ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

宮城県白石市郊外の稲刈り後の田んぼで、コハクチョウが落ち穂などを食べていました

2020-11-27 00:00:05 | 旅行
 宮城県白石市越河斎川にある馬牛沼という池に、毎年、コハクチョウとオオハクチョウが飛来します。

 そして、コハクチョウとオオハクチョウは昼間には、ここから少し南側の稲刈り後の田んぼに、エサを食べに行きます。

 このことをちょうど1年前に、ここを通過した際に見かけたことを思い出しました。

 そして、今年もコハクチョウとオオハクチョウが約20羽ほど来て、落ち穂などを食べていました。





 一面が水田の広大な稲刈り後の田んぼに、コハクチョウとオオハクチョウが来ていて、エサを探しています。





 約100メートル離れて観察しているために、コハクチョウとオオハクチョウの区別がよくわかりません。

 このコハクチョウとオオハクチョウの群れの中には、羽根がまだ灰色の幼鳥が数羽、います。









 このコハクチョウとオオハクチョウの群れがいる田んぼの北側には、東北自動車道があり、多くの自動車が通過しています。



 コハクチョウとオオハクチョウの群れは、ひたすらエサを探しています。

 コハクチョウとオオハクチョウの群れはここに飛来したばかりの様子です。

 コハクチョウとオオハクチョウの群れは、夜はもう少し北側にある馬牛沼という池にいます。

 コハクチョウとオオハクチョウの群れは今年も、この馬牛沼に飛来している様子です。

 なお、この白石市などを流れている白石川には、コハクチョウとオオハクチョウの群れが毎年、飛来するそうです。

埼玉県深谷市畠山を流れている荒川には、20羽ほどのコハクチョウが来ています

2020-11-26 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県深谷市畠山を西から東にゆうゆうと流れている荒川の浅瀬に、コハクチョウが20羽ほど飛来しています。







 この辺りの荒川は川幅が大きく、平野部分を悠々と流れています。この荒川の浅瀬には、毎冬、コハクチョウが飛来します。

 現在は、20羽ほどのコハクチョウが飛来していますが、まだここには定着はしていないようです。

 「荒川の上流や下流にも飛んで行っていき、ここには定着していない」と、コハクチョウの観察を続けている地元の方が解説します。

 この悠々と流れている荒川は浅瀬に水草が生えている様子で、時々、コハクチョウは流れの中にくちばしを入れて、水草を探しています。







 コハクチョウは荒川の流れの上流に行ってみたり、下流まで下ったりしています。









 今回はやや曇りの日に、南側から北側に向かって観察したために、まるでモノクロ画像のような感じになっています。

 できることなら、この荒川の浅瀬に今年もコハクチョウたちが定着することを願うばかりです。

 実は、埼玉県比企郡川島町の越辺川にある大きな淀みには、コハクチョウの群れはまだ来ていない様子です。

 今年は、コハクチョウの埼玉県への飛来が遅れている様子です。

 

長野県佐久市の東端に位置する佐久荒船高原は、朝方は霜が降りる晩秋です

2020-11-25 00:00:05 | 佐久荒船高原
 長野県佐久市の東端に位置する佐久荒船高原は、朝はやはり冷え込む晩秋になっています。

 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の中心部にある“コスモスの丘”は午前7時ごろはまだ霜が降りたままです。



 “コスモスの丘”の日陰のためか、霜が白く見えている部分です。



 遠くに北八ヶ岳連山が見えています。寒い朝のためか、北八ヶ岳連山の山肌が無機質な感じです。



 佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)の艫岩(ともいわ)は朝は太陽が背後にいるために陰になっています。





 11月下旬になり、野鳥の鳴き声は聞こえますが、“コスモスの丘”辺りでは野鳥は姿を見せていません。

 少し下側の雑木林には、シジュウカラやヒガラなどか来て飛び回っています。

 真上の枝先に出てきたシジュウカラです。日陰部分なのでシルエット状態です。



 日が当たる枝先に出てきたゴジュウカラです。



 日陰部分の枝先に留まったゴジュウカラです。



 佐久荒船高原の西側には、北八ヶ岳連山がそびえています。手前に雲がかかっている蓼科山(標高2531メートル)の山頂部分が見えています。



 佐久荒船高原の北側にそびえている浅間山(標高2568メートル)は佐久平からの上昇気流が当たって雲がかかる様子になっています。



 佐久荒船高原では晩秋らしい気候になっています。12月に入ると初冠雪があり、凍結する部分も出てきます。

 

長野県佐久市今井にある小諸発電所第一調整池に、また冬鳥観察に行ってきました

2020-11-24 00:00:05 | 旅行
 長野県佐久市今井にある小諸発電所第一調整池では、晩秋がさらに進み、冬鳥のヒドリガモやマガモなどがいくらか飛来しています。

 この小諸発電所第一調整池は、千曲川と滑津川の合流点にある人工の遊水地です。





 この人工の遊水地に冬鳥などをまたまた見に行ってきました。

 「小諸発電所」という名称が付いている理由は、佐久市内で千曲川と滑津川から給水して、西側の下流の小諸発電所に水を送る目的でつくられた人工の遊水地だからです。

 東側の高台から小諸発電所第一調整池を眺めました。今年11月の3回目の訪問です。

 東側の高台では、ピラカンサスの朱色の実がたくさん、できています。



 このピラカンサスの朱色の実を食べに、ヒヨドリやツグミがいずれやって来そうです。

 東側の高台では木々が紅葉しています。晩秋の感じが色濃いです。



 午前8時ぐらいに眺めました。この日は風がやや強く、池の表面は波だっています。

 眼下の比較的近い場所の波間に、ヒドリガモが数羽、浮かんでいます。



 少し遠い波間には、マガモなどが数羽、浮かんでいます。



 前回、何回も観察できたカンムリカイツブリは、眼下の波間には2,3羽しかいません。



 強い風によって波立つ水面を進んでいます。

 この時に、1羽のカンムリカイツブリがくちばしで盛んには主翼の羽根繕いしていました。





 このカンムリカイツブリが熱心に羽根繕いする理由は分かりません。

 留鳥のオオバンも少し近づいてきました。



 今回は、お目当てのミコアイサはまだ来ていませんでした。

 今回は、理由は不明ですが、カワウやコサギの姿が前回より、少ないという異常ぶりでした。

 トビも時々、上空を通過します。

 来年1月になると、コハクチョウが2羽、またここに飛来してくれることを願っています。

 前回、この小諸発電所第一調整池に溝鳥観察に来た話は、弊ブログの2020年11月18日編をご覧ください。

 

日本経済新聞紙の見出し「セブン、脱炭素へ1000億円」を拝読しました

2020-11-23 12:00:05 | 日記
 2020年11月21日に発行された日本経済新聞紙の一面の見出し「セブン、脱炭素へ1000億円」を拝読しました。

 サブ見出しは「5年で投資 50年に排出ガスゼロ」というこれからの企業の動きを示しています

 この記事は、「セブン&アイ・ホールディングスはセブンイレブンなどの日米約3万店のグループ店舗から排出される2酸化炭素(co2)を2050年までに実質ゼロにする環境目標を設定すると伝えています。

 同社の毎年の設備投資の5パーセント以上を環境分野に割き、再生可能エネルギーや次世代技術に投じる計画です。

 世界展開する小売業として環境貢献の経営姿勢を鮮明にするそうです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では見出し「セブン&アイ 脱炭素へ1000億円 日米で50年排出ゼロ 」と報じています。



 セブン&アイ・ホールディングスグループは年間で250万トンの2酸化炭素(CO2)を排出しています。国内の小売業では最大の排出量です。

 同グループの電力消費の9割は店舗運営時(コンビニ店やスーパーマーケット店)に消費しており、これに対して、太陽光パネルやLED照明を導入し、省エネルギー化を図ります。

 さらに、物流時にはトヨタ自動車と組んで、水素を燃料とする燃料電池トラックの実用化を図る計画のようです。

 将来的には風力発電機などによる発電拠点の自社運営や再生エネルギー会社への投資などを図る見通しです。

 実は、この記事が載った一面トップの記事は見出し「中国産EV、輸出始動、テスラ・BMVまず欧州へ」です。



 中国が電気自動車(EV)の世界への輸出拠点になってきたと伝えています。

 この動きは、日本の自動車メーカーやリチウムイオン電池を生産する電気系企業にとって、大きな試練になりそうです。

 2050年の事実上のCO2などの温暖化ガス排出ゼロに向かって、日本企業も中国企業も欧州・米国企業も動きを早めています。