万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

愛媛県仏教婦人研修大会

2010年03月06日 | Weblog
3/5pm1時よりしまなみ海道の伯方町町民会館を会場として愛媛県仏教婦人研修大会が開催されました。
 開会の勤行(ごんぎょう)は音楽法要が依用され、今治仏教婦人会連盟の有志60数名によるコーラスグループによって法要演奏が行われました。導師は法珠寺の加藤円正師がきれいなテノールでつとめられました。コーラスも本番が一番の出来であったとの好評です。法要の中に雅楽も組み込まれて面白い演出です。当院若院も笙を担当しました。(龍笛は常念寺さん、篳篥は明専寺さん)
 1年前から構想が練られ、何度も練習が重ねられ、ご指導下さった称名寺坊守様は大変なご心労であられたことでしょう。
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三月の法語

2010年03月04日 | Weblog
法語カレンダー3月のお言葉は前月に続いて親鸞聖人の著された「唯信鈔文意」(ゆいしんしょうもんい)からのお言葉です。

 信はうたがいなきこころなり

親鸞聖人が聖覚法印の「唯信鈔」(ゆいしんしょう)と云うタイトルについて一字一字を深いご解釈を噛み砕き噛み砕いて述べて下さってあります。
 そのご文を掲げておきます。

 「唯信鈔」といふは、「唯」はただこのひとつといふ、ふたつならぶことをきらふことばなり。
「信」はうたがひなきこころなり。すなはちこれ真實の信心なり。虚仮(こけ)はなれたるこころなり。虚はむなしといふ、仮はかりなるといふことなり、虚は実ならぬをいふ、仮は真ならぬをいふなり。本願他力をたのみて自力をはなれたる、これを「唯信」(ゆいしん)といふ。
「鈔」はすぐれたることをぬきだしあつむることばなり。
このゆゑに「唯信鈔」といふなり。
また「唯信」はこれこの他力の信心のほかに余のことならは(ば)ずとなり、すなはち本弘誓願なるがゆゑなり。(註釈判聖典P699)

 くり返しくり返し声に出して拝読しますと有難く身にしみ入る心地がいたします。

 画像の徳力さんの版画は京都から眺めた比叡山の遠望図となっています。
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雛祭り

2010年03月03日 | Weblog
3/3、今日はひな祭りです。広島へ嫁いでいる娘弥子(みつこ)が6年生頃まではお雛様を飾っていました。五段飾りで大層賑やかなものでしたが、飾るのも片づけるのも大変で、いつの間にか飾らなくなってしまいました。お気の毒なことです。
 今朝、庭の雛桜がいっせいに咲いていました。毎年雛祭り頃に咲くことと、華やいだ可憐さが女の子らの祭りらしいことから「雛桜」と呼ばれてきたのでしょう。明るくて軽やかな椿です。
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風蘭12鉢到来

2010年03月03日 | Weblog
3/2、今治の藤原芳郎さんより風蘭12鉢が届けられました。生憎私は留守でしたが、芳郎さんの令弟の英生(えいき)さんがご持参くださったとのことです。有難いことです。これで風蘭が30種類となりました。開花する初夏が楽しみです。
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