沖縄の元サブスリー中年男が再メタボでサブ3.5を目指す日々

メタボ解消から始めたランニング。2013年NAHAマラソンでサブ3達成!2023年再メタボでサブ3.5を目指しています。

2023とかしきマラソン

2024年02月04日 | レース

新しいシューズをだしたり、1週間の練習が軽かったりしたのは、実はレースに出るための調整でした(笑)

おきなわマラソンサブ4に向け、なんか練習になる大会ないかなーと思ったら、あるじゃないですかー。坂で有名な「とかしきマラソン」が。

離島のマラソン大会は、サブ3時代は仕事の関係で出られたなかったので、伊江島マラソンくらいしか経験がなかったので、離島に行くこと自体も、それはそれで楽しみでもあります。

さっそく申し込みして、2月3日(土)当日を迎えました。

レース自体は13時過ぎスタートなので、ゆっくりでも間に合うのですが、ちょっと離島の雰囲気も楽しみたかったので、早めの高速船で渡嘉敷島へ。到着したら、太鼓で歓迎してくれました。これは本当にうれしい。

で、時間までの居場所確保のため、前日にダイソーで買った1000円テントを設置100円ブルーシートを組み合わせ、プライベート空間の完成。これあるだけで、めちゃ快適です。

そして、周囲を散策、スタート付近。どっち向きにスタートするのかこの時点ではわかりませんでした(笑)。レースにかける意気込みの低さがバレバレ。

天気は良すぎて、暑いくらい。初夏ですな。25℃?ゴール付近も確認。小学校のグランドなので、コンパクトで、塩屋湾トリムマラソンの会場を思い出します。

マッサージコーナーもあり、ハーフマラソン参加者のみの利用ということで、ぜひゴールしたらお願いしよう。

そして。。。。秘密兵器ドローン!空から見てみると、やっぱり山ばかりな感じ。どのくらいの坂なのかは、この時は知る由もなかった。。。

ということで、十分見学もしたので、あとはのんびり食べたり飲んだりしていました。タイムを狙えるレースでもないし、そこまでガチで練習してきたわけでもないので、あくまでも「楽しく走る」のでリラックスです。

サブ3を目指してた時も、このくらいの気持ちの方が、いいタイムがでたのかもなー。ゲストのひろみちお兄さんの体操も一緒に参加して、スタート時間です。

 

~レースの様子~

レースペースはキロ5分くらいで行くことにしました。ちょっとオーバーペースですが、まぁ~行けるところまで行って、ダメならそこまでという感じで。

しかし、そんな設定タイムをしていること自体、とかしきマラソンの「坂」をなめていました(汗)まさか、平坦が最初の2kmしかないなんて、、、、本当に知りませんでした。

 

スタート!平坦なので、楽しく走ります。ふと時計を見ると、4分40秒あたりを指しています。5分でもオーバーペースなのに、さらにオーバーペースです。ただ、レースの高揚感と、新しいシューズの反発でそこまで疲れる感じじゃなかったので、そのままで行くことに。

一旦スタートしたゲートに戻り、まだまだ楽しく走ります。そして、しばらくすると、坂が。かなり急です。一気にペースが落ちますが、まぁー坂だからな~しばらくしたら終わるだろう・・・と思っても、終わらない。坂が終わらない。

もう終わりかなーと思ったら、なんか係りの人がいて、急カーブの折り返しみたいなところからさらに激坂が・・・。とにかく坂、坂、坂が終わらない。まさか、こんなにきついとは。。。。設定タイムとかなんとか、マジで関係ないわ。

で、前半から死ぬ思いでなんとか頂上まで行ったと思ったら、今度は激下り坂、、、これはこれで膝が壊れそうな坂です。おっとととと、、、という感じの坂なので無理にペースを上げることもせずに行きましたけど、下りは下りで脚にきます。

 

と、下り坂が終わったと思ったら、また上り坂、そしてちょっと下り坂、上り坂、、、、って、平坦が全くない。こういうコースって、コースを知っている人、経験ある人のアドバンテージはかなりあると思いました。結局、いつ終わるかわからない上り坂ほど、精神的な疲労が蓄積します。特に、一番精神的ダメージを受けたのが、坂を下っている時に、なんと、折り返しのトップの選手とすれ違った瞬間です。

「なんだよーこの先に折り返しがあり、この下っている坂をまた上らんといけないのかよー・・・(心の音ぽっきり)」となりました。早い選手も鬼のような形相で坂を上ってきます。さらに折り返しまでも、微妙な登り下りを繰り返しており、いつになったら折り返しが来るのか。。。この折り返しで、またこの坂を上るのか、と思いながら、折り返しがまだかまだかと思いながら走ります・・・・・この時は本当に、めちゃ死ぬほどブルーでした。

そしてしばらくすると、きれいな公園で折り返し、今度は私が鬼のような形相になり上っていきます。逆に、折り返しに向かうランナーの顔を見ると、一様にみんなブルーになっているのが見えます(笑)。そりゃみんなブルーになるよなー。たぶんとかしきマラソンで一番精神に来る走路だと思われます。

 

往路復路同時の走路になる、折り返しのコースから外れ、こんどは帰り専用走路になり、またもや激激下り坂、たぶんこのコースで一番きつい急坂と思われる坂を下ると、阿波連地区に入ります。久々の平たん路&応援があり、元気が出ましたが、この阿波連地区を抜けると、また・・・・上り坂。しかも終わりが見えないかなり長い上り坂、なんだか東村つつじマラソンのコースと見間違えるような坂だけど、その何十倍も長く急な感じ。もう、マジで坂はやめてくれ、やめてくれ、やめてくれと、20回くらい叫びながら走っていました。結局ほとんど歩きに近いペースでしたが、意地でも歩かないと決めていたので、トボトボ上ります。何名かに抜かれましたが、もう気にしない。坂の途中で、雨がぱらついてきました。もうとっくに汗でシャツはびしょ濡れだったので、あまり気にしていなかったのですが、それでも雨でシューズが重くなるので、それはそれでいやだなーと思っていたら、上り坂が終わりました。ら、今度はぽつりぽつりの雨が、下り坂に入った瞬間、土砂降りに。。。「テントの中の荷物終わったな」と思いながら、坂を下ります。もう残り3kmとかなので、スパートをかけたところ、意外にも脚は残っており、ここで数名抜かして、ある程度余裕をもってゴールできました。

 

結果、1時間53分で、なんと2時間切りができました。キロ平均5分半を切っているので、このコースと天候、高温の中かなりの上出来です。正直結果には満足です。

ゴール後には、雨の中で、いただいた食事券で中華そばを食べ、マッサージを受けて、大満足で島を後にしました。

ということで、おきなわマラソンの練習と思って参加した「とかしきマラソン」でしたが、まじで、本当にいい練習になりました。たぶんここのマラソン大会以上の「激坂」大会はないと思われます。ドMの人にはマジでおすすめです。これでもかこれでもかというくらい「坂」を楽しめます(笑)。坂ばっかりなので、正直距離感的には短く感じました。坂ばっかりである意味変化に富んでいるので、だらだら走る時間?がなく、上りできつく死ぬ思いで、逆に下りは休む時間なので、リラックスを繰り返していたら、あっという間に終わった感じです。こんなに距離を感じさせないコースもそれはそれで珍しい。あと、そういえば、リアルまもる君も参加しておりましたが、たまたまペースが同じくらいだったので、後ろから走っていたのですが、坂に入る3kmまでキロ4分40秒くらいで走っていました。沿道の人と写真を撮ったり、暑い中コスチュームを着ながらなので、驚異的な速さです。2時間ちょっと完走しているところから、かなり走力のおありな方なのだと思います。すごいです。

 

ということで、もう二度とでたくない大会・・・・なわけではなく、また出ます!なんといっても離島のこじんまりとした大会の雰囲気は大好きです。とりあえず、歩かなかったので、「とかしき島の坂」には勝つことができました!

今日は長文でしたが、ここまでご覧いただきありがとうございました。また、おきなわマラソンに向けて練習に励みます。

 

・・・翌日朝起床したら、全身筋肉痛、、、ハーフマラソンなのに、フル並みに身体はダメージを受けていたようです。さすが「とかしきの坂」勝ちはしたものの、ただの坂ではありませんでした(笑)

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