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「 どくだみ」の緑は重厚な濃緑です。その濃緑に抱かれるように白十字の花片に黄色い蘂を持つ花が咲いています。葉っぱの色も白くて単純な花も目を引きつけます。
薬草や「どくだみ茶」として利用する時は今の花が咲いている時に根ごと採集して乾燥させるのです。
どくだみの字は草冠に茸に戈で構成されています。このパソコンでは当然ながら変換されません。漢和辞典によりますとこの字の音は「ジュウ」です。この草を「じゅう薬」とも呼ばれるのはこの字音から来ているようで、「十薬」の呼び名はいろんな俗説から出来た呼び名のようです。
それにしてもこの草は手で触ると異臭が手に染みて不愉快な思いになるのですが、お茶にして飲むとお腹がすっきりするのは妙です。
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昨年頂いた鉢に植えられた草花が一輪咲いていました。なんとも綺麗な可憐な色です。径1㌢もないような小さな花なのです。葉は麦の若葉のような葉っぱをしています。名前をお聞きしていたのでしょうが失念してしまいました。どなたか教えてくださいませんか、
○コメントで早速にこの草花の呼び名をお知らせ下さいました。「ヒメヒオウギ」と云うのだそうです。漢字で表記すると「姫桧扇」、色と云い可憐さと云い、お雛さまの世界のようです。ありがとうございました。
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○赤い「蛍ぶくろ」はもう絶えたのかと思っていましたら、他の場所に植えられてソッと咲いていました。
正式名は「アケボノホタルブクロ」(曙蛍袋)と云うのですと坊守が教えてくれました。成るほど、これも優雅です。