今日は、何と何と・・・初めて広島県安芸高田市にある神楽門前湯治村へ行ってきた。 ひろしま神楽女子と言うコミュ二ティのご心配による企画である。
以前神楽好きの私に友人が「行ってみんさい。 温泉もあって泊まれるんよ。 神楽を見てゆっくりできるところよ。」と話していたことがある。 おそらくそこだろうと思うのだが・・・。 主人がお神楽は好きじゃないと言うため、岩国近郊のものか、日帰りの可能なお神楽しか見たことがない。 以前も広島のお神楽の祭典を見た時にも娘が付合ってくれた。
私のお神楽好きは幼い時分からだ。 だからお神楽の音楽を聴くとついつい身体がリズムに乗って動きそうになる。 まさに「血が騒ぐ」という表現がぴったりかもしれない。 今回の企画も長女が見つけてくれて申し込んでくれた。 一緒に行ってくれたのは次女だ。 私の神楽好きは亡き母譲り。 この子たちもきっと私の神楽好きを引き継いでくれることだろうと思う。
と言うことで次女と二人、岩国を7時半ごろの電車に乗って広島へ行き、そこからはバス旅。 途中紅葉が綺麗な場所も有り、あっという間に高田市に到着。 ひろしま神楽女子のメンバーの方々がバスの中ではあれこれ話をして下さり、ただただ頷くばかり。 お若い方々ばかりなのだがみなさんめちゃくちゃ神楽好き。 ご自身が笛の演奏をするという方がおられたり・・・ただただ驚く。 広島弁のほっこりするような口調でのお喋りが耳触り良く、広島に通学していた当時を思い出してみたりしながらお話に耳を傾けた。
昔は神楽は神聖なもの、女性は一緒に活動するのは御法度と言うかできなかった。 しかし今では女子が舞を舞うこともあると言うのには驚いた。 あのリズムに合わせてあの重い衣装を身に着けて舞を舞うのはかなり厳しいだろう。
到着して直ぐに昼食。 その後はお神楽を鑑賞し、休憩時間に何と何と生まれて初めての経験。 楽屋訪問だ。 まだメイクをしたままで食事をとっていたり、休憩しておられた。 質問にもとっても気さくに答えてくださり、何とあろうことか大切な衣装にも手を通させていただいた。 豪華な衣装は羽織ってみて驚いたのだが、10キロの重さ。 「えっ!!これを着て舞うの・・・??」 舞う方々のスリムなことに納得。 龍や大蛇の目が血走ったように表現されていたり、刺繍の細やかなこと・・・。 専門にこの衣装を作るところがあるのだそうで、数百万もするとのこと。 そんな貴重なものをすぐそばで見せていただくだけでも申し訳ないのに、手を通させていただき何とも貴重な体験をすることができた。
その後お神楽をもうひとつ。 楽屋で気さくに対応して下さった団長さんが、手打ち鐘(チャンチャカ)を演奏しておられた。 その演奏の素晴らしいことと言ったら・・・もう見とれてしまった。 興にのった場面になると全身で打って、呼吸の仕方も違ってくる・・・。 舞いを通過して私はチャンチャカの方に見とれていた。 本当に素晴らしかったあ・・・。
そして衣装を付けた団員の方々と記念撮影。
お土産を買うつもりでドームを出たところ、何とお店が閉まっているではないか。 これにはショック。 草団子の美味しそうなのがあったのだ。 観賞す際に持っているのが嫌で「あとで買おう」と思っていたのだが・・・。 口惜しい思いでバスに乗った。
夢見ご心地で電車に乗り帰岩。
あんなにお若い方々なのに・・・と思いつつ、何だか安心した。 お神楽は日本の大切な伝統文化のひとつだ。 神楽を愛する女子たちの活動に期待したい。
************
岩国市、周南市、下松市、光市、防府市、山口市、柳井市、その他周辺地域の不動産に関してはご相談ください。⇒
山口県岩国市岡村不動産鑑定事務所