昨日、音楽家の大先生(私は毎日この方のCDを聞かせていただいています)にQメソッドを紹介する
機会があって、数分間でなかなか伝えきれなかったので、後で「具体的にどう役に立つのか」と
考えてみたのでした。楽器の練習を長時間こなし、舞台に立つ方々にはどのように役立つのかといえば。
〇 舞台でアガる心配をしないでよくなる。
〇 長時間の練習が楽になる。
〇 健康の心配が減る。
〇 イライラから即座に抜け出ることが出来る。
こんなことが作業として出来るようになります。ひとつずつちょっと解説しますと
1,これからいよいよという時にアガらないですむのです。
これ、かなり重要かも。舞台から観客席を見て緊張し始めてしまってからでもQメソッドは
数秒間で効果がでるので「本番中に間に合う」んです。手のひらに人人、人と書いて飲み込む
方法とか、そういうたくさんある方法の「大元」なのですから。それらの「おまじない」が
本当は何を目指しているのかがわかるので、自由に緊張したり、緩めたりが出来るようになる
のです。またまたトイレかよ!と思われるけど、あのとき「ホッ」と出来るでしょう。
それがどうやって起きているのか知りたくないですか。今まで使っていたアガリよけの
おまじないも、原理がわかると余計に効果的になるのですから。役立ちます。
でも、かなり強い緊張感が良い音楽のために必要なのかもしれないとも思います。
2,楽器を持って長時間の練習。
これは、中級の内容ですが、体をほんの少し動かすだけで体中が「ホッ」と楽になり、
同時に精神的に楽になります。だからこれを続けていけば長時間の練習も楽になるわけです。
もちろん、無意識に出来ている人はいます(そうでなくてはウソですから)。
でも、そういう人もいつもと調子が違うときに元に戻す方法を知らないと思います。
もともと出来ている人は理由を考えた事がないからですね。「スランプ」から機械的に復帰
出来るようになると思います。
3,健康の心配、体調の管理。
いつでもどこでも「ホッ」と出来るようになると、この心配が激減します。必要な心配は
確かにある。でも、無用の心配だけ無くなります。ガッカリしたところからの立ち直りも
タダの作業(Qメソッドの練習)ということになってしまいます。
4,イライラから、、
人との関わりが多い仕事はとかくストレスを感じやすい人にはつらいかもしれません。
でも、大丈夫。嫌いなものが練習するだけで自動的に減ってきてしまうのです。
(普段から機嫌の悪い人は注意して下さいね。それだけで嫌いなものが毎日増え続けている
と思います。世の中中嫌いなものだらけのような気がしたら、それは単に機嫌が悪いのを
なくせば正反対になっていきます。機嫌が悪い原因は外にはないんですから)
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