ピリリとした早春の朝

　今日はとても良いお天気になるとか・・・。　今日は次女が遅く出かけるため、５時半起きでお弁当を４つ作った。　それから朝食準備をして、あれこれお夕飯の下ごしらえをして・・・。　いつものように神様にお参りして朝食。　主人や娘たちを送り出し、朝からパタパタ。　キーンと冷たい空気の中、掃除機を掛けて拭き掃除をして、玄関周りを掃除して出かける準備に取り掛かる。　平凡でも身体を自分なりにテキパキ動かせ、思い通りに物事ができる。

　主人は昨日が誕生日だった。　仕事柄目下めちゃくちゃな忙しさ。　年末もお正月もなく仕事に明け暮れている。　お祝いにできるだけのご馳走を作って家族で食べた。　気持ちのこもったプレゼントを家族それぞれからもらい嬉しそう。　

　こんな平凡な幸せ・・・。　それが一番の贅沢、宝物・・・。


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そうだよねえ・・・変わるんだなあ・・・

　あるテレビを見ていて、ビックリ！　若い夫婦が幼い子供を連れて、山村へ移住。　子供を良い環境で育てたいから・・・だとか。　まず思ったのは、生活用品に困るのではないか。　でもその若夫婦は「ネットで注文して翌日には届くのでまったく困らないんですよ。」　「そうなんだあ・・・。」目の前に商品があり、選んで購入すると言う感覚はない。

　かなり前から「ネットショッピング」の便利さも聞くが、まだまだ信用できないように思ってしまい、一歩引いていた。　とは言う私も着物用の草履とバッグのセットやバッグ類を買ったこともある。　専門店に行っても値段の割に気に入ったものがなく、どうしようかしらと考えた末、ネットで何気なく見ていると、案外良いものがあり、種類も豊富。　それでもかなり考えて考えて漸くの決断。
　
　教職を退いたころ友人に言われたように、広告を見て買い物に行くようにもなった。　買い物は好きだ。　だから買い物に結構時間をとられているかもしれない。　まあ気分転換でもあり、良いものが安く手に入ったりすると嬉しくもある。　でも買い物嫌いな人には負担かもしれないしロスタイムを考えるとネット利用は良い方法だ。
買い物の形態もどんどん変わっていくんだなあ・・・。

　世の中どんどん変化しているとあらためて思う。　実は主人の誕生日が３０日。　そこで私としてはあれこれ少し前から探しているのだが、長女はネットで購入したのだとか。　「さすが・・・！！」


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あるヤングママ・・・

　子供が小学生になると言うお若いママ（まさしくヤンママ）のお母さんとおしゃべりしていて・・・。　その人にとっては孫にあたるのだが、新学期に雑巾持参と言うことでママが綺麗な買った雑巾を持たせたとか。　それに対しておばあちゃんの方は「呆れたのよ。　雑巾に綺麗な既製品を持たせるんだから。」と話しておられた。　「今どきの事だから若いママは綺麗なものを持っていかせるんでしょうねえ。」と話ながら、やはり私も内心、「勿体ない！！」と思いながら生返事をしていた。　

　雑巾と言えば文字通り使い古して、使い道もないようなボロ布を最後まで使い切るためのアイデアだと思う。　どこか親戚（年配のおばあちゃんがいるような）だったのか、友人宅（息子さんの下着やご主人の肌着が古くなると縫い合わせて使っておられたのを見たように思う）だったのか、どこかで穴が空くほどぼろぼろになるまで雑巾も使うと聞いたことがある。　それだけ「物を大事に使って使って使い切る」と言う教えをそうした中で伝えているのではないかと思うのだが。

　新しいものは綺麗で使い心地も良いかもしれない。　今なら安く買えるかもしれない。　時間の為に、何やら他にも事情があってか、買って用をなすのも今のような時代なら否定はできない。　（しかしいつまでも豊かな状態は絶対続かないんだがなあ・・・。）

　私もその友人と同じ世代、いや多少は下かな？・・・でも「まだまださまざまな生活用品をパッと処分するのは忍びないし、ある程度は納得した形で処分したいと思うよね。」「まあこれだから物は溜まる一方なんだけど・・・。」とお互いに頷きあった。


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今年初

　今年初めての料理教室があった。　年末年始、お正月で草臥れているだろうからと今日はちょっぴり豪華なお弁当をとり、豚汁（里芋、サツマイモ、豚肉、こんにゃく、ゴボウ、人参、焼き豆腐、白菜、味噌）とおぜんざい（ストーブで美味しく煮上がったあずきに白玉の柔らかいお団子を入れて）。そしていつもの畑のお師匠さん宅からのチンゲンツアイを使ってわかめとともにごま和え、美味しい手作りの広島菜と白菜のお葉漬け。それにおせんべい。

　もうとにかくとにかくおしゃべりと笑い声・・・。　おそらくご近所のどなたかが来られたら、そっとお帰りになるだろうかしらと思えるような賑やかさ。　いろんな話題がてんこ盛り。　エネルギーを貰って、「これでまた１カ月元気に頑張れるよね。」と言って次回の計画を立てて解散。　それからその中でも仲良しでまた遊ぶ計画。　楽しいなあ・・・。　有難いなあ・・・。　本当の大人になってからの友人たち・・・これまでとはまったく趣が違う。　「人生を豊にしてくれ、生きた人生を示してくれる」そんな友人達がそばに暮らしている幸せ。


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なるほどね・・・

今日は友人からいい話を聞いた。　わが家は女３人。　多少は主人の短髪も混じっているかな？　と言うことでほぼ毎朝雑巾がけするのだが、髪の毛が凄いのなんって・・・「凄い！！」しかも次女は髪の毛が長いため、この凄さに拍車をかける。　時として思わず声が出ることもある。　そんなわが家の話をきいて友人曰く「伝線の入ったストッキングある？　先を切ってスリッパにかぶせて歩いてごらん。　埃やら髪の毛やら静電気でしっかりくっついてくるよ。」　今夜早速やってみようかと思う。


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今年もお世話になります

　娘達がついに使い始めた。　湯たんぽだ。　主人のフリースのズボン、私のパジャマを利用して作った袋を二重にして口はひもでしっかり縛れるようにしてある。　長女と次女が交替で毎晩お湯を入れてはベッドに入れている。　入れておくところは背中のあたり。　そして寝る時分には足元へ移動させるとか・・・。　「こんなに暖かく程よい暖かさが最高なんよね。」と言う。　朝起きたら中のお湯は洗濯機の中へ。　「母さんが子供の頃には、そのお湯は洗面器に入れて洗顔の為に使用していたけれどなあ・・・。」と言うと、「サザエさんの世界ジャネエ、いやちびまるこの世界かなあ・・・。」と言う。　ほんわかした暖かさは気持ちよいもの。　昔の人の智恵だなあ・・・。


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おばあちゃん・・・

　今朝出勤時に赤信号で停まって待っていると・・・、反対車線の車が右折しようとして、老女２人をもう少しで巻き込むところだった。　横断歩道上でそれぞれ反対から渡ってきたおばあちゃん同士が突然立ち止まり挨拶をしていた。　　一方は乳母車のようなのを押して、一方は自転車を押して。しっかり立ち止まり挨拶・・・。　わあ！と思わず声が出てしまった。　全くもって困ったもの。　田舎のまったく車も通らないような場所ならともかく、朝の出勤時でかなり車両も多かった。　朝からひやひやもの。　年をとると言うことはそういうことなのかあ？？？と思いつつ、迷惑にならぬように気をつけたいもの・・・。


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しっかり籠もって・・・リメイク

　ずっとやりたくしようがない事があった。　年末の大掃除の際に出てきてビックリ。　長女が小学生時分かしら、主人にプレゼントした夏用の枕が破れていたのだ。　でもまだまだ使える。　何とかならないかなあ・・・でずっと裁縫道具のそばに置いておいたもの。　幼い時分から、亡き母に「年始早々には縫い物はしてはいけないよ。」と言われていたので、お正月休みには結局縫い物にはならず、この連休がチャンスとばかりにミシンを出して早速縫い物になった。　切り開いて見ると、ストローを小さくカットしたものと大きなスポンジのようなものが２つ入っていた。　そこでスポンジは除いて、主人の不要になったワイシャツの背身ごろの部分を使い、袋にして一度入れて、青と白のチェック柄の布でカバーを作った。　御座の部分は裏返すとまだ青白いくらい綺麗で勿体ないので、そちらを表にして、これまた主人のワイシャツを裏面に縫い合わせて端の始末もし、紫の着物の端ぎれで周辺を囲んだ。　これはもうじき飾る陶器のお雛さまの敷物にしようと思う。　楽しみだ。　それこそ廃物利用で素敵なものに変身。　主人や娘達に「ねえ、見て見て！！」の連発。　今年はお雛達にも喜んで貰えそう？？？な気がする。


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どれだけ自然に囲まれているんだあ・・・???

　昨日、玄関を出たところで自治会の班長さんが大慌てで何やらビラを配って来られた。　「ビックリですよね。　猪が出たそうですよ。」とのこと。　子供達が幼い頃には団地の公園に猿の親子が出没。　娘達は「お尻が赤かったよ」などと話していたが、親子連れで気がたっているため、子供達に危害を加えてはいけないと言うことで、猟友会の手によって射殺されると言うことがあった。　その時娘達はショックを受けていたものだ。

　小学校の行き帰りには側溝に狸がいて、学校給食のパンを狸の為に残してきては、やって帰宅していたらしい。　当時瓜坊も見たことがあるとか・・・。

　どれだけ田舎に住んでるのか、自然に囲まれて生活しているのか・・・ともいえる。大きな猪らしいので危害を加えることなく共生できたらいいけれど。　先日、次女が夕方５時半ごろ歩いているとそばの竹林で「メッシ」という音がしたと言っていた。　その翌日は、ひとりでは心配なので、私も一緒に歩いてみたが格別なこともなく、「猫でもいたのかねえ」などと呑気なことを言っていたのだが・・・。　もしやあれは猪だったのかもしれない。　出没したのは午前１１時頃だとか。　まあいずれにしても恐い。


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本当だった祖父の話

　先日ラジオを聴いていて、北海道板幸町で氷点下３０、５度、方や沖縄では鶯が初鳴きし４月中旬の気温１９、８度と言うのが飛び込んできた。

　母方の祖父（２０００年に１０４歳で亡くなったのだが）は日露戦争を体験しており、私がまだ幼い頃によく体験した寒さを話してくれた。　当時は私が面白がると思ってそんな話をするくらいにしか思っていなかったが、今回氷点下ウン十度の世界では「沸騰させたお湯を空中に撒くと、霧散する」と言うのを聞いて、祖父の話が本当だったんだと知った。　生きていたらきっと盛り上がるだろうなあ・・・と思いながらそのニュースを聞いた。

　一体どのような世界なのだろうか。　祖父は「眉毛の上も白くなり、おしっこも飛ぶ時に凍るよ。」などと笑わせていた。　しかし想像できない怖い気温だ。　いくら縦長な国だとはいえ物凄い温度差にも驚く。


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