万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

鉄線(てっせん)が咲いています

2012年05月20日 | Weblog

鉄線(クレマチス)

 鉄線は品格の高い蔓花です。寛文年間(1661~1673)に支那より園芸用として到来したようです。文人好みの花として大切に、愛されて来た花の一つでしょう。この一鉢は数年前の母の日に贈られて来た鉄線なのですが、今年も勢いよく沢山の花を咲かせてくれています。
坊守の紋付きは「八つ鉄線紋」ですがその由来詳細はわかりません。本願寺の式務部(法務、声明の専門部)のお袈裟の紋は「八つ鉄線紋」が織られています。このことも由来は私にはよく分かりません。どなたか教えてくださいませんか、



                中国名は鉄線蓮と呼ばれています
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栄光のカープ

2012年05月20日 | Weblog
 5月17日、広島のT.Fさんのご長女ルリ子さんより電話で妹葉子さんが死去したとのご通知をいただき、出来たらお参りに来ていただきたいとのことでした。
 18日夕通夜、18日午前11時より葬儀とのことで18日通夜から出向きました。
葉子さんは3姉妹の3番目で活発な明るい方で沢山の知人友人そして姪御、甥御から愛されそして一杯愛した人であったことをお姉さんやご両親から聞かせていただきました。家族葬と云うことでしたが、通夜も葬儀もホールが一杯になるほどの葉子さんの友人やその家族が会葬されていました。
 
 18日の夜は施主T.Fさんがご用意くださった広島市内のホテルに休ませていただきました。翌朝ホテルのロビーに「広島カープ」隆盛期の選手のユニホームや野球道具が展示されていました。私も曽ては大フアンの頃がありましたから興味深く、懐かしく見て回りました。10時頃葬儀会館に行きご両親らにカープの展示品についてお話しますと、葉子さんもカープのスター選手と記念写真を撮るなどフアンであられたとのことでした。展示されていたユニフォームの中に脳腫瘍で早世した津田投手のがあったことをお話したことです。

 葉子さん37才の頃乳がんが発見されて以来10年にわたっての闘病生活を余儀なくされました。銀行員としての定職は本年の4月1日まで加療を受けながら勤められたとのことです。そして4月からお姉さん宅のリビングにベットを置いてお姉さん家族と常に一緒の在宅看護が行われたのでした。
 葉子さんの最後は仲の良かった二人のお姉さんに抱かれた中で静かに息を引き取って行かれたと私にお伝えくださいました。明るい愛をみんなに施し続けて葉子さんは満47才の人生を終わって逝かれたのです。
 
 葬儀は両親のご先祖のお寺でお願いしてほしいと云う葉子さんの思いをどうにか果たすことができて今、ほっとしております。ご縁を頂いて大きなものを教えられたことです。


                    
                    ロビーホールの展示品

                                             
                                             左は山本浩二選手の
                                             真ん中が津田投手のユニフォーム 


                   
                   ロビーのホールにクラシックなピアノが1台置いてありました。ドイツ製ということですとフロントマンが教えてくれました。
                   音無きピアノの音色に耳を澄ませてみました。
                 
 
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