すれど　夏がさかりの　落葉切れ（紅切れ）
遣る瀬無し　冬こしらえに　散りぬるを

片想い 季

　青空やけど、冷たい風が。黒雲がきて、時雨さしてゆく。ぐんと気温が下がってもうた。紅葉が紅こなってきてよる。とはいえ鮮やかとはいえん、
目は愉しませてくれる、濃いヌメッとした紅やな。妖艶というヤツかいな。私には描けるはずもなく
「片おもい」

「寒の貨車」時間待ち

がったんゴットンと、冬の貨物列車がやって来よるな。
　「冬の魚　寒貨物列車」
　プラットホームは冷えるけど　時間待機の、冬貨車みつめてる