memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

アクセサリーミュージアム

2015-12-29 07:25:44 | FASHION
2015年12月2日朝日の夕刊「美博ピックアップ」より。

なんと、「アクセサリーミュージアム」があるそうだ。
それもジュエリーではなく、コスチュームジュエリーの。

大手アクセサリー製造問屋の2代目として生まれた田中元子館長が
「日本でものづくりを志す若者たちに自分の知っている技術を伝えたい」と2010年に個人邸宅を改装し開館。貴金属や宝石など高価な材料を用いたジュエリーでなく、素材を問わずに服装に合わせて楽しむ装身具であるコスチュームジュエリー約2500点を1800年代から時代順に展示しているそう。

記事で紹介されているアクセサリー2点の写真が魅力的。

* クリスチャン・ラクロワのネックレス(1980年代初期)

七宝、ガラス、サンゴ、プラスチックなど数種の素材を豪華に使い幾重にも織り交ぜたネックレス。
エルメスやジャン・パトゥのアクセサリーデザイナーを務め自身のメゾンを設立したラクロワの、装飾的でポストモダンな作風が表れている。
制作当時はバブル全盛期で、ボディーコンシャスの洋服に大きなアクセサリーを合わせるのが流行だった。

* クリスチャン・ディオールのネックレス(1940~60年代)

第2次世界大戦後に発表したコレクション「ニュールック」で一躍世界のファッションリーダーとなったディオール。
当時高い技術と権力を誇っていたパリの「グリポワ工房」と共作したスズランがモチーフのネックレスは、溶かしたガラスを真鍮の枠に流し、金めっきを施している。

◆東京都目黒区上目黒4-33-12

☎03・3760・7411 10~17(入館は30分前まで)月・第4.5日曜日休み 1000円(学生600円)




コメントを投稿