今日は所用で先ほど出かけて来た。
すると、知り合いの奥さんが「あああ、忙しい！忙しい！」と独り言でも言うように、おしゃべりに。
確かに、忙しい。
でも言葉にするとその気持に拍車をかけてしまいそうだ。 あまり言葉に出したことはない気がするのだが・・・。 心の中では「忙しい！」と思いつつもである。
「まあ年が変わっても、人間同じことを日々こなして生活しているのだから、のんびりやりましょう！」と自分に声掛けをする。
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生まれてこの方、いったいいくつケーキを作ったかなあ・・・。
主人の誕生日に、子供たちの誕生日に、結婚記念日に、お正月、クリスマス・・・、プレゼントに・・・。 なぜかハッスルして年末に２個焼いたことも。
家族はもの凄く喜んでくれるので、いつまで作れるのか分からないけれど、今日も作ることにした。
「あすはケーキを作ろうねぇ」と言うと、「やったあ！」と答えてくれた。 もうじき焼きあがる。 でも私自身はほとんど食べていない。 喜ぶ顔が見たくて・・・である。
私からのプレゼントと・・・。
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婿殿が車で迎えに帰ってきて、３人で帰っていった・・・。
髪の毛を振りながら、両手をせっせと後ろに前に・・・実に忙しくせわしなく動き回るあの可愛い姿が目に浮かぶ。
遊んだおもちゃがそのまま・・・。
見送ってすぐさま掃除に係る。 これはいつもの事である。 なぜか？ それは寂しいから・・・、一分一秒でもいつもの静かな状態に戻りたい。
直ぐに平素の静まり返ったわが家になる。
まさしく嵐そのものだ。 ようやく覚えて言えるか言えないかの「ばあば」。 そう言いながら両手を広げてやって来ると堪らない。 ぎゅうっと抱きしめてしまう。 そして「元気で幸せになあれ！」とおまじない。
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かわいい孫が帰ってくるというので、孫の大好物をせっせと作った。
まずは炊き込みご飯・・・。
ホタテ、ひじき、ゴボウ、人参、こんにゃく、お揚げ・・・。
こんなに食べても大丈夫なの？と娘に確認するくらい食べる。
嬉しいけれど心配になる。
以前はかぼちゃスープが好物だったので、友人に頼んでは美味しいかぼちゃを購入。 喜ぶ顔が見たくてスープを作ったものだ。
次に好物は何になるのかしら・・・。
ばあばが作れるものならいいね。
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今年はクリスマスが週半ばになるため、わが家では早めのこの土日に。
書き溜めてきた料理本を見ながら早速メニューを決定。
朝から忙しく準備中である。
いつまで私の手料理が作れるのかなあ・・・。
さあ午後も開始。
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先日用事で新幹線に乗ることがあり、何ともがっかり・・・。
「年寄りには利用してほしくないのか？」と思うほどとんでもないことに。 「みどりの窓口」で簡単に購入できたチケットが簡単には買えなくなったのだ。 もうずいぶん前からみどりの窓口が昔のようには機能していないと聞いてはいたが、何とも不便になったものだ。
「ネットで予約」しても、嫌その予約ということすらできない時点でアウトである。 予約できても、同じような人がたくさんいて列に並んで購入しようとすると、自分が乗る便には乗れないことも起こりうる。
いくら「人員がいなくなって・・・」と言っても、もう少しなんとかならないのか。
時代の変化についていけなければいたしかたないということであれば、とんでもない。 駅員に聞くにも聞けやしない。 そもそもそこには人がいないのだから。
なんだか末恐ろしい。 もう１０年もすれば、嫌５年もすれば世の中一体どうなっているのやら。
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夕飯時に、家族であれこれ話していて、なぜか急に法事饅頭を思い出した。 「知ってる？」と聞くと主人は「知ってるよ」。
でも娘は「知らないよ。それなあに？」
そうなんだねえ。
私や主人が子供の頃には甘味は滅多に口にすることはなかった。 祖父母の家で祖父が法事に出かけて行ったら必ず法事饅頭がお土産。 それがうれしくて嬉しくて。 でも大人になって食べたらなんてことはない薄皮饅頭のようなもの？に思えるのではないかと想像するのだが・・・。 もう目にすることもなくなった。 今でもあるのかしら？
それほど甘味を食べられることは珍しかった。 だからおはぎや牡丹餅の季節に祖父母の家に行くのは大歓迎であった。
チョコレートやキャラメルは特別の時にだけ買ってもらえた。 遠足や運動会などの時だけ。
だからその時に全部食べないで、大事に大事に少しずつ食べたものだ。
しかし今では年中お店に売っている。 珍しくもなんともない。
そして糖尿病患者が多い。 当然だろう。 これほど甘味が沢山あり、年中手に入る。
しかもスーパーなどではレジのすぐそばに甘味がおいてある。 おそらくレジ待ちのお客の心理を突いた商法（などと勝手に思っているのだが・・・）私よりも少し年配の方々が結構買っておられる。
昔は食べることの少なかった甘味を買うお金もあり、ついついちょこっと・・・となり、食べる。
主人は甘党。 娘たちも私も口うるさいと言われるくらい「食べすぎだ」と注意する。 それで多少なりとも食べる量は減る。 だから糖尿病にならずに済んでいるのだろうけれど、誰からもストップをかけられない人は・・・。
何事もほどほど・・・。
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あっという間に１２月。
「師走」という言葉の漢字にいつも「なぜ走る？ 忙しいからだろうけれど・・・」と思いながら言葉の意味は恥ずかしながら知らなかった。
「師走」とは、普段は落ち着き払っている師(僧侶）でさえも、暮れの仏事で走り回ることから生まれた言葉だそうです。
一年の締めくくり・・・そう考えて気忙しいひと月になるんでしょう。
世間が忙しそうなのでついついつられて、一緒に忙しくなる私？
大掃除は少しずつしているつもりで通過。
年賀状は昨年から「ご無礼します」と申し上げているので・・・。 しかしそれでも来るものは来る。 主人曰く「いただいた方だけへは出してくれ」。 実に簡単なひと言。 しかしである。 準備するのはこちら。 はてはてである。
「なかなか心静かに」とはいかないもの。
クリスマス・お正月・・・、心静かにとはならないなあ。 年末年始をゆっくりどこぞのホテルで過ごすような立場になったら・・・かなあと想像してみるのだが。 それはそれで今まで経験のないことに戸惑うかもしれない・・・。
さあ、訳のわからぬことを考えていないで、今日のノルマを果たことに。
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