前回(ホスピス②)の続きです。
ホスピスは患者さんの安らかな余生を軸にケアをしていくので
痛みがあれば、病原を治療するのではなく、痛みを軽減することしかしません
当初、タイレノールという痛みを軽減する薬を使っていたけれども
あまり効果がないということで、モルヒネのパッチを使う事になりました。
(このモルヒネは麻薬ではなく、医療で使用されるものです)
モルヒネを使うと決めたのは、診察に来ていたホスピスの医療スタッフですが
実際に処方するにはかかりつけ医の承認が必要になります。
そこで、医療スタッフはグランパの部屋から直接かかりつけ医に電話
電話上で承認を貰い、30分ほどでパッチがグランパの皮膚に貼付けられました。
パッチがどこからどのように来たのかはわかりませんが、対応が早かったです
また、Assisted livingは介護施設ではないので、
身の回りの世話は基本的に自分でやらなくてはいけませんが
ホスピスケアに入ると看護師さんが体を綺麗にしてくれたり
マッサージをしてくれたりします
痛みで体の自由が効かなくなってきていたグランパにとって
これらのケアはとても良かったです
それから、電動ベッドやケアに必要な備品は全て無償で
ソーシャルセキュリティーでカバーされるそうです
ケアを受けて、これまでにない位気持ち良さそうな表情をしているグランパを見て
ほのぼのと心から「気持ち良さそうで良かったな~
」と思いました。
ケアを受けている途中に気持ち良さそうに寝入ったグランパ
ケアを受け始めて2日。
えいやとまっちゃんにとって
これが最後にコミュニケーションを取った日でした。
←習うのと実際に見るのでは全然違う
次回(アメリカのお葬式)に続く。
ホスピスは患者さんの安らかな余生を軸にケアをしていくので
痛みがあれば、病原を治療するのではなく、痛みを軽減することしかしません

当初、タイレノールという痛みを軽減する薬を使っていたけれども
あまり効果がないということで、モルヒネのパッチを使う事になりました。
(このモルヒネは麻薬ではなく、医療で使用されるものです)
モルヒネを使うと決めたのは、診察に来ていたホスピスの医療スタッフですが
実際に処方するにはかかりつけ医の承認が必要になります。
そこで、医療スタッフはグランパの部屋から直接かかりつけ医に電話

電話上で承認を貰い、30分ほどでパッチがグランパの皮膚に貼付けられました。
パッチがどこからどのように来たのかはわかりませんが、対応が早かったです

また、Assisted livingは介護施設ではないので、
身の回りの世話は基本的に自分でやらなくてはいけませんが
ホスピスケアに入ると看護師さんが体を綺麗にしてくれたり
マッサージをしてくれたりします

痛みで体の自由が効かなくなってきていたグランパにとって
これらのケアはとても良かったです

それから、電動ベッドやケアに必要な備品は全て無償で
ソーシャルセキュリティーでカバーされるそうです

ケアを受けて、これまでにない位気持ち良さそうな表情をしているグランパを見て
ほのぼのと心から「気持ち良さそうで良かったな~

ケアを受けている途中に気持ち良さそうに寝入ったグランパ

ケアを受け始めて2日。
えいやとまっちゃんにとって
これが最後にコミュニケーションを取った日でした。


次回(アメリカのお葬式)に続く。
アメリカでの生活、大変かと思いますががんばってくださいね。
病院で受けるケアが非人間的という意味ではないけど、病院に入る第一目的は治療だから、患者自身のケアというよりは、病気のケアになってしまうんだよね。
それに比べてホスピスの緩和ケアは治療を目的とせず、患者のwelfareを第一目的としているから、patient centeredで、すごく人間的な暖かいケアだな~と思ったよ。
あと数日でCNAのクラスが始まるから、この経験を実際に活用出来るといいな。