夕飯時に、家族であれこれ話していて、なぜか急に法事饅頭を思い出した。 「知ってる?」と聞くと主人は「知ってるよ」。
でも娘は「知らないよ。それなあに?」
そうなんだねえ。
私や主人が子供の頃には甘味は滅多に口にすることはなかった。 祖父母の家で祖父が法事に出かけて行ったら必ず法事饅頭がお土産。 それがうれしくて嬉しくて。 でも大人になって食べたらなんてことはない薄皮饅頭のようなもの?に思えるのではないかと想像するのだが・・・。 もう目にすることもなくなった。 今でもあるのかしら?
それほど甘味を食べられることは珍しかった。 だからおはぎや牡丹餅の季節に祖父母の家に行くのは大歓迎であった。
チョコレートやキャラメルは特別の時にだけ買ってもらえた。 遠足や運動会などの時だけ。
だからその時に全部食べないで、大事に大事に少しずつ食べたものだ。
しかし今では年中お店に売っている。 珍しくもなんともない。
そして糖尿病患者が多い。 当然だろう。 これほど甘味が沢山あり、年中手に入る。
しかもスーパーなどではレジのすぐそばに甘味がおいてある。 おそらくレジ待ちのお客の心理を突いた商法(などと勝手に思っているのだが・・・)私よりも少し年配の方々が結構買っておられる。
昔は食べることの少なかった甘味を買うお金もあり、ついついちょこっと・・・となり、食べる。
主人は甘党。 娘たちも私も口うるさいと言われるくらい「食べすぎだ」と注意する。 それで多少なりとも食べる量は減る。 だから糖尿病にならずに済んでいるのだろうけれど、誰からもストップをかけられない人は・・・。
何事もほどほど・・・。
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