松本城の公園に焼き芋が。この「焼きたて焼きたてホッカホカ!」という歌、自分が元祖だと
言う人知ってます。
矢印は私が見たときのもの。あなたの場合は違う場所かもしれないし、二度三度
見るとそのたびに違うかも知れない。 それで正解なんです。
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naniの会
「Qure!」
「さあ、歓迎式典の用意だ。乗員はマストに登って帆のお化粧直しをしよう」
「第一開帆手(かいはんしゅ)登り方用意!」「第二開帆手・・・」「第三・・・」
次々とマストに登っていく。高所恐怖症だったマリアもそのひとりだ。
「マリア、最初、三メートルだって恐くてぶるぶる震えていたわよね。
ここ、三十メートルだよ!」
「ヒナタはどうして平気なの?」
「私、こう見えても田舎育ちで木登り大好きだったんだよ! もう、嬉しくって!」
「私も気がついたら下を見ても海の真上だから飛び込んでも大丈夫かなあ、って思える!」
「帆船、珍しいから見学者が沢山乗ってくるらしいよ」
「すごい!そういう華やかな所は久しぶり!私、スカートしか履いたこと
なかったのに今は・・・えへへ」
そう言ってマリアは自分の姿を見回して笑った。魔法学校のマークの入った
ヘルメットをかぶり、ペンキがあちこちついている作業着をきて、足は裸足で
ヤードにつかまり、タールを塗ったロープ上に立っているのだ。
髪は後ろで一足に束ね、ここのところ三日間の晴天で真っ黒の顔なのだが、
明らかに出港の時よりも、港の様子を眺める瞳が以前より輝きを増している。