万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

科の木(しなのき)

2008年07月19日 | Weblog
 7/18朝の奈良は雨でした。残り梅雨とでも云うのでしょうか。
雨の中を博物館に向かって歩く道すがら、画像のような花をつけた樹木
が何本も雨に濡れていました。ハート型をした葉っぱから菩提樹かと思
ったのですがもう一つ判然としませんので携帯カメラに記録して帰山し
ました。牧野図鑑で調べてみると「しなのき」(科の木)であることが分
りました。日本の菩提樹も「しなのき科」に属するものであることが分
り最初の直感はまんざら間違いではなかったのです。。それにしても科
の木(しなのき)の花は古の奈良の都にピッタリ、いい眼福でした。
 今回の奈良行きでもう一つの発見がありました。それは興福寺の塔頭
「大乗院」の跡地に偶然にも足を踏み入れることができたことです。今
その庭園(浄土庭園)は復元工事中です。20年くらい前に「大乗院
雑事記」(だいじょういんぞうじき)と云う応仁の乱頃の経覚僧正が書
いた日事記を興味深く読みふけったことがありましたからその出遇いは
偶然ながら感激しました。足早な大和行きでしたが、いろいろとハッピ
ーでした(住職)
7/21 科の木をインターネットで検索の結果、どうも花が科の木とは随分
と相違しています。それでは私が奈良公園で見た木は何なのでしょうか、
どなたかご存知の方いらっしゃいませんか?
コメント (2)
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法隆寺金堂展

2008年07月19日 | Weblog
6/18 奈良博物館で行われている「法隆寺金堂展」をやっと拝観することができました。金堂内部の法物、壁画などが展覧され巧妙なライトアップされて手の届くような至近で拝観できましたことは感激でした。このようなことを至福と申すのでしょうか。
 学生時代(昭和40年頃)仏教学会で法隆寺へお参りした折、執事の高田さんの
ご厚意で焼け爛れた金堂壁画や柱が保存されている収蔵庫を拝観させていただき涙がでるような思いに耽ったことと今回の細密に模写された壁画の全てを側で拝観できて嬉しくも残念な思いが交錯することでした。
 画像は当日買い求めた解説書の表紙に使われていた第6号壁「阿弥陀浄土図」観音菩薩図をスキャンさせてもらいました。 
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