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お内陣の仏華
アジサイと菖蒲を沢山使いました。
台風が相次いで襲来、梅雨前線を刺激して各地が豪雨に見舞われましたが、しまなみ海道周辺は被害が生じるような降雨ではありませんでした。
今日は不快指数のい暑さで明日の仏婦法座は猛暑の日になるかも知れません。
若院は千葉県方面の常例布教のため仏婦法座は留守です。寺族3人で気合いを入れて準備をしました。
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庫裏広間の床に恵信尼さま(親鸞聖人の御内室)の御絵をいつものようにお掛けしました。本紙は龍谷大蔵でこれは複製です。
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講師間床には大谷籌子(かずこ)裏方の短冊をお掛けしました。「のちのよは やみもまよわじてりわたる のりのともしび たのむ身なれば」。籌子裏方は大谷光瑞門主の内室で九条家から嫁せられましたが、明治44年、30才で早世されました。仏教婦人会の初代総裁となられ、京都女学園や相愛女子学園、東京の千代田女子学園などの創設にも力を注がれた方でした。
浄土真宗の800年になろうとする歴史で女性の活躍はある面では男性以上と云ってもいい程のはたらきが見られます。在家教団を旗印とする浄土真宗では当然と云えば当然のことなのですが・・・・・、法雨あまねく降り注ぎ、いのち弾めり。