住職の弟の尊丸(徳正唯生)さんの句友の方々が昨日吟行に訪れて下さいました。瀬戸田(生口島)の鈴虫松虫の墓所のある光明坊(御寺)さんにお参りされ、多々羅大橋を渡って大三島の当山へお参り下さり、句会が開かれました。メンバーは安芸教区東賀茂組に属するご寺院のご住職、坊守様方です。私(坊守)も今日の句会に入れてもらい学ばさせていただきました。
生憎午後から雨模様となり、外での散策は難しくなりました。住職が庫裏広間の床に俳人大谷句仏さんのお軸「風月」を掛け、今秋初めて炭を大火鉢に入れてくれまして、皆さん大層喜んで下さいました。
当日作句された句の中から数句をご紹介します。
炭の香や風月てふ字のたをやかに 淑子
柏槙や荒波の幹秋しぐれ 久枝
正信偈堂に響けりお取越し 昭子
山茶花の一輪毎に暮れにけり 唯生
箒目の清し狭庭の柿落葉 唯生
晩秋の句座に加わるときめきて 明慧
(坊守)
生憎午後から雨模様となり、外での散策は難しくなりました。住職が庫裏広間の床に俳人大谷句仏さんのお軸「風月」を掛け、今秋初めて炭を大火鉢に入れてくれまして、皆さん大層喜んで下さいました。
当日作句された句の中から数句をご紹介します。
炭の香や風月てふ字のたをやかに 淑子
柏槙や荒波の幹秋しぐれ 久枝
正信偈堂に響けりお取越し 昭子
山茶花の一輪毎に暮れにけり 唯生
箒目の清し狭庭の柿落葉 唯生
晩秋の句座に加わるときめきて 明慧
(坊守)