コロナで世界中が大変な事態になって、もう４か月。
季節はいつもと変わらず変化していく。
寒い寒いと思っていた季節も、一気に暖かさを通り越して暑くなった。
「この時分は例年なら、米軍基地のブルーインパルスが練習をしているころよね」そんな会話が家族で飛び出す。
真っ青な空、暑いような日差しに、目を細めて空を眺めていたものだ。
庭の草花も目を楽しませてくれ、春を教えてくれた。 今年はよそ様のお庭を見ることもなく、わが家で楽しむ。
今日は所用で出かけたが、前日までの服装では暑くなり、途中で上着を脱いで歩いた。
外出しないためだろう。 季節の変化を肌で感じることが少なく、服装にも迷う始末。
もう４月末。 通常の気候なのだろうが・・・。
外出自粛の中、車も人も少ない。 マスクをして人が行き来する光景はやはり異様だ。
どうか一日も早く終息しますように・・・。
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法的拘束力がないからということで、なかなか外出自粛が徹底しない現実に苛立つ人は多いだろう。
ふつうは、一般には皆我慢して外出自粛をしているはずだ。 幼い子どもたちから、お年寄りまで。 様々な犠牲を払っているはず。 ものすごいストレスとともに皆が我慢しているはず。 従来のような外出が普通にできないことへのストレス、そして何より死と隣り合わせのようなウイルスに対してのストレス。 一歩間違えれば気が変になってしまうかもしれないようなストレスにさらされている。
にもかかわらず、沖縄旅行に出かけるとかパチンコ店に行くとか・・・、してはいけない。 人の命にかかわる事である。
感染者におでこにでも感染した印か何かが現れたりするのなら、それぞれが注意もできるであろうが、表には全く分からないし、当の本人でさえ自覚症状がないケースもある。 とにかく国民全員が感染者と思って、人に移さないように、また感染しないように一丸となって協力しないと、この危機はやすやすとは過ごせないだろう。
ずるずると緩い緩い外出自粛では効果はない。
本当に怖い。
「法律」の内容が、また問われた。
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おそらく私は自身が死ぬまで思い出してはほくそ笑んでしまうだろう。 そして毎回ケーキを作るたびに思い出しては笑っているだろう。
昨日は次女の誕生日で、仕事の都合でお祝いを今日しようということになった。
こんな時だからいつものようにはいかないけれど、「母さんのケーキは作ろうね」ということで、朝食後、すぐに準備し始めて作り始めた。
炊飯器で作るシフォンケーキを、クリームをつける際にはお砂糖を半分くらいにして作る。 まずは内釜にオイルを塗り、粉を振るって炊飯器内に準備しておいた。 そばで卵を卵白と黄身に分けて泡だて器で泡立てていた。
そこにヒョッコリ主人が顔を出して、私も「あっ！見てる」と思いつつ視線は泡立てのほうに。 するとだ！！
なぜか主人が指をその内がまに突っ込んだのだ。
「えっ！！ 今入れたよねえ・・・？」である。
「うん。 だって、何か汚れているなあ・・・と思ったから」との返事。 もう大爆笑！！ 主人はあっけにとられていたが、 「それでケーキ焼くのよ。 準備してあったのに・・・」。
「そうかあ・・・ごめんごめん」。
こんな時・・・明るい笑いが必要だよねえ。 ありがとう、お父さん・・・。 話題に事欠かない。 大きな息子がいるんだからと思えて楽しくなる。
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知人の話しに、胸が痛む・・・。
中学生がごはんがのどを通らなくなったという。
一人っ子で両親は共稼ぎ。 一日中マンションにこもって一人で過ごす。 ものも言わなくなり、食べなくなったのだとか・・・。
このような形で子供たちに、悪い症状が出ている・・・。
大人でさえ、一日中誰ともしゃべらず一室にこもっていたらおかしくなりそうだ。
一人だけじゃないはず・・・。 聞いた話は全国いたるところにある現実だと思うとやりきれない。
一体どうしたらいいのだろうか。
祖父母、親戚などに頼ることもできないで一人きりで置いておかなければいけない子供。 親もたまらないだろう・・・。
「何もできない今の状態が腹立たしい」と知人が言ったいた。
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全国に緊急事態宣言が出されたことで、ずいぶん緊張感が増したのだろうか。
しかし、「今」「この時点で」驚いたのは、まだ完全入国拒否にはなっていなかったということだ。
「国内で５月６日まで不要不急の外出は避けること」としつつ、他国からの入国を許可しているのはざる。 国内での移動、連休中の帰省等もやめるように言いつつ、外から入ることが許可されていたということ・・・？
万事が隙間だらけのように感じる。 規制するのなら徹底的に完全にやること。 短期間でウイルスを国内から排除したいのなら、このずるずる金魚の糞のような対策では長引くだけのように思うのだが・・・。
いつまでこの自粛に我慢できるのだろう。
爆発した時が怖い気もする。
他国では、感染者数が減り、外出が許可された国もあるようだが、ぶり返しはないのか・・・。 実に不安だ。
他国の対策例に参考となる点、そうではない点をしっかり見据えて、見極めて取り組んでほしいもの。
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毎日飲む薬がそろそろなくなるからどうしよう・・・と思案し、まずは電話してみた。 その病院は、オンラインには対応していないとのことだったので、まずは電話で相談。
「コロナが怖いから、処方箋のみ出してもらえないか」と。 すると折り返し院長先生が電話を下さり、電話で問診。 すぐに処方箋を受け取りに行った。
入り口に看護師さんが一人いて、ものものしい雰囲気に仰天。 おでこに体温計を当て検温。 その後アルコール消毒を促され、そのまま受付へ。 入り口からずっとベッドサイドに引かれるようなカーテンがしてあり、改めて「これは夢ではない。 現実なんだ」と思った。
いつもの看護師さんだったし、いつもの院長先生の声だった・・・。
夢であってほしい・・・。
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政府に対して不信感は、あらゆることから生じている。
大きくは森友問題に始まり、桜の会等等。 そして今回のコロナに対しての会見では何を言っているか分からないような発言。 繰り返し同じ内容を言葉を変えて話しているように思えたのは私だけであろうか。
マスクも不評である。 小学校の時の給食のマスクを思い出す。 洗うと小さくなった。 その後は３０万円が１０万円に変化。
初めての危機に国民全体が不安なのは間違いないこと。 しかしそうした中でも実に温度差がある。 外出自粛と言っても、３密を守れない状態で出かけて感染する人も大勢いる。
緊急事態宣言を出しても、移動が自由なら全国に感染は広がる。 誰が考えてもわかりきったこと。
「各々の自覚と善意のある判断に任せて」云々と言うが、精一杯だ。 それがすべての人に通用するわけはない。
ある程度の強制力は必要だ。 「法的にできない！」のならできるように変えてでも。 そこは押し通すべき点。
国民を守るべき政府が揺らぎ、国民と同一歩調で歩めない・・・。 あちらを見ては方針を変え、こちらを見ては方針を変え・・・。
国民が政府を信じ、同じ方向を見なければ乗り越えることはできない・・・そんな風に思う。 ずるずる緩い自粛が長引く感染につながっていくのではないか・・・。
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ここのところ家族のみでのやり取りの生活が続く。
もちろん電話やラインの連絡はあるが、出会っておしゃべりしたり笑ったりして過ごす時間はまったく持てない。
生まれて初めて今回ほど人との関係を大切だと思うことはなかった。
でもまだ家族と一緒だから良い。 「出かけない」と言うだけで、自宅では平素と変わらない生活だ。 これがもし一人で生活しているのならと想像すると堪らない。
最初は工夫して、普段目のいきたわない場所の掃除などで時間が過ごしたり、細々した家事をこなして過ごす。 でもそれだけではつまらなくなってきた。
そうした時に、友人から「お花の苗を届けるよ」とラインが届いた。
なんだか涙が出そうなくらいうれしかった。 「玄関先に置いておく」とのことだ。 出会って抱きつきたいくらい・・・。 でもぐっと我慢しないと・・・。
みんなそんな風にして踏ん張っている。
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朝、すぐそばの小学校で始業のチャイムと音楽が鳴らない・・・。
「春休み？」などと錯覚してしまいそうな妙な気分。
小学校で元気に遊ぶ子供たちの声がどれほど穏やかな日々なのかを示しているような・・・。
正面玄関上の屋上に鯉のぼりが立ててある。 風のあるなしを判断するのに役立つ。 １０日ばかりも前になるだろうか、近くの保育園の遠足？ 幼い園児たちが、「わあ、鯉のぼり・・・」と叫んでいたあどけない声が可愛らしかった。
一刻も早くワクチンが開発されて、穏やかな日々が戻ってきますように・・・。
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季節はもう冬から春へ、 そしていつもなら「もうじき連休だから、ファイト！！」と自身の励みにする季節になった。 いつもの休みより長く、楽しみな休みが来る。 もうひと息・・・の季節。
我家の小さな庭にも草花がいつも通りに賑やかに咲き、コーヒーを飲んではひと息つく・・・。 すぐそばの公園でも桜が咲き、その後は藤棚が見事に咲いている。 でも今年は気持ちが沈み、不安だ。
世界で何が起きようと、全く関係なく、草花は咲く。 そして来年も咲くためにそれぞれの準備をして散っていく。
錦帯橋の桜も今年は大勢の人たちを笑顔にできなかっただろう。
来年は例年通りに、大勢の人が訪れて、笑顔になる・・・そんな平穏無事な明るい春になってほしいもの。
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